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三宿交差点の近くで、天然魚介を主役にしたシチリア料理を楽しめるレストランがPescheria Cara mishuku(ペスケリア カーラ ミシュク)です。2013年1月に開店し、店を営む北川浩太郎さんは魚屋の家に育ち、シチリアのパレルモやトラーパニで料理を学びました。店名にある「Pescheria」はイタリア語で魚屋を意味し、その名の通り魚との深いつながりが店の土台になっています。現在も父親が営む川崎北部市場の仲卸「北川水産」と連携し、目利きした天然魚介をシチリアの調理法で仕立てています。魚介とともに無農薬野菜を取り入れ、素材そのものの味を生かす料理を大切にしているのも特徴です。
この店ならではの面白さは、料理人と市場の魚屋という親子の仕事が、そのまま一皿につながっていることです。代表的なのがオヤジが厳選したカルパッチョ。仲卸である父親が選んだ魚を使い、竹炭塩とレモンオイル、発酵ビーツのソース、シチリア産EXVオリーブオイルなど、異なる味わいを組み合わせています。また北川さんは料理店を営むだけでなく、「食育おさかなせんせい®」として魚を身近に感じてもらう活動にも取り組んでいます。平日のランチを事前予約制としているのも、料理教室やこうした食育活動と両立するためです。魚を仕入れて料理するだけではなく、魚の魅力や食文化まで伝えていこうという姿勢がPescheria Cara mishukuらしさにつながっています。
シチリアらしさをより感じられる料理がたっぷり魚介のクスクスです。北川さんがシチリアで学んだ味をもとにした料理で、魚介の旨味を凝縮した濃厚なブイヤベースとクスクスを合わせます。北アフリカと地中海の文化が交わってきたシチリアらしい一皿で、一般的なイタリア料理店のパスタやリゾットとはひと味違う楽しみがあります。もうひとつの看板料理本日の鮮魚のシチリア直伝アクアパッツァでは、その日の天然魚にハマグリを合わせ、シチリアの海塩を使って魚の旨味を引き出します。市場と直接つながる店だからこそ、その日の魚に合わせた料理を味わえるのが魅力です。
魚介をたっぷり味わいたいときには情熱のペスカトーレも目を引きます。赤海老やハマグリ、イカ、タコなどを重ねた、漁師料理を思わせる力強いパスタです。牡蠣は大きな殻付き生牡蠣のほか、殻付きのまま低温で蒸してから冷やす殻付き冷製牡蠣の低温蒸しという仕立ても用意されています。さらに季節の天然魚介や無農薬野菜を少しずつ楽しめるCara自家製前菜などもあり、旬の食材を軸にシチリア料理を組み立てています。三宿交差点を見下ろすビルの4階にあり、池尻大橋駅から歩いて向かえる距離です。東京にいながら、シチリアの港町と日本の魚市場、そして親子2代の魚の仕事がつながった料理に出会える一軒です。
| 住所 | 東京都世田谷区池尻3-30-10 三旺ビル 4F |
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| 電話 | 050-5589-4153 |