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京急蒲田駅から歩いてすぐの場所に、世界が認めた究極のホットサンドイッチに出会えるお店があります。地元に根ざしながら、世界的な快挙を成し遂げたキューバサンド専門店、キューバサンドのお店 PANです。
キューバサンドは、20世紀初頭にフロリダへ移住したキューバ出身の人たちが、アメリカのサンドイッチを独自にアレンジして生み出したアメリカのご当地グルメです。今ではフロリダ州のタンパやマイアミなどで、モーニングの定番として親しまれています。こちらのPANの店主である船井さんは、ホームパーティで初めてキューバサンドを食べ、その美味しさに心を奪われたことがお店を始めるきっかけとなったそうです。本場の味を追求するため、開業前に単身アメリカへ渡り、1ヶ月の間に30軒以上のキューバサンド店を巡って、自身の納得いくオリジナルレシピを完成させました。2023年12月にオープンして以来、地域の人々に愛されるお店となっています。
このキューバサンドのお店 PAN最大の魅力は、本場フロリダ州タンパで毎年開催されるキューバサンドの世界大会「CUBAN SANDWICH FESTIVAL」のノントラディショナル部門で、見事世界一の栄冠に輝いたキューバサンドを味わえる点です。優勝を果たしたのは、お店の看板メニューである蒲田のキューバサンドです。この世界一の味を生み出した秘密は「はちみつ」にあります。パンをプレスして焼き上げる際、表面にハチミツをコーティングすることで、具材の塩味や酸味がまろやかにまとまり、全体の風味をより一層ジューシーに仕上げています。このはちみつを効かせた甘じょっぱい味わいと、カリッと香ばしくキャラメリゼされたようなパンの食感は、一度食べたら忘れられない個性を放っています。
キューバサンドの命ともいえるパンは、地元・南蒲田にあるパン屋さん「ブーランジェリー・ミモレット」に特注したキューバンブレッドが使われています。ラードを練り込み、バゲットに似た形ながらも、気泡が少なめでサクッと軽い食感になるように工夫されています。これにより、プレス焼きしても中のふんわりとした柔らかさが残り、小麦の香りがしっかりと感じられる、理想的なキューバサンドに仕上がります。さらに、サンドイッチのメインとなるお肉も、手間を惜しまず、24時間60度で低温調理した自家製のローストポークを使うなど、細部にまで強いこだわりが込められています。
世界大会の規定に沿って作られた伝統的な味わいを楽しみたい方には、トラディショナルキューバサンドがおすすめです。こちらは、キューバンブレッドにプルドポーク、ハニーハム、サラミ、スイスチーズ、イエローマスタード、ピクルスを挟んでプレス焼きした、キューバサンドの基本となる一品で、初めて食べる方にも親しみやすい美味しさです。サイズは本場のボリューム感を意識しつつも、日本人が美味しく食べきれる16cmのアメリカンサイズで作られています。一方、世界一に輝いた蒲田のキューバサンドには、プルドポークと二種類のロースハム、二種類のチーズに加え、粒マスタードやピクルスに加え、なんとオレンジピールが使われているのが大きな特徴です。このオレンジピールが、サンドイッチ全体に爽やかな風味のアクセントを加え、お店の個性をきらりと光らせています。サイドメニューには、近所の老舗豆腐店「恵比寿屋豆富店」から毎朝仕入れた新鮮な豆乳を使用した豆富ラテも人気を集めています。とろりとした濃厚な舌ざわりで、まるでスムージーのような満足感のあるドリンクで、ホットサンドと一緒にいただくのにぴったりです。お店はテイクアウトが中心ですが、お店の向かい側などにイートインスペースが用意されているため、出来立てのキューバサンドをその場ですぐに味わうことができます。世界チャンピオンの味を求めて、遠方から訪れるお客さんもいるというキューバサンドのお店 PANは、蒲田を訪れた際にぜひ立ち寄りたい、注目のスポットです。
| 住所 | 東京都大田区南蒲田1丁目3−9 |
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