「知念商会」
石垣島の暮らしに深く根ざした、島人から長く愛されているスーパーマーケットです。地元の方々にとっては日々の食卓を支える欠かせない存在であり、観光で訪れる方にとっても島の日常をのぞき見できるような温かい雰囲気に満ちています。昭和の時代からこの地で営業を続けており、現在は2代目の店主がその歴史と活気を受け継いでいます。店内には新鮮な野菜や果物、日用品などが所狭しと並んでおり、一歩足を踏み入れると、どこか懐かしく、活気ある島の空気を感じることができます。
このお店を全国的に有名にしたのが、石垣島のソウルフードとして知られるオニササです。もともとはお店の方が考案したメニューではなく、買い出しに来ていた地元の高校生たちが、限られたお小遣いの中で手軽にお腹を満たそうと編み出した食べ方でした。ビニール袋の中に、揚げたてのササミフライとおにぎりを一緒に入れ、袋の上から手でぎゅっと握って一体化させるという、とても合理的でユニークなスタイルです。この飾らない美味しさが口コミで広がり、今では島を代表する名物として、多くのメディアやガイドブックでも紹介されるようになりました。
看板メニューのオニササを作る際は、セルフサービス形式なのが知念商会の楽しみ方です。まずは棚に並んでいるビニール袋を1枚手に取り、お好みのフライを選びます。一番人気はやはり鶏のササミフライですが、その上にお好みの調味料をかけるのがポイントです。ソースやマヨネーズをフライに直接かけてから、ショーケースに並んでいるおにぎりをその上に乗せます。最後に袋の上から形を整えるように握れば、自分だけの出来たてオニササが完成します。おにぎりの種類も、シンプルなふりかけやジューシーなどから選べるため、組み合わせを変えて楽しむことができます。
他にも店内には、島ならではの魅力的なお惣菜が豊富に揃っています。厚切りのハムを贅沢に使ったポークフライや、白身魚の旨みが凝縮された白身魚フライは、おにぎりとの相性も抜群で、オニササのアレンジ版として選ぶ方も少なくありません。また、沖縄の家庭の味であるじゅーしーおにぎりは、豚肉やひじきの旨みがしっかりとお米に染み込んでおり、そのまま食べても満足感のある一品です。
- オニササ
| 住所 | 沖縄県石垣市登野城1249-18 |
|---|---|
| TEL | 0980-82-9664 |
