【愛知】名古屋「チェントロ（Centro）」

画像はイメージです。

高岳駅「チェントロ（Centro）」

地下鉄桜通線の高岳駅から歩いて約10分の静かなエリアに、食通の方々から愛され続けるイタリア料理店、チェントロがあります。地元の名古屋市東区泉のこの場所で、オーナーシェフは2000年の春に店を開き、以来20年以上にわたり、小さなイタリア料理店としてお客様を迎えてきました。2022年12月には、旧店舗のすぐ隣へ新規移転を果たし、より心地よい空間へと生まれ変わりましたが、開業当時から変わらず「楽しかった！また来るね！」というお客様の言葉を励みに、温かいサービスと料理を提供し続けていらっしゃいます。

このお店の最大の特徴は、お客様一人ひとりをイメージしながらコースを組み立てる「おまかせ料理」を基本としている点です。そのため、その日の季節の食材の仕入れ状況や、来店されたお客様の顔ぶれに応じて、隣のテーブルとは異なる料理が運ばれてくることもあるそうです。アレルギーや苦手な食材についても、予約時に伝えればできる限り対応してもらえる配慮があり、まさに「お客様のための」一皿を追求する姿勢が、食の喜びを深く感じさせてくれます。初めて訪れる方には、お店の魅力を存分に味わえるよう、少しずつ色々な料理を楽しめるおまかせ料理が特におすすめされています。また、店内はゆったりと落ち着いた空間で、記念日や大切な接待にも選ばれる人気店で、グルメサイトの「イタリアン百名店 2025」にも選出されています。

チェントロが提供するお料理は、その時々の旬の素材を活かした、洗練された一皿ばかりです。例えば、ある春の日のメニューには、口の中でとろけるような甘さが魅力の宮崎とうもろこしゴールドラッシュを使った冷静ポタージュや、北海道から届く新鮮な無添加うにとボルティエ海藻バターの小さなトーストといった、素材の持つ力を引き出す繊細な前菜が登場します。

お肉料理にも強いこだわりが見られ、スペイン産のイベリコ豚の生ハムは、本場ベルケル社のスライサーを用いて丁寧にカットされ、その場で最も美味しい状態でお客様に届けられます。また、メイン料理の一例としては、豊かな風味の河内鴨と、それに添えられるカワチのクレソンが絶妙なハーモニーを奏でます。パスタ料理では、滋味深い味わいのPASTA 梶島ボンゴレが人気で、魚介の旨味がしっかりと麺に絡み、多くの方を魅了しています。さらに、じゃがいもの優しい甘さと芳醇なトリュフの香りが重なるじゃがいもとトリュフのグラタンなど、随所にシェフの確かな技術とアイデアが光るメニューが並びます。