【東野・岡村の旅猿】1000年の歴史を誇る名物 牛の角突き『山古志闘牛場』#バカリズム と新潟県でおまかせの旅 2025/12/10放送

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山古志闘牛場

新潟県長岡市にある山古志の「牛の角突き」は、約1000年もの長い歴史を持つと言われる、国の重要無形民俗文化財に指定された伝統行事です。かつて山深い棚田での農耕や運搬に欠かせなかった牛たちは、豪雪に閉ざされる冬の間も人々と同じ屋根の下で家族のように暮らしていました。その密接な関係の中から、牛同士を闘わせる角突きが娯楽として根付き、地域の文化として大切に受け継がれてきたのです。江戸時代の文豪、滝沢馬琴の『南総里見八犬伝』に、古代の角突きを思わせる記述があるという伝承も残り、その歴史の深さを伝えています。

この「越後山古志 牛の角突き」の最大の特徴は、勝ち負けを決めず、牛を傷つけずに「引き分け」にすることです。これは、家族同然に大切にしてきた牛たちへの深い愛情と敬意の表れです。闘牛というと、激しい闘いを想像しますが、山古志の角突きでは、闘いが最高潮に達したところで、「勢子(せこ)」と呼ばれる地元男性たちが命がけで牛と牛の間に飛び込み、二頭を鮮やかに引き離します。その姿はまさに和製闘牛士と呼ぶにふさわしく、手に汗握る勇壮な見せ場になっています。勢子の中でも特に「綱掛け(つなかけ)」という係は、両牛の闘いの様子をしっかり見極めて、綱を使って引き分けを成立させるという審判のような重要な役割を担っています。

勇壮な角突きには、神事としての厳格なしきたりが定められていることも、特徴のひとつです。例えば、出場する牛が「面綱(おもづな)」と呼ばれる綱をつけたり、入場する際に闘牛場を左回りに回るなど、牛の安全を守り、神聖な行事としての体裁を整えるための細やかな作法があります。豪雪と地震の被害を何度も乗り越えてきた山古志の人々にとって、この角突きは生活の営みや文化そのものとして、地域を支える誇りとなっています。

大会は毎年5月から11月頃にかけて、月に1回から2回ほど、日曜日に山古志闘牛場で開催されます。観客の目の前で繰り広げられる、体重1トンを超える巨体の牛同士が角を突き合わせ、地響きをたてるほどの迫力満点のぶつかり合いは圧巻です。会場内には、山古志と牛との歴史や文化を紹介するメモリアルギャラリーも併設されていて、大会のない日でも自由に見学できます。アクセスは、JR長岡駅からシャトルバスが運行されるほか、自家用車の場合は闘牛場に約450台分の駐車場があります。会場は坂の多い山間にあるため、観戦される際には運動靴などの動きやすい靴で訪れるのがおすすめです。また、座席代わりに使えるレジャー用シートや敷物を持参すると、より快適に観戦を楽しむことができます。日本の闘牛の伝統の中でも、牛への愛情が深く息づく牛の角突きを、ぜひ肌で感じてみてください。

住所 新潟県長岡市山古志南平乙986
電話 0258-59-3933

ホームページ

山古志オフィシャルウェブサイト,観光や地域情報、なんでもわかる総合サイト

新潟県長岡市山古志地域は、日本の原風景と称される美しい山あいの村です。自然と人が共栄する暮らしが育んできた美しい景観、1000年続く牛の角突きや、錦鯉発祥の地として豊かな伝統文化を体感できます。…

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