【兵庫】洲本「安乎岩戸信龍神社」

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安乎岩戸信龍神社

安乎岩戸信龍神社は、兵庫県洲本市の安乎町にたたずむ、淡路島の隠れたパワースポットとして知られている神社です。この神社の最大の特徴は、祠が海岸近くの洞窟の中に設けられているという、全国的にも大変珍しい造りにあります。その独特な佇まいは、訪れる人々に静寂で神秘的な空間をもたらし、観光で賑わう淡路島の中でも一際特別な場所として、地元の方々や参拝客に深く親しまれてきました。もともとは「岩戸神社(いわんどじんじゃ)」という名で古くから信仰を集めていましたが、現在の安乎岩戸信龍神社という姿は2021年に再興された比較的新しいものです。しかし、旧鳥居には嘉永二年(1849年)の年号が刻まれており、その土地が長い歴史と人々の信仰によって守り継がれてきたことがうかがえます。

この神社には、名前の由来にもなった「龍の伝説」という、心温まるエピソードが残されています。むかし、この洞窟の祠には小さな神様と一匹の龍が一緒に暮らしていました。ある時、龍が神様のお使いで祠を留守にしている間に、地元の人々が神様をより大きな安乎八幡神社へお遷ししてしまったそうです。お使いを終えて戻ってきた龍は、神様のお姿がないことに気づきますが、「いつかきっと神様は戻ってきてくださる」と強く信じ、それから何十年もの間、ずっと神様のいなくなった祠を守り続けてきたと伝えられています。この健気で誠実な龍の「信」じる心に由来し、龍神様は「信頼のシンボル」として祀られ、新たに「信龍」の名を冠した安乎岩戸信龍神社として再興されることになりました。この龍神様は心願成就の神様として信仰されています。

この場所を訪れた人が皆驚き、感動を覚える特徴として、洞窟の奥から鳥居に向かって振り返ると、洞窟の入り口の形が不思議と淡路島の形に見えるという、まるで自然が作り出したアートのような光景があります。この「淡路島形スポット」は、訪れた記念の写真を撮るのに人気の、非常にレアなフォトスポットになっています。また、木々に囲まれた参道を歩き、暗く静寂な洞窟の中へ入っていくと、ひんやりとした空気と共に自然のエネルギーが凝縮されたような、特別な癒しを感じることができます。洞窟の祠に手を合わせ、静かに祈りの時間を過ごせば、その場の神聖な空気に心が満たされていくでしょう。

そして、この安乎岩戸信龍神社を訪れる際には、ぜひ知っておきたい心温まる慣わしがあります。それは、今でも地元の人たちが安乎八幡神社の神輿祭りを行う時に、この龍神様の祠に立ち寄り、神輿に乗せた神様と龍を会わせてあげているというものです。離ればなれになっても龍が信じ続けた小さな神様との再会を、地域全体で大切に守り続けているのです。また、神社の目の前にある駐車場を挟んだ向かいの敷地には、バイク乗りの方々から親しまれている淡路島オートバイ神社も併設されており、バイクと旅の安全を願う場所としても知られています。参拝の証として、社務所にてスタンプ式の御朱印をいただくこともできます。なお、この神社は国道沿いに位置しているため、参拝や写真撮影の際には、交通量に気を付けて安全にお過ごしください。

住所 兵庫県洲本市安乎町平安浦25

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【公式】安乎岩戸神社|兵庫県洲本市

安乎岩戸神社(兵庫県洲本市)。岩戸に残る龍神様の伝説と、少彦名命・龍神様の御神縁をご紹介しています。御守りやアクセス情報もご覧いただけます。…

カテゴリー: 兵庫県岡村隆史
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