【ふるカフェ系 ハルさんの休日】群馬・甘楽町〜昔も今もハブのカフェ『古民家かふぇ 信州屋/喫茶オバタ』2025/6/5放送

 
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上州福島駅「古民家かふぇ 信州屋」

日本名水百選にも選ばれた「雄川堰」が流れる城下町小幡の桜並木にひっそりと佇む、訪れる人々に懐かしさと癒しを提供する特別な場所です。
カフェは、明治時代後期から昭和にかけて、地域の人々の暮らしを支え続けた「よろず屋」であった歴史ある建物を、往時の面影をそのままに大切に改修したものです。
建物自体は、明治38年(1905年)に信州から移住してきた宮嶋仁三郎氏によって建てられました。
元々は呉服や質屋として創業し、その後は薬、煙草、雑貨など、生活に欠かせない多様な品々を取り扱う商店として、小幡地区の経済と住民の生活を長きにわたり支えてきました。
大正から昭和初期にかけては養蚕業も営まれ、昭和初期には隣接して自転車なども販売する別棟「宮嶋商店」が建てられるなど、時代の変遷と共に地域の中心的な存在として栄えてきました。
このような豊かな歴史を持つ建物を再生させた「古民家かふぇ 信州屋」は、ただのカフェに留まらず、地域の歴史と文化を五感で感じられる貴重な空間となっています。

現在、信州屋は、無料休憩所、観光案内所としての役割も担っており、城下町小幡の歴史散策に訪れた人々が気軽に立ち寄れる拠点となっています。
1階では喫茶スペースが「喫茶オバタ」として運営され、香り高いコーヒーや抹茶オーレ、紅茶といった定番ドリンクに加え、桜ソーダやアップルゼリージュース、カムカムドリンクといった個性的なメニューも楽しめます。
また、バニラアイスやチョコレートケーキなどのデザート、さらには焼きおにぎりセットや和菓子セットといった軽食も提供されており、小腹を満たすのにも最適です。
カフェの一角では、シルクのハンカチや木籠に入ったアロマ製品、御朱印帳など、甘楽町ならではの可愛らしいお土産品も販売されており、旅の思い出を持ち帰る楽しみもあります。
2階は多目的室として開放され、ゆったりと過ごせる休憩スペースとなっています。
裏庭には美しい庭園とトイレが整備されており、季節の移ろいを感じながら、くつろぎの時間を過ごすことができます。

  • おこじはん(軽食)・・・轟みそを塗った焼きおにぎりと味噌汁
住所 群馬県甘楽郡甘楽町大字小幡7
TEL 0274-74-6061

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