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和光市新倉で長く地域の人々に親しまれてきた新倉氷川八幡神社は、鎌倉時代の弘安年間、1278年から1288年ごろに創建されたと伝わる神社です。新倉の氏神様として約700年の歴史を重ねてきました。御祭神は須佐之男命と誉田別命で、氷川大神の本宮はさいたま市の武蔵一宮氷川神社、八幡大神の本宮は大分県の宇佐神宮とされています。「氷川」と「八幡」の名を合わせ持つ神社は珍しく、神社の公式案内では、和光市の新倉と下新倉、埼玉県鴻巣市の3社のみと紹介されています。かつて境内や参道周辺には古い松や杉が生い茂り、1933年から1934年ごろに撮影された写真にも、木々に包まれた参道の姿が残されています。現在も住宅地の中で、地域の歴史を感じられる場所として大切に守られています。
新倉氷川八幡神社の魅力を知るうえで欠かせないのが、地域の暮らしと結びついた祭りです。例大祭などには多くの人が集まり、年始にはだるま市も開かれてきました。だるまを求めた人の家内安全などを願い、氏子による三々七拍子が行われる様子も和光市によって紹介されています。初詣の時期には鳥居や提灯の明かりのもとに参拝者が集まり、その風景は2026年に選ばれた「和光市景観10選」の初詣の夜明かしにも選定されています。大きな観光地として訪れるというより、地域の人々が受け継いできた信仰や年中行事に触れられるところに、この神社らしい魅力があります。
和光市の歴史をもう少し深く知りたい方は、周辺に伝わる富士信仰にも目を向けてみたいところです。和光市には富士塚が残されており、市内の3基が2023年9月21日に市指定民俗文化財となりました。なかでも下新倉氷川八幡神社境内の下新倉氷川八幡神社富士塚は、石碑の銘文から1870年に丸吉講下新倉講社によって築かれたと考えられています。さらに碑文からは、それ以前の富士塚が1848年に再建されたことや、この地域の富士信仰が1614年までさかのぼる可能性もうかがえます。新倉・下新倉一帯に根づいてきた信仰の歴史を知ると、この地域の神社が単なる参拝場所ではなく、人々の暮らしや共同体を支えてきた場所だったことが見えてきます。
新倉氷川八幡神社は和光市新倉2丁目18-60にあり、境内には10台程度の駐車スペースが案内されています。ただし、神社裏手には契約者専用の駐車場があり、近隣道路や店舗、私有地への駐車も禁止されていますので、車で訪れる際は案内をよく確認してください。御神札授与所は不定期の案内となっているため、御朱印や授与品を目的に訪れる場合は事前に最新情報を確認しておくと安心です。初詣や祭典の時期は普段とは異なる賑わいを見せるため、静かに参拝したい場合は行事の日程も確認してから出かけるのがおすすめです。
| 住所 | 埼玉県和光市新倉2丁目18−60 氷川八幡神社 |
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埼玉県和光市新倉の氏神様、新倉氷川八幡神社の公式ホームページ。神社の後ろには鎮守の杜がひろがる、静かなお社です。境内には、なで犬、福招猫が鎮座し、象った御朱印も授与しております。…