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仙台市地下鉄東西線の青葉通一番町駅からすぐのサンモール一番町商店街に、長きにわたり愛され続ける純喫茶、エビアン 東一店はあります。昭和29年(1954年)に、まだ喫茶店が少ない時代からサイフォンコーヒーを提供する店として開業いたしました。以来70年以上、この街の移り変わりを見つめながら、地元の方はもちろん、ビジネスマンや観光で訪れる方々の憩いの場として親しまれている名店です。
創業当時から変わらず、一杯ずつ丁寧にサイフォンで抽出するスタイルを守り続けているのが、このお店の最大の魅力です。熱心に注がれるコーヒーは、深いコクと程よい酸味のバランスがとれた「エビアンのブレンドコーヒー」として、長年にわたり多くの常連客を魅了してきました。店内はレトロな雰囲気で統一され、柔らかな照明が落ち着いた空間を演出しています。都市の喧騒から離れ、まるで時が止まったかのような静かでゆったりとした時間を過ごせるため、「ここがオアシス」と語る長年通い続けるお客様もいらっしゃいます。常に訪れる方との距離感を大切にするスタッフの方々の温かい気遣いも、このお店の「変わらない良さ」を支える大切な要素です。
お食事や軽食にも定評があり、朝早くから楽しめるモーニングサービスも人気を集めています。中でもおすすめしたいのは、知る人ぞ知る名物メニューの「小倉あんトースト」です。こんがりと焼かれたトーストの間には、ふっくらと炊き上げられた粒あんと、なめらかな口当たりのクリームがたっぷりサンドされています。甘さが控えめで上品な味わいのため、「エビアンのブレンドコーヒー」と合わせて楽しむ方も多くいらっしゃいます。また、週替わりで内容が変わるモーニングセットのパンも、朝の楽しみとして好評をいただいています。
暑い季節には、すっきりとクリアな味わいの「蔵王天然水水出しアイスコーヒー」もおすすめです。時間をかけてゆっくりと抽出された透明感のあるコーヒーは、喉越しが良く、深い香りが特徴です。また、ランチタイムや休憩時には、サンドイッチやケーキなども充実しており、お腹の空き具合や気分に合わせて選べる楽しさがあります。例えば、喫茶店の定番メニューであるウインナーコーヒーや、濃厚なカフェ・オレも人気の一品です。2025年現在、店内は全席禁煙となっており、誰もが気持ちよく落ち着いた時間を過ごせる環境が整っています。エビアン 東一店は、変わりゆく仙台の街で、確かな味わいと居心地の良い空間を提供し続ける、貴重な名喫茶です。
| 住所 | 宮城県仙台市青葉区一番町2-5-1 大一野村ビル 2F |
|---|---|
| 電話 | 022-222-5325 |
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