【マツコの知らない世界】山形ラーメン おすすめリスト

ラーメン

マツコの知らない世界 2025/11/4放送

山形ラーメンVS新潟ラーメンの世界 おすすめリスト

山形ラーメンを紹介してくれた大類さんの祖父が営むラーメン店

山形駅「平吉ラーメン」

山形市富の中という場所にある平吉ラーメンは、地元に長く愛されている個性豊かなラーメン屋さんです。実はこちらのお店、もともとは瀬戸物屋さんとして営業されていて、ラーメンが評判となり、本業と趣味が逆転してしまったという珍しいエピソードを持っています。現在でもその名残として、店内には美しい瀬戸物が陳列されていて、ラーメンを味わうついでにお気に入りの器を探すという、楽しい体験ができるお店でもあります。

平吉ラーメンで特筆すべきは、牛骨のみをじっくりと煮込んだスープをベースにしている点です。山形のラーメン店では、鶏ガラや魚介ベースのところも多い中で、牛骨をメインとするスープは非常に個性的で、透き通るようなクリアな見た目をしています。このスープは、牛骨特有の自然な甘みと旨みがギュッと凝縮されていながら、後味はスッキリとしていて飲みやすいのが特徴です。また、トッピングのチャーシューにもこだわりがあり、脂身がほとんどない山形牛のチャーシューが使われています。このチャーシューは噛みしめるほどに旨味が口の中に広がるタイプで、牛骨スープとの相性も抜群です。

お店の基本となるメニュー、平吉ラーメンは、この牛骨スープに、コキコキとした独特の食感が楽しめる中細の縮れ麺が組み合わされています。スープの旨みをしっかり持ち上げてくれる麺の食感と、素朴ながらも奥深いスープの味わいが、多くのファンを引きつけてやみません。シンプルながらも完成された一杯は、初めて訪れる方にぜひ味わっていただきたい逸品です。

山形といえば「冷やしラーメン」が有名ですが、平吉ラーメン冷やしラーメンもまた、夏の人気メニューとして知られています。牛ダシのクリアなスープを冷製にすることで、牛の甘みや醤油のカエシの美味しさがさらに際立ち、ゴクゴクと飲めてしまうほどだと言われます。彩りとしてキュウリやトマトがあしらわれ、見た目にも涼しげで、暑い日には格別の美味しさです。冷やしラーメンにトッピングされた牛チャーシューは、温かいスープでいただくよりも、冷たいスープの中でこそダイレクトに旨みが感じられ、さらに美味しくなると評判です。また、寒い季節には、ピリッとした辛さが食欲をそそる辛ねぎみそラーメンや、風味豊かなみそラーメンも人気があり、常連さんの間では、その日の気分や季節に応じてさまざまなメニューを楽しむ方が多いそうです。牛骨ベースというユニークな個性を持ちながら、どこか懐かしく、心あたたまる味わいは、山形駅周辺を訪れたらぜひ足を伸ばして体験していただきたいお店のひとつです。

  • ラーメン 650円
住所 山形県山形市富の中4-6-37
電話 023-645-4795

酒田市 酒田ラーメン

「三日月軒 緑ケ丘店」

山形県酒田市で長年愛され続けている「酒田ラーメン」の伝統を守り、さらに進化させ続けているお店が、こちらの三日月軒 緑ケ丘店です。酒田ラーメンの系統の中でも「月系」と呼ばれる流れを汲む人気店の一つで、そのルーツは1956年頃に遡ると言われています。三日月軒 緑ケ丘店は、そうした酒田の食文化の歴史を受け継ぎながら、2019年に三日月軒 中町店のご子息が新たにオープンさせた、もっとも新しい支店にあたります。住宅街の一角にありながら、多くの方が訪れる憩いの場所として親しまれています。

このお店の最大のこだわりは、なんといっても麺の製法にあります。三日月軒の伝統を継承する「棹麺(カムミョン)」という、鉄棒を使い力強く打つ完全自家製の手打ち麺を使い続けているのです。熟成を経て生まれる、コシが強く滑らかな細ちぢれ麺は、まさに職人の技が光る芸術品です。この伝統的な麺を活かすスープは、煮干しや昆布といった魚介類を軸に、動物系の旨味を丁寧に合わせたあっさり系で、正統派の酒田ラーメンの特徴をしっかりと体現しています。中町店の味をベースにしつつも、緑ケ丘店の店主がこれまでの経験を加えて作り上げた一杯は、伝統を大切にしながら、より多くの方に喜んでいただけるよう工夫されているのですね。あっさりとした「月系」のイメージが強い酒田ラーメンですが、こちらのお店では、限定メニューとして「燕三条系」を意識した背脂ラーメンなど、パンチの効いた現代的な一杯にも挑戦しており、伝統と新しさが共存している点が大きな魅力です。

お店を代表するメニューは、やはり定番の中華そばです。透明感のある澄んだスープと、のど越しの良い細ちぢれ麺の相性は抜群で、地元の方々にとっては故郷の味とも言えるでしょう。正統派酒田ラーメンらしく、麺の量は200グラムとボリュームも満点なのが嬉しいところです。そして、中華そばと並ぶ人気を集めているのがワンタン麺です。ツルリとした薄皮に、ひき肉とチャーシューの端肉を使った餡が優しく包まれたワンタンが、あっさりスープの中で絶妙なハーモニーを奏でます。皮の食感も楽しんでいただきたいという思いから、この薄皮が使われているそうですよ。

さらに、季節限定のメニューにも注目が集まります。山形県の食文化として知られる冷やしラーメンは、期間限定で登場するたびに評判になります。煮干し出汁の風味が爽やかなあっさり塩スープに、もちもち感が特徴の自家製麺がよく絡み、後味のすっきり感がたまりません。また、新しい試みとして提供されている魚介豚骨つけめんもおすすめです。麺の美味しさをより感じられるようにと手切りで太麺にしており、長時間じっくりと炊き出した濃厚なスープと絡めていただく、食べ応えのある一品です。どのメニューにも欠かせないチャーシューには庄内豚が使われており、やわらかく煮込まれた厚切り肉の旨味は、極上のラーメン体験をさらに豊かなものにしてくれます。伝統を継承しながら、新しい酒田ラーメンの可能性を追求し続ける、このお店の姿勢を感じてみてください。

  • 中華そば(中) 850円
住所 山形県酒田市緑ケ丘2-2-7

新庄市 とりもつラーメン

新庄駅「梅屋」

山形新幹線の終着駅、新庄駅から少し足を延ばした千門町にある、地元の方々に長く愛されている人気のラーメン店です。1996年6月の創業から、新庄のラーメン文化を支える名店として親しまれています。

お店の大きな特徴は、この新庄・最上地方の食文化として親しまれている「とりもつラーメン」が名物であることです。
その地域の食を盛り上げる「新庄・最上 愛をとりもつラーメンの会」で、なんと事務局を務めているお店でもあります。そのキャッチーなフレーズの通り、美味しいモツラーメンが人々の縁を結ぶという願いも込められているのですね。お店の代名詞とも言えるこの「モツらあめん」は、創業から2年後の1998年頃より提供が始まり、たちまち多くの方を惹きつける看板メニューとなりました。

看板メニューである「モツらあめん」は、あっさりとした鶏ガラベースの醤油スープが特徴です。鶏ガラを主体とした優しい味わいのスープは、モツの風味を邪魔することなく、見事なバランスでその美味しさを引き立てます。麺は自家製の程よい太さの中細麺を使っていて、つるりとした口当たりがスープとよく絡み、麺の美味しさが際立ちます。山形県内では麺の量が多めのお店が多いのですが、こちらでもたっぷりと麺が入り、食いしん坊の方でも大満足のボリューム感です。具材のモツは5種類から6種類ほども入っていて、レバーなどもふんだんに使われています。噛むほどに旨味が広がるモツの食感と、あっさりスープの組み合わせが絶妙で、ついつい最後まで飲み干してしまう美味しさです。

また、定番の「らあめん」も、鶏ガラ醤油のスープと自家製麺の相性の良さを純粋に楽しめる一杯として人気があります。さらに、季節の限定メニューや、夏場に特に爽快感を味わえる「中華ざる」もおすすめです。自家製麺の良さが際立つ「中華ざる」は、さっぱりと食べたい方にぴったりです。チャーシューの旨味を堪能したい方には、定番のラーメンにたっぷりとチャーシューを乗せた「ちゃあしゅうめん」も用意されています。他にも、ピリ辛のスープが食欲をそそる「ピリ辛らあめん」も隠れた人気メニューです。店内には小上がり席もあるため、ご家族連れの方でもゆっくりとお食事を楽しめますし、麺を少なめにしたり半分にしたりできるサービスもあるため、お子様や連食を楽しむ方にも優しいお店の配慮が嬉しい。

  • モツらあめん 850円
住所 山形県新庄市千門町3-16
電話 0233-22-3910

行く前に!見どころ&口コミをチェック

梅屋 – Retty(レッティ)

[ラーメン好き人気店] こちらは『梅屋(新庄/ラーメン)』のお店ページです。実名でのオススメが10件集まっています。Rettyで食が好きなグルメな人たちからお店を探そう!…

山形市 冷やしラーメン

山形駅「栄屋本店(さかえやほんてん)」

栄屋本店は、山形市の中心街に近い場所で、長きにわたり地元の方々や観光客に親しまれている、山形を代表する麺類のお店です。お店の歴史は古く、昭和7年(1932年)にそば屋として開業したことにさかのぼります。現在では山形名物として全国にその名を知られる冷しらーめんを、日本で初めて考案したお店として、その歴史に確かな一歩を刻んでいます。

この冷しらーめんが生まれるきっかけとなったのは、お店を訪れたお客さんから投げかけられた、夏の暑さの中での素朴な一言でした。それは、「そばは冷たいものがあるのに、中華そばには冷たいものがないのか」というものでした。初代店主の阿部専四郎氏が、この要望に真摯に向き合い、冷たいスープで中華麺を味わうという斬新なアイデアを実現させるために、試行錯誤の研究を重ねました。中でも難しかったのは、スープに含まれる油が冷たくなると固まってしまうという課題を克服することでした。初代店主は研究を繰り返し、約1年の歳月をかけて、冷たいスープでも油が固まらず、さわやかで風味豊かな味わいを保つ、独自のスープを開発しました。そして、昭和27年(1952年)に、この唯一無二のラーメンがメニューとして登場し、「冷しらーめん」の歴史が幕を開けました。今では山形の夏の風物詩として知られていますが、地元では季節を問わず、一年を通してこの冷しらーめんを求めて多くの方が訪れています。

栄屋本店の元祖冷しらーめんは、秘伝のかつおと昆布をベースにした、奥深い風味のスープが自慢です。スープには大きな氷が浮かべられ、見た目にも涼しげで、そのさっぱりとした味わいは最後まで飽きさせません。一般的なラーメンのチャーシューには豚肉が使われることが多いのですが、こちらの冷しらーめんには牛のチャーシューが添えられている点も特徴の一つです。牛チャーシューの旨みと、和風のすっきりとしたスープ、そしてもちもちとした食感の麺が組み合わさって、長年愛される独特のおいしさを生み出しています。

また、お店は創業当初はそば屋であった歴史を持つため、手打ちのそばやうどんもメニューに並んでおり、根強い人気があります。温かいラーメンを好む方には、あっさりとした味わいの中華そばもおすすめです。澄んだ琥珀色のスープは、どこか懐かしいホッと落ち着くおいしさがあり、創業当時からの技術が息づいています。そのほかにも、彩り豊かな具材がたくさんのった五目ラーメンや、地元の鮭川村の特産品であるくまちゃんなめこを使用したなめこラーメンなど、麺類のメニューが大変豊富に揃っており、何度訪れても新しい味に出会う楽しさがあります。座敷席も用意されているので、ご家族やグループでもゆったりと食事の時間を楽しめるのが嬉しいところです。

  • 冷やしらーめん 1000円
  • 栄らーめん 1100円
住所 山形県山形市本町2-3-21
電話 023-623-0766

ホームページ

南陽市 赤湯からみそラーメン

赤湯駅「赤湯ラーメン 龍上海 赤湯本店(リュウシャンハイ)」

山形県南陽市の赤湯温泉街に長年愛される、ご当地ラーメンの元祖として知られるお店が、赤湯ラーメン 龍上海 赤湯本店です。
このお店は1958年(昭和33年)に初代・佐藤一美さんによって創業されました。
開店当初は、製麺から調理まで一貫してこだわる「自家製ラーメンの店」として、昔ながらの醤油ラーメンをメインで提供していたそうです。
しかし、当時はまだラーメンがあまり一般的ではなかったため、仕込んだスープの多くが売れ残ってしまう日々が続きました。
もったいないと感じた初代は、その残ったスープを自宅に持ち帰り、味噌を加えて味噌汁代わりにして家族で食べていたといいます。
この味噌汁に、当時13歳だった二代目が麺を入れて食べたところ、「これは美味しい」と初代に勧めたことが、後に店の看板となるラーメンの誕生のきっかけとなりました。
このひらめきから初代が研究を重ね、地元の赤味噌に、赤湯地区で古くから作られていた唐辛子「石焼南蛮」やニンニク、秘伝の香辛料を練り合わせた特製の辛味噌を、味噌ラーメンにトッピングするという、当時としては斬新なスタイルを1960年(昭和35年)に確立させたのです。
この特製辛味噌をのせたラーメンは、後に赤湯からみそラーメンとして全国にその名を知らしめることとなり、札幌の味噌ラーメンが有名になる10年以上も前に誕生していたという歴史を持っています。

赤湯ラーメン 龍上海の最大の魅力は、やはり丼の真ん中に鎮座する真っ赤な特製「からみそ」です。
煮干しや豚骨、鶏ガラ、タマネギ、ニンジンなどをじっくり煮込んだコクのあるスープは、実は味噌の風味が強すぎないあっさりとした仕上がりで、辛味噌を溶かさない状態で、まずは煮干しの旨味が際立つ味噌ラーメンの味を楽しむことができます。
そして、食べ進めながら少しずつ「からみそ」をスープに溶かしていくのが、このラーメンの醍醐味です。
特製の辛味噌が溶け出すと、ニンニクや唐辛子の風味が広がり、味噌の旨味と相まって、深みとパンチのある味わいへと変化していきます。
また、麺は出前をしても伸びにくいようにと工夫された、コシが強くモチモチとした食感の自家製太縮れ麺で、濃厚なスープや辛味噌との絡みも抜群です。
初代が「美味しいラーメンを食べてもらいたい」という一途な思いでラーメンを作り続けた精神は、三代目へとしっかりと受け継がれ、今日も赤湯の地で多くのお客様に愛され続けています。

看板メニューの赤湯からみそラーメン以外にも、お店のルーツを感じられるメニューとして、創業当初からの味を受け継ぐ醤油味の赤湯ラーメンもおすすめです。
こちらは鶏ガラをベースに肉や魚介の旨味をふんだんに使い、丁寧に仕込まれたスープが自慢で、昔懐かしい素朴な美味しさが特長の定番の一杯です。
また、チャーシュー好きの方には、国産の豚バラ肉を特製の醤油でじっくり煮込んだ、トロトロ食感のチャーシューがたっぷりとトッピングされたからみそチャーシューメンや、しょうゆチャーシューメンも大変人気があります。
特にからみそチャーシューメンは、特製チャーシューの豊かな旨味と、からみその刺激的な辛さが相まって、食欲を一層掻き立てる贅沢な一杯として親しまれています。
暑い季節には、昔ながらのさっぱりとした味わいが楽しめる冷やし中華や、龍上海特製の辛味噌を組み合わせた冷やしからみそも期間限定で登場し、こちらもファンが多いメニューです。
山形のご当地ラーメンを代表する赤湯ラーメン 龍上海 赤湯本店は、地元の方はもちろん、2005年に新横浜ラーメン博物館に出店して以降、全国各地から多くの方が訪れる名店となっています。

  • 赤湯からみそラーメン 1000円
住所 山形県南陽市二色根6-18
電話 0238-43-2952

ホームページ

米沢市 米沢ラーメン

米沢駅「支那そば 熊文(くまぶん)」

山形県米沢市の味として、地元の方々に長年愛され続けているのが「支那そば 熊文」です。米沢ラーメンの代表格として、県外からも多くの方がその味を求めて足を運んでいます。米沢ラーメンの特徴である、水分を多く含んで練り上げる「多加水」の細縮れ麺と、鶏ガラや煮干しをベースにしたあっさりとした醤油スープが織りなす優しい味わいが、多くの人を惹きつけています。

こちらのお店は平成の始め頃から営業を続け、地元に根付いた味を守り継いでいます。特に注目されているのが、伝統の味を受け継いだ若い店主の物語です。先代のご主人が約30年かけて築いた味とお店を、2019年4月に当時21歳の職人さんが引き継がれました。彼は高校生の頃からアルバイトとして「ラーメンをつくり続けたい」という一心で働き、先代からバトンを託されたそうです。先代からの教えを大切に守り、愛情をもって伝統の味を守り続けている、心温まるエピソードはお店の大きな魅力の一つとなっています。

熊文の看板メニューは、なんといっても中華そばです。別名支那そばとも呼ばれ、米沢ラーメンの王道とも言える一杯です。煮干し、鶏ガラ、豚ガラなど、それぞれの旨味がバランス良く溶け合ったスープは、あっさりした見た目からは想像できないほどの深いコクがあります。生醤油がその旨味をひとつにまとめ上げ、まろやかで豊かな香りを加えています。スープを一口含むと、体に染みわたるような優しい味わいが広がり、ついつい飲み干してしまうというお声も多いです。 米沢市内の製麺所で作られたツルツルとした喉ごしの良い多加水細縮れ麺が、このあっさりスープと絶妙に絡み合い、飽きのこない美味しさを生み出しています。

そのほかにも、ファンの多い魅力的なメニューが揃っています。例えば、食べ応えのあるチャーシューメンは、柔らかく食べやすい豚肩ロースのチャーシューが6枚も贅沢に乗せられています。程よい厚みと肉の旨みがスープと重なり合い、満足感のある人気の一品です。また、メンマラーメンは、程よく硬く大きなメンマがたっぷりとトッピングされており、メンマ好きの方にはたまらないでしょう。また、味噌ラーメンタンメンワカメラーメンなど、醤油味以外のメニューも提供されており、さらに夏季には冷し中華中華ざるといった期間限定のメニューも登場します。その日の気分に合わせて、米沢ラーメンの豊かなバリエーションを楽しんでみてください。

  • 中華そば 750円
住所 山形県米沢市春日5-2-52
電話 0238-24-3522

行く前に!見どころ&口コミをチェック

支那そば 熊文 – Retty(レッティ)

[ラーメン好き人気店☆] こちらは『支那そば 熊文(米沢/ラーメン)』のお店ページです。実名でのオススメが72件集まっています。Rettyで食が好きなグルメな人たちからお店を探そう!…

早朝5時半から行列ができる至極のちぢれ麺

乱川駅「天童製麺」

乱川駅からすぐの場所にある天童製麺は、山形県が誇る乾麺文化の歴史を受け継ぎながら、新しさも追求し続ける製麺所が営むお店です。昭和63年(1988年)に創業して以来、山形県天童市を拠点に、地元で愛される麺を作り続けてきました。この天童市は、古くから東北三大乾麺産地の一つに数えられる歴史深い土地で、豊かな自然ときれいな水に恵まれています。創業者の伊藤義廣氏は、幼い頃から祖父の鴨猟を手伝い、獲れた鴨肉で家族と鴨そばを食べる文化に親しんで育ったため、漠然と麺作りの仕事に携わりたいという思いを抱いていたそうです。一度は別の仕事に就いたものの、本当に美味しい麺を自分で作りたいという情熱を抑えきれず、一大決心をして製麺所を立ち上げました。

天童製麺の大きな特徴は、乾麺・生麺の製造販売という製麺所の本業に加え、こだわりの中華そばを提供する直営の飲食店をオープンさせたことです。特に、山形そばは田舎風の太麺が主流の中で、細い山形そばを作りたいという創業者の思いから試行錯誤を繰り返し製品化された細麺の乾麺そばそうめんは、創業当初からの看板商品として、現在も人気ナンバー1を誇っています。また、創業者の祖父である伊藤礼太郎氏には、戦後、原崎沼の鴨を守るために駐留米軍と直談判をした「鴨じいさん」のエピソードが残っており、この土地と麺への深い愛情が根付いています。平成14年(2002年)からは、宮城県名取市のゆりあげ港朝市で、麺とスープにこだわった直営の立ち食いそば店を営業していましたが、その後、満を持して地元天童市に直営のラーメン店として移転し、多くの麺好きの熱い視線を集めています。地元に製麺所がありながら、他県の朝市で長年ラーメン店として行列を作り、その人気を引っ提げて凱旋したというエピソードは、このお店の麺に対する並々ならぬ自信の証といえるでしょう。

製麺所ならではのこだわりが詰まったラーメン店の看板メニューは、その名も中華そばです。濃厚な煮干しの旨味が効いた醤油スープに、特筆すべきは製麺所直営ならではのワシワシとした食感が楽しい極太のちぢれ麺です。この麺は、硬めで歯ごたえがあり、スープの濃厚な味わいと絡み合うことで、一度食べたら忘れられない個性を生み出しています。その味わいの傾向は、山形の有名なラーメン店のスタイルにも通じるものがあると評判です。遠方からわざわざ足を運ぶお客様が多く、時間帯によっては整理券システムを導入するなど、行列の絶えない超人気店となっています。

製麺所として乾麺も根強い人気があり、特に細麺のそばそうめんの他にも、昔ながらの田舎風の太さを楽しめる王将そばや、お子様にも食べやすいと好評のよもぎめんなど、様々な種類の麺を心を込めて作り続けています。また、ラーメン店のメニューには、濃厚な煮干し醤油ダレをワイルドな太麺に絡めていただく油そばや、暑い時期に期間限定で登場する山形らしい親鳥ベースの冷たい冷たい肉中華など、個性豊かな麺料理が揃っています。乱川駅のある天童市は、将棋駒の産地として有名で、駅周辺には「倉津川しだれ桜」や「道の駅 天童温泉」など立ち寄りたくなるスポットもたくさんありますから、旅の途中に立ち寄り、製麺所が生み出すこだわりの一杯をぜひ味わってみてください。

  • 中華そば 950円
住所 山形県天童市山口703

ホームページ

天童製麺

おかげさまで創業30周年を迎えることができました。今までのお客様にもっと身近で愛される天童製麺になるのはもちろん、今まで天童製麺を知らなかった方々にも知っていただき、美味しい山形のめんを全国のみなさま……

山形の県民食 いつでもどこでも!ラーメン

東金井駅「麵屋春馬」

山形県山形市の嶋南(しまみなみ)エリア、JR左沢線東金井駅から少し歩いた場所にあるのが、長年地元の方に愛されているラーメン店、麵屋春馬さんです。長く親しまれる一杯を追求し続ける店主さんが、こだわり抜いたラーメンを心を込めて作っていらっしゃいます。

麵屋春馬さんは、以前から濃厚なスープで知られていましたが、開店から7年が経った頃、思い切ってラーメンの製法をすべて見直し、現在の煮干しを主役にしたラーメンへと舵を切りました。この変化は、お店の味をさらに深く、そして新しく彩るきっかけとなりました。地元山形には、朝にラーメンを食べる「朝ラー」の文化がありますが、麵屋春馬さんも朝7時から営業されていて、早朝から温かいラーメンを求めて多くのお客さんが訪れる人気のお店です。店内は、お一人でも利用しやすいカウンター席に加え、テーブル席や小上がりの座敷席もあり、ご家族連れや小さなお子様と一緒でもゆったりと過ごせる空間となっています。系列店として天童市には「中華蕎麦春馬」さん、山辺町にはおそばがメインの「そば処春馬」さんがあり、それぞれの場所で違った味わいを楽しめるのも、魅力の一つです。

お店を代表する一杯といえば、やはり煮干し中華そばです。スープは、カタクチイワシから丁寧に煮出した煮干しの香りと旨みが特徴的ですが、さらに豚骨スープを合わせることで、味わいに奥深さとまろやかさが加わっています。濃厚な煮干しの風味がありながらも、どこか優しさも感じられる、毎日でも食べたくなるような洗練された一杯に仕上がっています。このスープに合わせる麺は、お店の大きなこだわりで、パスタ用の粉も練りこんで作られた自家製麺を使っています。独特のもちもちとした食感としっかりとした歯ごたえが楽しめ、豊かな小麦の風味も感じられ、スープとの相性も抜群です。お客様はお好みで細麺と太麺を選べるのもうれしい点です。

また、煮干し中華そばの他にも、ファンが多い人気メニューが揃っています。背脂の甘みとコクがプラスされた、まろやかで食べ応えのあるルーキー煮干しは、濃厚な味わいがお好きな方に特に評判です。煮干しの風味をマイルドにした煮干しNG中華そばなどもあり、煮干しが少し苦手という方でも安心してお召し上がりいただけます。さらに、寒い季節でも食べたくなる濃厚な味噌味のルーキーみそや、まぜそば系の油そば、ボリューム満点のジャンク盛りといったメニューも用意されています。特につけ麺は、煮干しつけ麺煮干しNGつけ麺もあり、麺の食感をより一層楽しめる工夫が凝らされています。自家製麺のもちもち感を存分に味わえるので、ラーメンとつけ麺を食べ比べてみるのも楽しいかもしれません。麵屋春馬さんのラーメンは、工夫を凝らした自家製麺と、進化し続けるこだわりのスープが織りなす、何度でも足を運びたくなる山形を代表する名店の一つです。

  • 朝ラータイム:朝7時~9時
    まかない中華そば 800円
住所 山形県山形市嶋南2-10-12
電話 023-687-1496

行く前に!見どころ&口コミをチェック

麺屋春馬 – Retty(レッティ)

[ラーメン好き人気店] こちらは『麺屋春馬(山形市/ラーメン)』のお店ページです。実名でのオススメが66件集まっています。Rettyで食が好きなグルメな人たちからお店を探そう!…

新庄駅「たんぼめへ」

山形県のほぼ中央に位置する新庄盆地で、地元の人たちに長く愛されている大衆食堂がたんぼめへです。新庄駅から車で5分ほどの場所にあり、週末は特に多くの人が訪れて賑わいます。店名は、この地域の方言で「田んぼの店」という意味に由来していると言われ、地域に根ざした親しみやすさを感じさせます。ラーメンや中華そば、定食など、どこか懐かしいメニューが並び、多くのお客さんの胃袋を満たし続けています。

このお店の最大の特徴は、一般的なラーメン店には見られない、店主さんが提供されているユニークなサービスにあります。店主の齋藤直彦さんは、実は整体師としての顔もお持ちで、なんとラーメンを食べに来たお客さんに、ご厚意で無料で整体を施してくださることがあるのです。「体の調子が良くなった」「驚きと感動を覚えた」といった声も聞かれるほどの、手厚いおもてなしの心は、遠方から訪れる人々を驚かせ、温かいエピソードとして知られています。料理の腕前だけでなく、お客さんの心と体の疲れまで癒そうという、店主さんの優しい人柄が、このお店の大きな魅力のひとつとなっています。

たんぼめへで一番人気なのは、お店の看板メニューでもある元祖みそ中華です。その特徴は、何と言っても目を奪われるほどのボリューム感で、すり鉢のような大きな器に、麺にたどり着くのが困難なほどたっぷりの野菜がこんもりと盛り付けられています。キャベツやもやし、にんじん、キクラゲ、ネギなど、たくさんの野菜と挽肉が使われており、その山盛りの野菜のシャキシャキとした食感と、ニンニクが効いたコク深いスープの相性が抜群です。スープは甘さよりも野菜の旨味とほどよい塩気が際立っており、全体をまとめあげる優しい味わいです。麺はスープによく絡む中太の縮れ麺で、ボリューム満点の野菜とスープを一緒にいただくことで、満足感のある一杯を堪能できます。

ボリュームと個性が光るのは元祖みそ中華だけではありません。メニューには、豚モツがゴロゴロと入った食べ応えのあるスタミナラーメンや、ピリ辛のあんかけが食欲をそそるトントン麺、さらにはたっぷりのホルモンが特徴のホルモンラーメンなど、個性豊かな創作ラーメンが並んでいます。特にスタミナラーメンは、モツの旨味が溶け出したスープが人気を集めており、あんかけがたっぷりかかったもやしラーメンも野菜好きの方におすすめです。これらのメニューは、いずれも並盛でも満足度の高いボリュームがあり、お腹を空かせた人たちをしっかりともてなしてくれます。訪れた際は、ご自身の体調と相談しながら、チャレンジングで心温まる一杯を楽しんでみてはいかがでしょうか。

  • 元祖味噌中華 950円
住所 山形県新庄市五日町清水川1290-21
電話 0233-28-8180

行く前に!見どころ&口コミをチェック

たんぼめへ – Retty(レッティ)

こちらは『たんぼめへ(新庄/ラーメン)』のお店ページです。実名でのオススメが10件集まっています。Rettyで食が好きなグルメな人たちからお店を探そう!…

精肉店なのに夜はラーメン店

かみのやま温泉駅「篠原精肉店」

地元に長年愛され続けている、山形が誇る牛肉や豚肉を取り扱う精肉店です。
かみのやま温泉駅から歩いて10分少々の新丁に店を構える篠原精肉店は、昭和52年(1977年)に創業し、40年以上の長きにわたり、地域のお食卓を支えてきました。確かな目利きで選ばれた上質なお肉が、いつ訪れても店頭に並んでいるのが魅力です。とくに山形県を代表するブランド牛である山形牛は、肉質等級A5ランクのものを中心に仕入れており、濃厚でまろやかな味わいを求めるお客様から厚い信頼を得ています。精肉の他にも、お肉の旨みを活かした手作りのお惣菜も豊富で、地元の方はもちろん、かみのやま温泉を訪れる観光客の方々も多く立ち寄る人気のお店です。

篠原精肉店の最大の特徴は、最高級のA5ランク山形牛の仕入れに対するこだわりです。きめ細やかな肉質と豊かな風味を持つ山形牛の中でも、特に雌牛を主に選りすぐって取り扱っており、その確かな目利きが、お肉好きにはたまらないと評判を呼んでいます。また、精肉だけではなく、手作りの美味しいお惣菜が充実しているのも嬉しいポイントです。中でも、自家製餃子は、山形牛や国産の材料を吟味して作られており、たっぷりの野菜と優しい味わいが特徴で、すっきりとした食感なのでいくつでも食べられると人気を集めています。この自家製餃子は、その質の高さから上山市のふるさと納税の返礼品にも選ばれるほど、地元だけでなく全国的な人気を博しています。お祝い事や大切な方へのご贈答、全国への地方発送なども受け付けており、自宅用から贈り物まで幅広く利用できるお店です。

お店に並ぶ数あるお惣菜の中で、とりわけお店の一番人気として知られているのが、山形牛入りメンチカツです。贅沢にミンチされた山形牛がぎっしりと詰まっており、噛むほどに濃い旨みがじゅわっとあふれ出す上質なメンチカツは、お子様のおやつや夕飯のおかずとして大好評です。また、ご家族皆様で召し上がっていただきたい手作りの人気商品として、冷凍ハンバーグのラインナップも充実しています。山形牛の美味しさが存分に味わえる山形牛100% 極ハンバーグや、様々な種類のお肉の旨みが楽しめる山形牛入り お肉3種のハンバーグは、通信販売の人気ランキングでも上位に入る名物です。

もちろん、精肉店として本業のお肉も素晴らしく、山形牛のサーロインやヒレ、肩ロースなどのステーキ肉から、すき焼き用やしゃぶしゃぶ用まで、用途に合わせて様々な部位を提供してもらえます。また、山形牛と並び、豚肉はブランド豚の「米沢1番育ち豚」も取り扱っており、肉質の良さが際立っています。さらに、手作りの国産鶏のもも肉の唐揚げは、柔らかく歯ごたえのあるもも肉を醤油で甘塩っぱく揚げており、ご飯のおかずにも、お酒のおつまみにもぴったりです。これらの手作りお惣菜は、人気商品のため、確実に手に入れたい場合は早めの時間帯にご予約することをおすすめします。

  • とんこつしょうゆラーメン 950円
住所 山形県上山市新丁4-10
電話 023-672-2897

ホームページ

篠原精肉店|昭和52年創業の確かな目利きで最高級の黒毛和牛をお届け

山形県上山市新丁に店舗を構える「篠原精肉店」です。当店は昭和52年に創業し、確かな目利きでA5ランクの山形牛を仕入れており、店頭には常に最高級の黒毛和牛が並んでおります。当店自慢の目利きの味を全国の皆……

モバイルバージョンを終了