大宮八幡宮
東京都杉並区にあります大宮八幡宮は、地元の方々に長く親しまれている神社です。都心の真ん中にありながら、東京ドームと同じくらいの広大な境内に豊かな緑が広がる、心安らぐ場所として知られています。古くは「武蔵国三大宮」の一つ、「多摩の大宮」とも呼ばれ、令和5年(2023年)には創建から960年という長い歴史を歩んできました。源氏の祖先である源頼義公が、奥州での戦の前にこの地で勝利を予感させる瑞祥をご覧になり、そのお礼として康平6年(1063年)に京都の石清水八幡宮から神様をお招きして建てられたと伝えられています。御祭神は、第15代天皇である応神天皇と、そのお父様、お母様にあたる仲哀天皇、神功皇后の親子三神をお祀りしています。この地からは弥生時代の祭祀が行われた跡や、集落の有力者が住んでいた跡なども見つかっていて、ずっと昔から特別な場所として大切にされてきたことがうかがえます。
大宮八幡宮には、ここならではの特別な魅力がたくさんございます。「東京のへそ」という呼び名があるのは、東京のほぼ真ん中に位置することや、広々とした境内が都心の人々の暮らしを見守る中心のような存在だからです。 御祭神が仲の良いご夫婦と、そのお子様の親子三神であることから、ご家族の絆や夫婦の円満、そして子宝や安産、子育てに大変ご利益があると親しまれています。 また、源頼義公が戦の勝利を祈願したという言い伝えから、厄除けや開運、勝負事にも良いご利益をいただけるといわれています。 源氏の家紋でもある「笹竜胆(ささりんどう)」が神紋として使われていることからも、その深い歴史を感じることができます。 境内の奥には、かつて武蔵野の清らかな水が湧き出ていた場所を祀る「多摩清水社」があり、今も御神水をいただくことができます。 この御神水には、延命長寿や厄除開運のご利益があるといわれ、多くの方がペットボトルに入れて持ち帰っています。
神門をくぐると、ひときわ目を引くのが推定樹齢600年といわれる「夫婦イチョウ」という大きな御神木です。雄と雌のイチョウの木が寄り添うように並び、上空で枝を交わす姿は、まさに夫婦の絆を象徴しているようで、縁結びや子宝、安産のご利益があるといわれています。 秋には、雌イチョウにたくさんの銀杏が実る様子も見られます。 また、境内には「共生の木(ともいきのき)」と呼ばれる珍しい木もございます。 カヤの木にイヌザクラが寄生しているこの木は、「共に生きる」という名前の通り、縁結びや夫婦和合、復縁の願いを込めてお参りする方もいらっしゃいます。 さらに、撫でると幸せが訪れるといわれる「幸福撫でかえる石」も、ぜひ探してみてください。
大宮八幡宮を訪れた際には、季節ごとの行事にも注目してください。毎年7月1日から15日には、平安時代の宮中の七夕飾りを再現した「乞巧奠飾り(きっこうでんかざり)」が展示され、当時の雅やかな文化に触れることができます。 また、緑豊かな境内をゆっくりと散策すると、約2千年前のハスの実から発芽した「大賀蓮」を見ることもできるなど、悠久の時の流れを感じられます。 ご参拝の後は、境内の「清涼殿」にあるティーラウンジで一息つくのも良いでしょう。こちらでは、厄除けの願いが込められた「厄除まんじゅう」や、福を招くといわれる「へそ福餅」、そして「東京のへそ」にちなんだ「へそ福万」などのお菓子が用意されています。 特に「へそ福万」は、御神水で淹れたお茶と一緒にいただくと、さらに良い福に恵まれるといわれています。
| 住所 | 東京都杉並区大宮2丁目3−1 |
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| 電話 | 03-3311-0105 |
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