【飯尾和樹のずん喫茶】東京・学芸大学エリア “思い”を受け継ぐ素晴らしきお店『平均律』 2026/2/8放送

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学芸大学駅「平均律(ヘイキンリツ)」

東急東横線の学芸大学駅から歩いてすぐのところにある、静かに上質な時間と音楽を味わえる喫茶店です。平均律という店名は、オーナーご夫妻がまだお店を始める前に耳にした、バッハの美しい音色である「平均律クラヴィーア曲集」から名付けられました。元々は1980年に東京の原宿で「美味しい珈琲と静かな雰囲気」を大切にしたお店としてスタートしています。都会にいるからこそ、人々が集まって心安らぐ場所をという想いが込められていました。一時、1990年に原宿での営業を終えましたが、2001年7月に学芸大学の地で「人と人が繋がる優しい場所」を目指して再開されました。

お店の空間そのものが、訪れる人にとって宝物のような安らぎを与えてくれます。特に目を引くのは、店内奥のカウンター上部にある樹齢300年の古材を使った梁です。この梁は、昔ながらの日本の匠の美を感じさせてくれます。また、窓際にきらめく昭和の初めに作られたというステンドグラスの光は、午前中には特に美しく店内に色鮮やかな輝きを散りばめます。クラシック音楽、とりわけバッハの平均律を中心とした音楽が静かに流れるなか、ゆったりとした時間を過ごすことができます。さらに、かつてのマスターは、今やハンドドリップコーヒーで広く使われている円錐形の『KONOドリッパー』の設計にも携わっていたというエピソードも伝えられています。このエピソードからも、マスターがコーヒーへの熱いこだわりをもっていたことがうかがえます。

平均律のもう一つの大きな特徴は、単なる喫茶店にとどまらず、お客様同士が繋がり、文化的な交流をする場所になっていることです。店内では、画家や写真家の方の作品展をはじめ、音楽会、映画会、朗読会、科学に関するお話会など、様々な催しが開かれてきました。この場所で知り合ったお客様同士が友達になったり、お店で個展を開いたアーティストが活躍したりと、「人と人が繋がる優しい場所」という再開時の想いが、今も形になっています。

お店で出すお菓子は、すべて手作りで、材料にもこだわりを持って丁寧に作られています。特に紅茶は、創業当時から変わらずポットサービスで提供されており、上質な紅茶をゆっくりと味わうことができます。飲み物と合わせてぜひ試していただきたい人気のメニューが、定番のチーズケーキです。季節ごとに内容が変わる手作りのケーキも評判ですが、こちらは開店当初からずっと愛されてきた一品です。また、濃厚な味わいのプリンも、多くのお客様に親しまれている名物お菓子です。そして、見た目も美しいウインナーコーヒーは、カウンター越しに丁寧に入れられる様子を見るのも楽しく、豊かなコクとクリームの甘さが口いっぱいに広がる贅沢な一杯として人気を集めています。

  • サントスブレンド(苦味) 800enn
  • ベークドチーズケーキ 600円
  • カスタードプリン 600円
  • スイートポテトパイ 500円※日替わりメニュー
住所 東京都目黒区鷹番3-7-5 2F

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