【東京】吉祥寺「名代 富士そば 吉祥寺店」

そば 麺類 食事

吉祥寺駅「名代 富士そば 吉祥寺店」

吉祥寺駅の賑わいのすぐそばに店を構える「名代 富士そば 吉祥寺店」は、忙しい日常を送る方々の心とお腹を満たしてくれる、街のそば屋さんです。名代 富士そばは、1972年(昭和47年)に東京・渋谷で1号店を開業して以来、50年以上にわたって首都圏を中心に展開を広げてきました。その歴史はさらに古く、前身となる立ち食いそば店「そば清」を1966年(昭和41年)に展開したのが始まりと言われています。創業当初から「手軽に本格的なそばを楽しめる店」という思いを大切にし、当時はまだ珍しかった24時間営業をコンビニエンスストアが普及する前から導入するなど、時代の変化を先取りし、現代人のライフスタイルに寄り添い続けています。

このチェーンが多くの人々に愛される大きな理由の一つが、業界の先駆けとなった取り組みです。名代 富士そばは、1987年に立ち食いそば店としては珍しく新鮮な「生そば」を導入したことで話題を集めました。これは、早く提供するという立ち食いそばの特性と、美味しさを両立させるためにたどり着いた独自の答えであり、蕎麦粉4割という「黄金比」を自負するオリジナルの生そばが、その味の決め手となっています。また、富士そばを語る上で欠かせないのが、創業者である丹道夫会長のユニークなエピソードです。丹会長は、実は作詞家「丹まさと」としても活動しており、55歳で本格的に作詞を学び、プロデビューを果たした後、30曲以上のCDをリリースし、ヒット曲も生み出しているという異色の経歴を持っています。このような遊び心と挑戦の精神が、お店の個性にも表れているのかもしれません。かつては立ち食い形式が中心でしたが、現在では多くの店舗でテーブル席やカウンター席を設けており、誰もがゆったりと食事を楽しめるように進化しているのも嬉しい特徴です。

名代 富士そばは、そばやうどんだけでなく、バラエティ豊かなご飯物も充実していることで知られています。中でも、特に若年層からの人気を集めているのが、ボリュームたっぷりの肉富士そばです。この一品には、甘辛く煮込まれた豚肉と、まろやかな温泉玉子、風味豊かな海苔がトッピングされており、そばつゆとの相性も抜群で、スタミナをつけたいときにもぴったりです。

また、カツ丼は、そば屋ならではの甘めの出汁がたっぷりと染み込んだ味わいが特徴で、ご飯ものの中で高い人気を誇る定番メニューとなっています。そして、ぜひ一度試していただきたいのが、隠れた名物として知られるコロッケそばです。じゃがいもの自然な甘さが魅力の野菜コロッケが、熱々のそばつゆに浸されることで、コロッケの衣に出汁の塩味が染み込み、ソースとは異なる独特の美味しさが生まれます。このように、定番の味を守りながらも、過去には鶏塩そばのような店舗限定のユニークなメニューを試みるなど、常に新しい美味しさを追求する姿勢も、多くのお客様を惹きつけている理由の一つと言えるでしょう。手軽に本格的な味を、時間やシーンを問わず楽しめる名代 富士そばは、吉祥寺を訪れた際には立ち寄りたい、心強い存在です。

  • 冷しゆず鶏ほうれん草 580円
住所 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-1-2
電話 03-6276-3526

ホームページ

名代 富士そば(ダイタングループ)

東京都内を中心に首都圏で立ち食いそば屋「名代 富士そば」を展開しております。…

行く前に!見どころ&口コミをチェック

名代 富士そば 吉祥寺店 – Retty(レッティ)

こちらは『名代 富士そば 吉祥寺店(吉祥寺/そば(蕎麦))』のお店ページです。実名でのオススメが24件集まっています。Rettyで食が好きなグルメな人たちからお店を探そう!…

カテゴリー: 日村勇紀武蔵野
モバイルバージョンを終了