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東京都北区滝野川にございます滝野川稲荷湯は、地元の方々に長年親しまれてきた、歴史あるお風呂屋さんです。大正2年、初代の経営者がこの地に銭湯を営み始めましたのがその始まりと伝えられています。現在の建物は昭和5年に建てられ、戦前の面影を今に伝える貴重な宮造り銭湯として、多くの方から愛されています。その美しい建物は、2019年に国の登録有形文化財に選ばれました。さらに2020年には、世界の危機に瀕した文化遺産を選定する「ワールド・モニュメント・ウォッチ」リストにも名を連ね、世界的な価値も認められています。
滝野川稲荷湯の大きな特徴は、その荘厳な建築様式にあります。神社仏閣を思わせるような立派な宮造りの外観は、特に東京型銭湯の典型とされており、入母屋造の玄関の上に唐破風、さらに千鳥破風と三段に重なる屋根の構えは、訪れる人々を魅了します。また、脱衣所の格天井など、昔ながらの趣が随所に残されています。実は、玄関に掲げられている「稲荷湯」の看板は、映画『テルマエ・ロマエ』の撮影のために作られたものだそうで、撮影後に譲り受けて今も大切に使われています。浴室には昔ながらの番台があり、清潔さを何よりも大切にするという五代目のご夫婦によって、日々丁寧に手入れがされています。
滝野川稲荷湯では、お湯の温度がお好みで選べるように、あつ湯、中温、ぬる湯の3種類の浴槽が用意されています。土曜日、日曜日、祝日には薬湯も楽しめることがあり、心ゆくまでゆったりと過ごすことができるでしょう。ジェットバスやバイブラといった設備も充実しており、日頃の疲れを癒やすのに最適です。お風呂上がりには、お隣にございます稲荷湯長屋でくつろぐことができます。かつて従業員さんの住居だった長屋は、築100年以上の歴史をもち、現在は地域の人々や銭湯を訪れる方が交流できる憩いの場所として再生されました。ここでは、湯上がりの一杯を傾けたり、ちゃぶ台を囲んでおしゃべりを楽しんだり、銭湯に関する資料をゆっくりと眺めたりすることもできます。
稲荷湯長屋では、曜日ごとに異なるお店が出店することもあり、様々なお楽しみが待っています。例えば、湯上がりにぴったりなおいなりさんが提供される日もあるようです。また、浴場では、富士山をはじめとした美しいペンキ絵が壁を彩り、訪れる人々に安らぎと感動を与えています。地下から汲み上げられた井戸水は、肌あたりが優しく、体を芯から温めてくれます。このような趣のある空間は、映画のロケ地にも選ばれるなど、その魅力が広く知られています。
| 住所 | 東京都北区滝野川6丁目27−14 稲荷湯 |
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東京都北区滝野川にある「滝野川稲荷湯」。昔ながらの番台や木桶を使っており、銭湯文化を色濃く残す銭湯として仕事帰りや週末のリラックスタイムに最適な癒し空間を提供…