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香川県さぬき市にある塚原のから風呂は、約1300年もの歴史を受け継ぐと伝えられる、日本でも大変珍しい古代の蒸し風呂です。奈良時代に高僧・行基が人々の健康を願って築いたという言い伝えが残り、現在も地域の保存会によって伝統的な方法が守られています。一般的なサウナとは異なり、石室を松葉で熱し、濡れたむしろを重ねて蒸気を生み出す昔ながらの入浴法を体験できることから、全国各地のサウナ愛好家や歴史好きの方々が訪れる名所となっています。静かな里山の風景に囲まれた場所にあり、長い年月を経ても変わらない入浴文化に触れられる貴重な施設です。
塚原のから風呂ならではの魅力は、現代のサウナとはまったく異なる独特の入浴方法にあります。石室は温度の異なる2室が用意され、利用者はトレーナーやスウェットなどの長袖・長ズボンを着用し、頭巾をかぶり、毛布をまとって中へ入ります。松葉を大量に燃やして石室全体を温めたあと、濡れたむしろや塩を使って蒸気を閉じ込める伝統製法は、古くから受け継がれてきた知恵そのものです。体の芯からじんわり温まり、利用後もぽかぽかとした心地よさが続くことから、冷えが気になる方にも親しまれています。また、館内には更衣室やシャワー、休憩室が整っており、初めての方でも利用しやすい環境が整えられています。
この施設では、古代から受け継がれる蒸し風呂そのものが最大の名物です。火入れの時間によって温度が異なる石室を体験できるため、その日のタイミングによって異なる熱さを楽しめます。石室内では静かに座って過ごし、ゆっくりと汗を流すのが伝統的な入り方です。入浴後は休憩室で体を落ち着かせながら余韻を味わうことができ、一般的なサウナとはひと味違う穏やかな時間が流れます。施設の軒先では、地元で収穫された新鮮な野菜が販売されることもあり、地域ならではの温かな雰囲気に触れられる点も魅力です。
訪れる際は、汗をしっかり吸収できる長袖・長ズボンの衣類とタオルを持参すると安心です。頭巾や草履などは貸し出しも用意されています。一般的な温泉施設のような浴槽や水風呂はなく、古代の蒸し風呂文化を体験する施設であることを理解して利用すると、より魅力を感じられるでしょう。現代まで受け継がれてきた伝統の技術と地域の人々の努力によって守られてきた塚原のから風呂は、香川県を訪れた際にぜひ足を運びたい、日本の入浴文化を今に伝える貴重な文化遺産のひとつです。
| 住所 | 香川県さぬき市昭和1050−4 |
|---|---|
| 電話 | 0879-52-1202 |

ようこそ、塚原のから風呂(つかばらのからふろ)のサイトへ。…