【奈良】奈良「薬師寺」

世界遺産 薬師寺 奈良

薬師寺

法相宗の大本山
天武天皇の発願によって680年に創建され、白鳳時代の代表的な寺院建築として知られている
薬師寺は、金堂、東塔、西塔、大講堂、食堂などの堂宇が立ち並び、白鳳伽藍の壮麗な姿を今に伝えている

薬師寺には、国宝や重要文化財に指定された仏像や絵画など、数多くの宝物がある
中でも、本尊の薬師如来像は、白鳳時代の仏像彫刻の代表作として知られている
その他にも、日光菩薩像、月光菩薩像、十二神将像、吉祥天女像など、見どころ満載

薬師寺では年間を通して多くの行事が行われているが、4月に行われる「灌仏会」、10月に行われる「修正会」は、特に重要
灌仏会は、釈迦如来の誕生を祝う行事であり、甘茶をかけてお釈迦像を供養し
修正会は、1年間の無病息災を祈願する行事

2023年4月21日、薬師寺の東塔の約110年ぶりの大規模修理が完了し、落慶法要が営まれた
東塔は、薬師寺創建当初から残る唯一の建物であり、国の重要文化財に指定されている
今回の修理では、傷んだ瓦や木材を交換し、金箔を貼り替えるなど、徹底的な修復作業が行われた

東塔の修理に続いて、2024年1月から薬師寺西塔の解体修理が始まった
西塔は、東塔よりも後に建てられたものですが、こちらも国の重要文化財に指定されている
今回の修理では、東塔同様に傷んだ瓦や木材を交換し、金箔を貼り替えるなど、徹底的な修復作業が行われる予定
西塔の修理は、2026年3月まで続く見込み

また、薬師寺では、金堂や大講堂などの伽藍復興プロジェクトを進めており
金堂は、薬師寺の創建当初からあった建物ですが、16世紀に焼失
大講堂は、13世紀に焼失して以来、再建されていない
このプロジェクトでは、これらの建物を文献や発掘調査に基づいて復原する予定
金堂の復原は、2028年、大講堂の復原は、2030年の完成を目指している

住所 〒630-8563 奈良県奈良市西ノ京町457
TEL 0742-33-6001

ホームページ

奈良薬師寺 公式サイト|Yakushiji Temple Official Web Site

法相宗大本山 薬師寺の公式サイトです。国宝・重要文化財、お写経や行事をご紹介。…

カテゴリー: 奈良県
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