名栗の清流沿いに佇む「名栗温泉 大松閣」は、創業100年を超える歴史を持つ老舗旅館として、訪れる人々に心安らぐひとときを提供しています。

大松閣の最大の魅力は、なんといってもその唯一無二のロケーションと、地元優良木材「西川材」をふんだんに使用した木の温もり溢れる空間です。
館内に一歩足を踏み入れると、木々の香りと川のせせらぎが心地よく響き渡り、日常の喧騒から解き放たれるような感覚に包まれます。

特に注目すべきは、翠明館最上階5階に位置する展望大浴場です。
眼前に広がる雄大な山々の景色を眺めながら湯浴みを堪能できる露天風呂は、まさに絶景。
自家源泉の「名栗ラジウム鉱泉」は、低張性アルカリ性冷鉱泉で、刺激が少なく肌に優しい柔らかな泉質が特徴です。
泉温は副交感神経が優位に働くよう約40度とやや温めに設定されており、ゆったりと長く浸かることで心身ともに深いリラックス効果が得られます。
神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復、冷え性など、幅広い効能が期待できるのも嬉しい点です。
貸切風呂も「木風呂」「土風呂」「岩風呂」の3種類が用意されており、プライベートな空間で温泉を満喫できます。
一部客室には天然温泉の内湯も備えられ、より贅沢な湯浴みを楽しめます。

食事は、阿部板長が腕を振るう季節の会席料理が自慢です。
地元の旬の食材をふんだんに使用し、素材の味を最大限に引き出した料理は、目にも美しく、舌を唸らせるものばかり。
特にきのこ鍋や和牛会席、そして鮎料理は、多くの宿泊客から高い評価を得ています。