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京都市左京区の京都大学近く、百万遍に本店を構えるハイライト食堂は、ボリューム満点の定食と手作りの味で親しまれている大衆食堂です。創業は1960年。もともと靴店を営んでいた創業者が、故郷を離れて京都で学ぶ学生たちに、温かな家庭料理をお腹いっぱい食べてほしいという思いから食堂を開きました。以来、学生たちの食生活を支え続け、京都大学周辺では「第2の学食」とも呼ばれるほど身近な存在になっています。現在は学生だけでなく、地元の人々や社会人、学生時代の味を懐かしむ卒業生など、幅広い世代に親しまれています。
ハイライト食堂の料理を発展させたのが、フランス料理の経験を持つ2代目店主の辻井克美さんです。洋食の調理技術を取り入れながら、家庭料理の親しみやすさと食べ応えを大切にしたメニューを充実させてきました。現在は3代目の辻井一喜さんが店の運営を担い、創業以来の味を受け継ぎながら、新しい料理の開発にも取り組んでいます。料理だけでなく、ソースやマヨネーズなどの調味料も手作りにこだわっていることが、ハイライト食堂の大きな特徴です。長年受け継がれてきた家庭的な味に、洋食店ならではの丁寧な仕事が生かされています。
看板メニューは、大きなチキンカツを主役にしたカラフルジャンボチキンカツ定食です。国産の鶏むね肉を使用したチキンカツに、ケチャップと玉ネギを使った特製アメリカンソース、チーズ、おろしポン酢を組み合わせています。アメリカンソースのほどよい酸味とコク、チーズのまろやかさ、大根おろしのさっぱりとした味わいを、ひと皿で楽しめるのが魅力です。ご飯と赤だしも付いており、しっかり食事を楽しみたい人にぴったり。シンプルなジャンボチキンカツ定食も長く親しまれている定番料理で、大きなチキンカツに特製ソースをたっぷりとかけた、食べ応えのある一品です。
チキンカツ以外にも、ハイライト食堂には多彩な料理がそろっています。若鶏唐揚げ定食は、鶏もも肉をカレー粉など数種類のスパイスで漬け込み、香り豊かに仕上げた唐揚げが主役です。ビックリ盛り定食は、メンチカツやクリームコロッケ、唐揚げなどの揚げ物を盛り合わせた、ボリュームのあるメニュー。さらに、手作りのデミグラスソースを使ったハンバーグ定食も楽しめます。洋食を中心とした豊富な料理のなかから、その日の気分やお腹の空き具合に合わせて選べるのもうれしいところです。
また、創業当時から続く1人用の鍋料理も見逃せません。野菜不足になりがちな学生たちに、野菜をたっぷり食べてもらいたいという思いから生まれたメニューで、当初の牛鍋、豚鍋、鶏鍋から種類を増やしてきました。揚げ物が中心という印象の強いハイライト食堂ですが、丼物やカレー、鍋料理などもそろい、日常的に通っても飽きにくい食堂として親しまれています。
ハイライト食堂は、百万遍の本店をはじめ、京都市内に御池店、十条店、衣笠店、御薗橋店を展開しています。店舗によって限定メニューや料理の内容が異なり、それぞれの地域に根ざした食堂として営業を続けています。観光で訪れた際にも、京都の学生たちが日頃から親しんできた食文化に触れられるのが魅力です。華やかな京料理とはひと味違う、気取らずにお腹いっぱい食べられる京都の日常の味。ハイライト食堂には、創業者が大切にした温かな家庭料理への思いが、今も受け継がれています。
| 住所 | 京都府京都市左京区田中門前町94 |
|---|---|
| 電話 | 075-781-4517 |
1960年創業の京都の老舗大衆食堂 和洋食堂・軽食喫茶ハイライト食堂
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