銀座一丁目駅「中華そば 共楽(きょうらく)」
地元、銀座の地で長きにわたり愛され続けている、心温まる味わいの中華そば 共楽です。創業は昭和31年(1956年)。初代の中野太一郎さんが屋台から始め、やがて銀座2丁目に店を構えた歴史を持っています。華やかな銀座の街並みにありながら、古くから変わらない温かい雰囲気と、ふと恋しくなるような昔ながらの味を守り続けている名店として知られています。2016年にビルの建て替えで一時休業を余儀なくされましたが、常連客の熱い要望に応えるように、2019年に新しいビルで再開を果たしました。現在は3代目の店主が、2代目である父とともに伝統の味を守り、さらに進化させています。
中華そば 共楽の大きな特徴は、なんといっても3代目が受け継ぎ、さらに深めた自家製麺と自家製のワンタンの皮です。休業期間中、長年店を支えた製麺所が廃業することになり、この機会に3代目が自ら他のラーメン店で修行を積み、自家製麺の技術を習得したというエピソードがあります。この努力によって、再開後の中華そばは、しなやかでスープとの絡みが良く、のど越しと歯ごたえが増した中太のストレート麺が使用されています。麺だけでなく、ワンタンの皮も自家製に切り替え、ちゅるんとした食感が楽しめるよう、手間ひまをかけて作られていることも、お店独自の魅力となっています。
お店の基本となる中華そばは、鶏や煮干しなどの魚介系と豚骨などの動物系がバランスよく調和した醤油スープが特徴です。あっさりとしていながらも、しっかりと旨味とコクを感じられる絶妙な味わいで、昔懐かしい風味がありながらも、古さを感じさせない奥行きのあるスープに仕上がっています。この昔ながらの優しい味わいのスープに、自家製の麺がよく絡み、多くのお客さまを魅了しています。
人気のトッピングを追加したメニューのなかでも、特にワンタンメンと竹の子が有名です。ワンタンメンは、自家製の皮で包まれたワンタンが主役といえるほどで、真っ白な皮がスープに染まる様子も美しく、ちゅるんとした食感がたまりません。そして、メンマではなく「竹の子」とメニューに表記されるほど、存在感のあるトッピングもお店の名物の一つです。甘めの味付けで、コリコリとした食感が心地よく、絶妙な大きさに手作業で割いているそうです。また、昔ながらのモモ肉を使ったチャーシューは、しっかりとした肉厚でタレの味が染み込んでおり、噛むほどに旨味が広がる味わい深さで、チャーシューワンタンメンとして両方を楽しむ方も多くいらっしゃいます。中華そば 共楽は、3代にわたって受け継がれてきた温かい心と、時代に合わせて進化させた確かな技術が詰まった、銀座の街角でほっと一息つけるかけがえのないお店です。
【アド街ック天国】中華そば『萬福/共楽/菊凰/やまちゃん/紫龍』お店は?銀座なのに下町ムードの美食地帯 2022/9/10放送
【newsevery】有名人も愛する昔ながらのラーメン 銀座『共楽』愛される昭和の味 なつかしの中華そば 2023/2/17放送でも紹介
- ワンタンメン
| 住所 | 東京都中央区銀座2-10-12 |
|---|---|
| 電話 | 03-3541-7686 |
行く前に!見どころ&口コミをチェック
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