JR日豊本線が走る西大分駅は、目の前に広がる別府湾や、海沿いに整備された憩いのスペース、そして由緒ある温泉などが点在する、訪れる人々の心と体を癒してくれるエリアです。そんな西大分駅から歩いてすぐの場所に、地元に長年愛されるソウルフードとして親しまれているうどんのお店、鳴門うどん 西大分店があります。大分県を中心に店舗を展開する鳴門うどんは、お子様からご年配の方まで老若男女に愛され続けてきた、大分県民の台所を支えるチェーン店です。その美味しさの秘密は、まず自家製麺にあります。自社工場で毎日、独自に配合したうどん粉を製麺し熟成させた麺は、ふわっとした優しい口当たりとのどごしの良さ、そしてほどよいコシが最大の持ち味です。そして、その麺に合わせるお出汁は、豊かな風味と昆布の旨味が感じられるあっさりとした味わいで、後味に甘さが残る特製です。この優しい出汁は、各店舗で一日に何度も引かれ、いつも新鮮で香り高い状態で提供されています。

このお店の何よりユニークで太っ腹なサービスとして、注文する麺の量を「シングル」「ダブル」「トリプル」の三種類から選べることが挙げられます。シングルは1玉、ダブルは2玉、そしてトリプルは3玉と麺の量が倍々になっていきますが、なんとどのお皿を選んでも料金は同一という驚きのサービスです。もちろん、量が心配な方のために、1.5玉や2.5玉といった調整も細かく対応してくださいます。これは鳴門うどんの代名詞とも言えるサービスで、一般的なうどん専門店の1.2倍あるという1玉のボリュームからも、お店の心意気が伝わってきます。また、麺の量が多いトリプルを注文して、ご家族や友人と分け合って食べられるのも嬉しいところです。

お腹を空かせた地元のお客様や観光客のお腹をしっかりと満たしてくれるのが、豊富なメニューの中でも特に人気の高いセットメニューです。お好きな丼物と、うどんまたはそばを組み合わせて楽しめるセットで、丼物には特製のタレが染み込んだ柔らかなお肉が食欲をそそるしょうが焼き丼や、ふんわりとした卵で海老を包み込んだ海老玉丼といった種類があります。うどんは、老若男女に人気のごぼう天うどんや、しっかりと味の染みたお肉がのった肉うどんなど、たくさんのバリエーションから気分に合わせて選べます。

さらに、お店のバラエティ豊かなメニューの中には、うどん専門店では珍しいステーキ丼や、濃厚なコクとスパイシーさが麺と絶妙に絡む鳴門カレーもあり、お客様を飽きさせません。丼物以外にも、サイドメニューとしてセルフサービスで楽しめるおでんや、食べ放題の漬物（大根の漬物）が用意されていて、ちょっとした箸休めにぴったりです。小さなちびっ子メニューには、おもちゃとおかしが付くという、お子様への心配りも人気の秘密です。たっぷりの量とお手頃な価格、そして誰もが美味しく食べられる優しい味わいで、大分での食事のひとときを楽しく満たしてくれるお店です。