【ブラジル】世界遺産「パラチーとグランデ島 文化と生物多様性」

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パラチーとグランデ島

ブラジル南東部にあるリオデジャネイロ州の港町パラチーと、その沖合に浮かぶグランデ島からなる複合遺産
大西洋岸森林地帯と呼ばれる生物多様性豊かな地域に位置し
マングローブ林、海岸線など、様々な生態系が存在し、多くの動植物が生息している

パラチーは、かつて金鉱山への玄関口として栄えた港町
さらに、ヨーロッパと南米が入り混じった文化も育まれているのが特徴
17世紀から18世紀にかけて建てられたコロニアル様式の建物の当時の面影を残す街並みは、世界遺産の重要な要素となっている
金をヨーロッパへと送り出すための港として栄えたが、そこでは多くの黒人奴隷が連れてこられていた

グランデ島(イーリャ・グレンジ/グランジ島)は、もともとはハンセン病の隔離施設や刑務所があり、自由な移動や入植は禁止されていた
島にはこの地方固有種も多く見られ、カッショクホエザルやタテガミナマケモノ、アカボウシインコなど、絶滅危惧種も生息している

カテゴリー: ブラジル
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