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千葉県船橋市にありますSHIRASE5002は、かつて日本の南極観測を支えた大きな船で、現在は多くの方々に親しまれる見学施設としてその姿をとどめています。この船は、昭和58年に就役した「しらせ」という名前の3代目南極観測船がその前身です。全長134メートル、幅28メートルという雄大な船体は、厚さ1.5メートルもの氷を時速3ノットで砕きながら進むことができる、大変たくましい砕氷艦でした。日本の南極地域観測事業において、隊員や物資を運び、観測を支える大切な役割を25年もの長きにわたり果たしました。
平成20年に現役を退いた後、一度は解体されることになっていたのですが、気象情報会社の創業者が「地球環境のシンボルとして役立てたい」という願いを込めて活用を提案しました。そして、平成22年5月2日に船橋港で一般公開が始まり、新たな人生を歩み始めました。その後、平成25年9月には現在の一般財団法人WNI気象文化創造センターが所有することとなり、今も多くの人々に南極のロマンや地球環境について伝える大切な場所となっています。この船の名前は、昭和基地の南側にある「白瀬氷河」に由来しています。これは、日本人として初めて南極に挑戦した冒険家、白瀬矗中尉の功績を記念して名付けられたものです。
SHIRASE5002は、現役時代に日本の南極観測船の中で最も多く、25回も南極へ渡った船です。また、昭和基地には24回も接岸するという素晴らしい記録を持っています。平成14年には、座礁して動けなくなっていたオーストラリアの砕氷船「オーロラ・オーストラリス」の乗組員55名を救助するという、国際的にも大きな活躍を見せました。厚い氷の海を進む際には、一旦数百メートル後ろに下がり、その勢いをつけて氷に体当たりして砕く「チャージング(ラミング)」という力強い方法を使い、現役時代には実に36,650回ものチャージングを行った記録が残っているのですよ。船内には、隊員の方々の生活の知恵が詰まっています。例えば、揺れる船の上でも食器が滑り落ちないよう、食堂のテーブルの縁には工夫が施されています。長期にわたる航海のなかで、隊員の方々が散髪をするための理髪室もありました。ここでは、揺れる船内でバリカンを使うと髪が虎模様のようになることがあり、それが「タイガーカット」と呼ばれていたという、ユニークなエピソードも残っています。
船内を見学すると、当時の様子を伝える様々な場所に出会えます。複雑な計器が並ぶブリッジや、隊員の方々が寝泊まりしていた寝室、そして医務室などです。医務室には、本格的な手術室まで備えられており、極寒の地で隊員の方々の健康を守る大切な役割を担っていました。実際に南極で使われていた観測機器や、隊員の方々が身につけていた防寒着なども展示されており、南極という厳しい環境での観測の様子を肌で感じることができます。また、南極で採取された本物の氷に触れることができるコーナーも設けられており、南極のひんやりとした空気を体験できるでしょう。
SHIRASE5002ならではの魅力として、令和7年2月1日に公開されたばかりのSHIRASE文庫があります。ここは、南極の昭和基地で長く隊員の方々に愛読されてきたおよそ7000冊の本や地図が集められた特別な場所です。本に挟まれたままの付箋やメモ書きからは、当時の隊員の方々の息遣いや「リアル」な生活が感じられます。読書ルームでは、ゆったりとくつろぎながら本を読み、地図で作られたブックカバーやしおりは、記念に持ち帰ることができます。船内には、空の様子や波の動きから天気を予測する「観天望気」を体験できるソラヨミデッキや、北極を含む世界の海氷を観測しているグローバル・アイス・センターなど、地球環境について楽しく学べる場所も充実しています。売店では、SHIRASE5002でしか手に入らないオリジナルのグッズも販売されており、旅の素敵な思い出となるお土産を探すのも楽しいひとときです。見学の際には、安全に船内を楽しんでいただくため、ヒールやサンダル、丈の短いスカートでのご乗船はご遠慮いただいております。また、甲板は風が強いことがありますので、衣服が飛ばされないようご注意ください。ペットを連れての乗船はできませんので、こちらもどうぞご理解ください。
| 住所 | 千葉県船橋市高瀬町2 京葉食品コンビナート南岸壁 |
|---|---|
| 電話 | 090-7635-5002 |

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