【東京】駒沢「洋喫華 えいらく」

カレー シチュー 食事 洋食

駒沢大学駅「えいらく」

東急田園都市線駒沢大学駅から徒歩15分ほどの世田谷区野沢の住宅街に、地元の方々に長年愛され続けている一軒のレストランがあります。それがえいらくです。1967年に開業されて以来、ご夫婦で50年以上の長きにわたり、温かい洋食の味を守り続けていらっしゃいます。店内はカウンター席とテーブル席を合わせて14席ほどの、こぢんまりとした空間ですが、昭和の雰囲気漂う懐かしい佇まいが心地よく、初めて訪れてもどこか安心できる温かさに包まれます。このお店では洋食をメインとしながらも、中華料理のメニューも楽しめることから「洋喫華(ようきっか)」とも呼ばれる、ユニークなスタイルをとっているのが大きな特徴です。

ご主人の佐藤光男さんが、およそ60年前に修行先のお店で教わった秘伝のレシピを今に伝える、歴史ある味わいが多くの人を惹きつけています。壁一面に飾られた多くの著名人のサイン色紙は、このお店の料理が時代を超えて愛されている証拠と言えるでしょう。お料理はすべてご夫婦が手間ひまかけて手作りしており、その丁寧な味わいが、まるで家族の食卓のような温もりを与えてくれます。特に、チキンファンタジーライスは、このお店を訪れたら必ず注文したい看板メニューです。

名物中の名物、チキンファンタジーライスは、鶏もも肉をピカタのようにふんわりとした卵で優しく包み込み、その上から自慢の自家製デミグラスソースをたっぷりとまとわせた、まさに洋食の王道を極めたような一皿です。このユニークな名前は、料理の仕上げに生クリームをかけた際、ご主人が「ファンタジーみたいな感じだね」と感じたことに由来しているという、心温まるエピソードが残っています。濃厚でありながらもくどすぎないデミグラスソースと、柔らかいチキン、そして卵のハーモニーが、お口いっぱいに広がり、思わず笑顔になってしまう美味しさです。

チキンファンタジーライス以外にも、長年のファンを持つ人気メニューがたくさんあります。洋食の定番であるハンバーグは、ふわふわとした食感でナイフが不要なほど柔らかいと評判で、これまた自家製のデミグラスソースとの相性が抜群です。また、オムライスも具材はシンプルながら、ご飯とケチャップの絶妙なバランスが昔ながらの美味しさを感じさせてくれます。さらに、油で揚げずに柔らかく調理されているというポークカツレツは、ヘルシー志向の方にもおすすめしたいメニューです。えいらくでは季節によってメニューが変わり、寒い季節には心も体も温まるラーメンや、じっくり煮込まれたビーフシチューなどが数量限定で登場します。一方、暑い季節には中華の要素を取り入れた、さっぱりといただけるちから五目冷やしが人気を集めるなど、訪れるたびに新しい味に出会える楽しさも魅力の一つです。長年地元の人々に愛され、多くの著名人も魅了してきたえいらくの温かい味を、ぜひ一度堪能されてはいかがでしょうか。

  • チキンファンタジー 1700円
  • ハンバーグ 1700円
  • カツカレー サラダ付き 1980円
  • オムライス 1350円
住所 東京都世田谷区野沢2-5-22
電話 03-3411-0722

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カテゴリー: 世田谷区有吉弘行
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