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日比谷松本楼は、日本の洋食文化をけん引してきた歴史あるレストランです。
明治36年(1903年)、日本初の西洋式近代都市公園として開園した日比谷公園とともに、「洋花、洋食、洋楽」という3つの洋風文化を発信するコンセプトの一環として誕生いたしました。
当時の建物はマンサード屋根が特徴のおしゃれな3階建てで、西洋料理がまだ珍しかった時代に、市民が気軽に洋食を楽しめる場所として大変な評判を呼びました。
ハイカラな文化を好む人々の間で「松本楼でカレーを食べてコーヒーを飲む」ことが流行するなど、都市文化と食の融合を体現する存在として、多くの人々に親しまれてきた歴史を持っています。
また、夏目漱石や芥川龍之介、高村光太郎などの文豪や芸術家たちも足繁く通い、明治・大正期の知識人たちの交流の場、そして作品の舞台としても深く関わってきました。
激動の近代史の舞台にもなった日比谷松本楼には、特に心に残るエピソードが残っています。
大正2年には、政治集会で集まった市民に向けて、建物のバルコニーから憲政擁護の演説が行われるなど、政治的な出来事とも密接につながっていました。
さらに、中国革命の父と呼ばれる孫文が日本に亡命していた際、創業者の曽祖父にあたる梅屋庄吉に連れられて度々この店を訪れたという史実もあります。
店内には、孫文の夫人である宋慶齢がかつて弾いていた国産のアップライトピアノが展示されており、日比谷松本楼が日中友好の歴史を静かに見守ってきた場所であることを伝えています。
長い歴史の中で、関東大震災や戦時中の海軍省・GHQの宿舎としての利用、そして1971年の放火による全焼と、度重なる困難に見舞われました。
特に全焼事件の後の再建では、全国の市民からの励ましや支援を受け、平和の象徴として見事に復興を遂げたという、心温まるエピソードがあります。
その感謝の気持ちを込めて、日比谷松本楼では毎年9月25日に「カレーチャリティーイベント」を開催し、伝統のカレーを特別な寄付金で提供し、収益を福祉や災害支援に寄付する取り組みを続けています。
日比谷松本楼の代名詞ともいえる人気の料理は、じっくりと手間暇をかけた伝統の味です。
創業以来の看板メニューであるハイカラビーフカレーは、4日間かけて丁寧に作られ、昔ながらの作り方を守りつつも、具材はシンプルにすることで奥深いやさしい味わいに仕上げられています。
また、デミグラスソースが決め手のオムレツライス ハヤシソースも大変人気で、チキンライスを半熟の卵でふんわりと包み、一週間煮込んだデミグラスソースをベースにしたハヤシソースをたっぷりとかけて提供されます。
公園の緑に囲まれた「森のレストラン」として、都会の喧騒を忘れさせてくれるようなゆったりとした空間で味わうことができます。
さらに、伝統の製法を守りながら現代のニーズに合わせて工夫を凝らしたメニューも豊富にそろっています。
その一つであるハンバーグステーキ 森のレストラン風は、調理場で手ごねされた肉々しいハンバーグに、牛すじ肉や野菜、赤ワインを使い、じっくり煮込んだ濃厚なデミグラスソースと、きのこをたっぷり合わせた一皿です。
このほか、国産牛のバラ肉をデミグラスソースでじっくり煮込んだ国産牛 ビーフシチューも、伝統的な一品として愛されています。
1階のグリル&ガーデンテラスでは、晴れた日に爽やかな風を感じられる緑豊かなテラス席があり、ペットと一緒に食事を楽しめる席もあります。
また、3階の仏蘭西料理レストランでは、本格的なフレンチを楽しむことができ、様々なシーンで利用できる点も魅力です。
受け継がれてきた洋食の味を、未来へと丁寧に伝える日比谷松本楼は、日比谷公園の歴史とともに歩み続ける、唯一無二の存在です。
【アド街ック天国 日比谷】カレーの美味しい街 日比谷松本楼2020/6/6放送でも紹介
| 住所 | 東京都千代田区日比谷公園1-2 |
|---|---|
| 電話 | 03-3503-1452 |
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