【飯尾和樹のずん喫茶】東京・鷺ノ宮 こだわりのネルドリップコーヒーが味わえる『カフェ ドゥワゾー』 2025/11/23放送

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阿佐ケ谷駅「カフェドゥワゾー(CAFE DEUX OISEAUX)」

阿佐ヶ谷の住宅地、中杉通り沿いに佇むカフェドゥワゾーは、コーヒーの抽出に情熱を注ぐ、地元に長年愛される喫茶店です。店名はフランス語で「二羽の鳥」を意味する「CAFE DEUX OISEAUX」と名付けられ、カウンター越しに立つ店主の宗孝男さんと奥さまの温かいおもてなしの様子を映し出しています。1984年の開店以来、約40年にわたり、この場所で深い珈琲の味わいを守り続けてきました。店主の宗さんは、日本の喫茶文化を牽引してきた銀座の名店「カフェ ド ランブル」で修業を積み、その後「十一房珈琲店」でも研鑽を積んだ確かな技術を持つ職人です。落ち着いた空間の中で、一杯の珈琲と向き合う真摯な姿勢が、訪れる人々に静かな感動を与えています。

「砂糖を入れなくてもあまい、いつの間にかなくなっている珈琲」を目指すという店主のこだわりは、その抽出方法に深く表れています。お店の奥にあるガラス張りの焙煎室では、週に4日、毎回4時間ほどかけてコーヒー豆が自家焙煎されます。創業から時を経た富士珈機のレトロな焙煎機を使うなど、道具にも歴史が感じられます。抽出には、布製のネルドリッパーと大きな銅製のケトルが用いられ、極粗挽きにした豆を使い、時間をかけてじっくりと、まさに点滴のように丁寧にドリップされる伝統的な手法が取られています。抽出後に少し温度が下がったコーヒーを軽く温め直してから提供するという、細やかな一連の所作は、熟練の職人技として訪れる人々の目を引きつけてやみません。店内には、店名にちなんでアンティークの小鳥のオブジェが飾られており、ご夫妻の温かい雰囲気に包まれた、よそゆきな気持ちで過ごせる空間です。

カフェドゥワゾーでは、その抽出技術によって生まれる雑味のない「クリアな液体」が珈琲の大きな特徴となっています。ブレンドから浅煎り、深煎りまで多様な種類が揃う中で、特に深い焙煎度合いの「フレンチローストブレンド」は、5種類の豆を絶妙な配合でブレンドした自信作です。フレンチローストならではの豊かな香りと、口いっぱいに広がるまろやかな甘みと苦みの調和が感じられる、非常に奥深い一杯です。また、修行元である「カフェ ド ランブル」から受け継いだメニューの一つ、「ブラン エ ノワール」も隠れた人気を集めています。これは、甘さのない濃厚なクリームが特徴的なメニューで、珈琲の持つ深いコクとクリームの滑らかな舌触りが絶妙に絡み合います。

さらに、コーヒーの濃さをデミタス(60cc)やノワール(100cc)のように調整できるメニューがあることも、お客様一人ひとりの好みに応えようという心遣いの現れと言えるでしょう。もう一つの名物が、熟成された「オールドビーンズ」で淹れる「今月のコーヒー」です。長い期間寝かせることで、酸味の角が取れ、柔らかくまろやかな味わいに変化したオールドビーンズは、ヴィンテージのような特別な風味を醸し出し、通好みの深い満足感をもたらします。珈琲のお供には、自家製の日替わりケーキが用意されており、これも「絶品」と評判です。また、軽食には中野のパン屋から仕入れたパンを使ったトーストがあり、バターとアプリコット、ブルーベリーの2種類のジャムが添えられています。阿佐ヶ谷の穏やかな街並みの中で、店主夫妻の温かな心と、一杯一杯に注がれる職人の確かな技術が、訪れる人々に特別な珈琲体験を届けています。

  • アイスコーヒー 700円
  • グァテマラ 700円
住所 東京都杉並区阿佐谷北4-6-28
電話 03-3338-8044

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