【大阪】長堀橋「セイロンカリー」

長堀橋駅「セイロンカリー」

大阪・南船場で、本場の味を大切にしたスリランカ料理を楽しめるのがセイロンカリーです。長堀橋駅から歩いて5分ほど、南船場1丁目のフロントラインビル1階に店を構えています。2013年にオーナーの重國裕子さんが大阪・大正区で店を始め、スリランカ料理に魅せられた重國さんが現地からシェフを迎えてスタートしました。その後、2016年に現在の南船場へ移転。スリランカ出身のシェフが腕を振るい、現地の食文化を身近に味わえる店として歩みを重ねています。料理にはスリランカから取り寄せるミックススパイス「トゥナハパ」などが使われ、辛さだけを前面に出すのではなく、スパイスの香りやココナッツ、野菜などを重ねていくのが特徴です。

店を代表する料理がアンブラです。「アンブラ」はスリランカの家庭で親しまれている食事のスタイルで、ご飯を中心にカリーや豆、野菜、ココナッツを使った副菜などを一皿に盛り合わせます。セイロンカリーでは、それぞれを別々に味わうだけでなく、少しずつ混ぜ合わせながら食べ進めるのがポイントです。スパイスの効いたカリーに、豆のやさしい味、野菜の甘みや酸味、ココナッツの風味などが加わり、混ぜる組み合わせによってひと口ごとの印象が変わっていきます。日本の一般的なカレーライスとはかなり異なる、スリランカならではの食べ方そのものを楽しめる一皿です。

もうひとつ覚えておきたいのが、米料理やロティを使った料理の幅広さです。香りのよい細長い米を使うビリヤニは、スパイスとともに炊き上げる南アジアらしい米料理。さらにコットゥは、ロティと野菜、カリーなどを鉄板の上で細かく刻みながら炒めるスリランカの庶民的な料理です。カリーをかけて食べるだけではなく、米、ロティ、野菜、肉や魚介とスパイスをさまざまな形で組み合わせるところにも、スリランカ料理の奥深さが感じられます。

そのほか、スリランカ式の炒めご飯フライドライスや、薄く焼いた生地とカリーを合わせるロティセットなども、店の料理の幅を感じさせるメニューです。まずアンブラでカリーと副菜が重なっていく面白さを味わい、次の機会にはコットゥやビリヤニへ進んでみると、同じスパイス料理でもまったく違った表情に出会えます。大阪で独自に発展してきたスパイスカレー文化を巡る際にも、その背景にあるスリランカの食べ方に触れられる1軒です。現在は東大阪にも店舗が展開されていますが、長堀橋近くの南船場店はセイロンカリーの歩みをたどるうえでも中心となる店です。

  • アンブラ
住所 大阪府大阪市中央区南船場1-13-4 フロントラインビル 1F
電話 06-6125-5434

行く前に!見どころ&口コミをチェック

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