【#櫻井信五の鬼スケ旅】三重の名所を巡る旅 スポットリスト 2025/11/21〜12/5放送

紹介された番組
 
伊勢 三重 賢島
  • ブックマークとしてもどうぞ!

その他のオススメスポット

しょうが焼き 食事 お肉 和食

【東京】駒場「菱田屋」

【1億3000万人のSHOWチャンネル 菱田屋】名店レシピ『生姜焼...

麺類 パスタ 食事 洋食 イタリアン

【三重】津「パスタスタジアム よろこば食堂」

【バナナマンのせっかくグルメ よろこば食堂】#ハナコ 「ホエ...

櫻井信五の鬼スケ旅 2025/11/21〜12/5放送

櫻井翔と村上信五がまだ知らない日本各地の魅力を”とにかくたくさん”伝えるため…鬼のようにスケジュールを詰め込んだ1泊2日の旅に出る!
第四弾の舞台は三重!

三重1日目

①東海道五十三次を体験できる公園

歴史を語る公園

三重県桑名市の中心部に静かにたたずむ歴史を語る公園は、かつて宿場町として栄えた桑名の賑わいと、旅人たちの息づかいを感じられる場所です。ここは、江戸時代の主要な街道である東海道五十三次の、ちょうど42番目の宿場「桑名宿」にあたります。桑名は桑名藩の城下町でありながら、木曽三川と伊勢湾を利用した水上交通の要衝としても発展しました。古くは食料や日用品を船で荷揚げする船着き場として利用され、その後は青果市場になるなど、時代の移り変わりとともに町の生活を支えてきた場所です。現在、公園がある一帯は、お堀に面して片側にしか家並みがなかったことから「片町」という地名がついたと伝えられています。

この公園の一番の特徴は、江戸の日本橋から京都の三条大橋までの長大な道のり、東海道五十三次をギュッと凝縮したモチーフで造られている点です。桑名宿は、東海道の中でも熱田宮宿に次いで2番目に多い宿数を誇る大きな宿場として知られ、伊勢神宮へ向かう伊勢路の玄関口としても大変な賑わいを見せていました。その史実を後世に伝えるため、公園内には東海道の道中をイメージした道標や案内板が設置され、旅の気分を味わいながら歴史に触れることができます。江戸時代の旅人が難所と言われた七里の渡しで海を渡り、ようやく桑名にたどり着いた際の安堵感を、この地で感じてみてはいかがでしょうか。

公園の散策では、東海道の道中を象徴するいくつもの見どころを楽しめます。たとえば、道中をイメージした道標常夜燈が設置され、旅籠や茶屋で栄えたかつての宿場町の風景を思い描くことができます。また、石畳の道や、日本橋から三条大橋までの間に通る各県の「県の木」が植えられているのもユニークな点です。東海道を歩く旅人が目にしたであろう、松の木や富士山をイメージした景観なども再現されていて、まるでミニチュア版の東海道を巡っているような気分を味わえます。

さらに、公園の魅力として欠かせないのが、桑名城の石垣を間近に見られることです。公園の対岸、お堀に面した部分は、当時のままの桑名城の石垣が約500メートルにわたって残っています。公園から南側にかかる南大手橋は、かつて城下と三の丸を結んでいた歴史的なルートです。また、公園は桑名宿の中心地に近いことから、春日神社九華公園(桑名城跡)など、桑名の歴史を深く感じられる史跡が徒歩圏内に点在しています。

住所 三重県桑名市片町129
電話 0594-48-2702

ホームページ

行く前に!見どころ&口コミをチェック

【歴史を語る公園】アクセス・営業時間・料金情報 – じゃらんnet

歴史を語る公園の観光情報 交通アクセス:(1)「宮通」バス停下車、徒歩約2分。歴史を語る公園周辺情報も充実しています。三重の観光情報ならじゃらんnet 江戸の日本橋から京都の三条大橋に至る東海道五十三……

②バリスタ日本一のお店で朝コーヒー

西桑名駅「カフェ・ド・アン・ダニエルズ(Cafe de UN Daniels)」

三重県桑名市の東海道五十三次の宿場町として栄えたエリアにあるカフェ・ド・アン・ダニエルズは、コーヒーへの深いこだわりが感じられる、地元で愛されるカフェでございます。
こちらのお店のオーナーは、コーヒーの競技会で2度も日本チャンピオンに輝いた経歴を持つ吉良剛氏が務めています。
吉良氏は、生まれ故郷の桑名市で「Coffee is Power!!」という強い信念のもと、お客様の毎日を後押しするような最高の一杯を届けるため、2011年にこのカフェを開業されました。
店内では、豆本来の良質な甘みを引き出す自家焙煎のコーヒー豆を使用し、「美味いは甘い!」をモットーに味作りをされています。
淹れ方にもこだわりがあり、キレとコクを大切にしたサイフォンコーヒーと、濃厚な味わいのエスプレッソをイタリア製のマシンで提供しています。
温かみのあるナチュラルな雰囲気の店内には、バリスタがコーヒーを淹れる様子を間近で見られるカウンター席もあり、ゆったりとした時間を過ごせると評判でございます。

このお店ならではの大きな特徴は、オーナーの確かな技術と、その志を受け継いだバリスタやパティシエといったプロフェッショナルが揃っている点でございます。
特にコーヒーに関しては、ラテアートの世界大会でベスト16に進出したバリスタが在籍しており、美しいラテアートを目当てに訪れるお客様も多いようです。
さらに、県内の有名洋菓子店で経験を積んだパティシエが作るスイーツも楽しめ、コーヒーとスイーツの両方でワンランク上のメニューを味わえるのが魅力です。
また、桑名ならではの素材を活かした商品開発にも力を入れており、桑名産の小麦を用いた焼き菓子や、ご当地ブレンドのコーヒーなどが、県の特産品として選ばれています。

こちらでぜひ試していただきたい名物の一つが、モーニングタイムに提供されるサービスモーニングです。
こちらはドリンクの料金だけで、地元で人気のパン屋さんのトーストとふわとろのスクランブルエッグが付いてくる大変お得なセットで、一日の始まりを優雅にスタートさせてくれます。
追加料金で楽しめるフレンチトーストモーニングもあり、外側がカリッとして中はシロップがじゅわっと広がるフレンチトーストは、甘いものが好きな方に特におすすめしたい一品です。
また、自家焙煎のコーヒー豆の個性を楽しめる、桑名市の名刀をイメージしたMURAMASAなどのオリジナルブレンドコーヒーもございます。
濃厚な味わいのエスプレッソから生まれるカフェラテは、バリスタの確かな腕が光る美しいラテアートとともに提供され、目でも舌でも楽しめる一杯でございます。
デザートでは、季節のフルーツを取り入れた季節のパフェや、定番のチョコバナナパフェ抹茶あずきパフェなど、種類豊富なパフェも人気です。
軽食としても、メインがグラタンやオムカレーなどから選べるボリュームたっぷりのランチセットや、太麺がもちもちとして美味しいと評判の鉄板ナポリタンもございます。
ご当地商品として、桑名産の小麦を使った九華ショコラや、自家焙煎の九華珈琲は、お土産にも喜ばれる逸品で、コーヒー豆やドリップパックは店頭で購入できるので、自宅でも本格的なバリスタの味を楽しめます。

  • マンデリン(HOT) 780円
  • マンデリン(ICE) 780円
  • カフェラテ(HOT) 750円
  • カフェラテ(ICE) 750円
  • コーヒーゼリー 280円
  • いなべの茶っぷりん 300円
  • オリジナルマグ 1650円
住所 三重県桑名市大央町49-6
電話 0594-23-7030

ホームページ

公式サイト

Cafe de UN Daniel’s

三重県桑名市にあるカフェ・ド・アン・ダニエルズのサイトです。バリスタ日本チャンピオンの吉良剛が手がける自慢のコーヒーをお召し上がりください。ラテアートやデザートも楽しめます。業務用珈琲豆の卸販売もして……


Instagramをチェック

③信五と紅白で共演!三重のご当地キャラ「こにゅうどうくん」のおじさんに会おう!

中入道

三重県四日市を代表する、地元の方々から深く愛され続けている伝統のからくり人形の山車です。市のシンボルとして知られるこの巨大なからくり人形は、その名を大入道(おにゅうどう)といい、毎年夏に開催される大四日市まつりの主役として街中を練り歩きます。江戸時代後期の文化2年(1805年)に制作されたと伝わる歴史ある存在で、からくり人形の山車としては日本一の大きさを誇り、三重県の有形民俗文化財にも指定されています。

この大入道の最大の魅力は、なんといってもその迫力と仕掛けの面白さです。山車に立つ人形の全高は9メートルにも達するといわれ、太鼓や銅鑼の音に合わせて、人形の中に入った数人の人形師が操ります。 白黒の縦縞模様の着物を着た坊主頭の姿で、演技が始まると、ぐいっと首を長く伸ばしたり、上を向いて長い舌をべろりと出したり、さらに目をギョロッと動かしたりと、ユーモラスかつダイナミックな動きを披露します。 この首が伸び縮みするからくりは当初から備わっていましたが、明治2年(1869年)に首をS字に曲げる機構が加えられ、より表現豊かに進化しました。

大入道が生まれた背景には、古くから語り継がれる民話があります。江戸時代、現在の大入道を所有する中納屋町のもとになった桶之町では、蔵の裏に住み着いた古狸が大入道に化けて町の人々を困らせていたそうです。 困った町の人たちが、この狸を追い払うために、より大きく、もっと怖い大入道のからくり人形を作ったところ、化け狸は驚いて姿を消したと伝えられています。 このような由来から、大入道は悪事を働くものを退散させる縁起の良い存在として親しまれてきました。また、首が長く伸びる様子から、「成績が伸びる」などの験担ぎとして好まれる側面もあり、親しみやすい愛らしい表情も相まって、今では四日市市民の誇りとなっています。

四日市市には、この大入道をモチーフにした公式マスコットキャラクター「こにゅうどうくん」がいて、その「おじさん」という設定で親しまれているのが、四日市駅前の商店街に常設されている電動のからくり人形「中入道さん」です。 こちらの「中入道さん」は、昭和49年(1974年)に、水害で中止になった**四日市祭**を惜しんだ地元高校生らによって作られたのが始まりとされています。 現在は商店街のシンボルとして、定期的に首を伸ばす動きを見せて人々の目を楽しませています。大入道本体は、通常は厳重に保管されており、原則として夏の大四日市まつりでしか見ることができませんが、一年中訪れる人々を温かく出迎えてくれる**中入道さん**に会いに、ぜひ四日市商店街を訪れてみてはいかがでしょうか。 祭りの期間外に大入道の姿を見たい場合は、四日市市立博物館などに展示されている模型や関連資料を鑑賞するのもおすすめです。

住所 三重県四日市市諏訪栄町2−510 0086

④半世紀愛される「餃子の新味覚」で餃子×??? 新感覚の組み合わせ!

中川原駅「新味覚 本店(しんみかく)」

三重県四日市市に長年愛され続けている、焼き餃子専門のお店です。近鉄湯の山線の中川原駅から徒歩でも訪れることができ、地元の方々はもちろん、遠方からも餃子好きが足を運ぶ人気店として知られています。創業は1955年(昭和30年)に遡り、60年以上にわたって餃子一筋の味を追求し続けている、まさに四日市のソウルフードと言えるでしょう。毎朝6時頃からその日に提供する餃子の仕込みを始め、作り置きは一切しないという「鮮度」への強いこだわりが、長きにわたり多くの方を惹きつけている理由の一つです。新鮮な素材を使い、その日のうちに売り切るという潔さもまた、このお店の誇りとなっています。

この新味覚には、お店ならではのユニークな特徴がいくつもあります。まず驚かれるのは、メニューが餃子と飲み物のみというシンプルさです。ご飯やスープといったサイドメニューがないため、ひたすらに餃子の美味しさを堪能できます。そして、最も知られているのが「牛乳と一緒に餃子を食べる」というスタイルです。一見意外な組み合わせですが、お店では牛乳を飲みながら餃子を味わうのが定番とされています。まろやかな牛乳が、餃子の風味を包み込み、油っぽさを和らげると言われており、初めて試す方もその相性の良さに目を見張るそうです。また、遊び心のある店内も特徴で、カウンター席には麻雀牌が埋め込まれているデザインが施されています。さらにお代わりの注文方法も独特で、空になったお皿をカウンターの上に置くのが「おかわり」の合図となっており、スタッフとの心地よいコミュニケーションが生まれています。お客様が食べた餃子のお皿の数は、麻雀の点棒を使って計算されるという点も、楽しく面白い工夫が凝らされています。

お店の看板商品である餃子は、キャベツ、ニラ、玉ねぎ、卵、豚肉、にんにくなど、厳選された具材を使用しています。使用する野菜は、その時々で最も美味しいものを厳選するため、季節や産地によって最適な素材を選んでいるそうです。餡は野菜の甘みを活かした、あっさりとした優しい味わいが特徴で、何個でも食べられるような軽い後味が魅力となっています。また、オリジナルのレシピで作られた皮は、焼かれた面はパリッとして香ばしく、それ以外の部分はもっちりとした食感が楽しめ、一口で「パリッ」「もちっ」という二つの食感を体験できます。大ぶりの餃子が1人前8個で提供され、満足感のあるボリュームです。

新味覚での餃子の楽しみ方は多様です。まずは特製のタレをつけてシンプルに味わうのがおすすめです。そして、もう一つのおすすめは、卓上に用意されている特製刻みニンニクラー油を活用する方法です。あっさりとした餡にピリッとした辛味と、にんにくのガツンとした旨味が加わり、さらにパンチの効いた味わいに変化します。この特製刻みニンニクラー油は、餃子の美味しさを引き立てる名脇役として、多くの方に愛されています。このほか、自宅でもお店の味を楽しめるように、冷凍の餃子がテイクアウトやお取り寄せとして販売されており、遠方にお住まいの方へのお土産としても喜ばれています。創業以来の変わらぬ味と、ユニークなスタイルで、四日市の食文化を支え続けているお店です。

  • 焼き餃子 540円
  • 牛乳 160円
  • コーヒー牛乳 160円
住所 三重県四日市市久保田2-10-1
電話 0593-53-1724

ホームページ

公式サイト

餃子専門店 新味覚|新味覚の餃子をご家庭へ!

手作り本格餃子の通信販売なら四日市の餃子専門店「新味覚」をご利用ください。おかずに、おつまみに、餃子パーティーにピッタリです!創業より餃子一筋60余年営業を行なってまいりました。自慢の餃子を是非ご賞味……

⑤世界最高峰!F1日本GPが開催されるサーキットで超本格ゴーカート対決!

鈴鹿サーキットパーク

三重県鈴鹿市にある鈴鹿サーキットは、モータースポーツの聖地として知られるレーシングコースを中心とした一大レジャー施設です。その歴史は古く、1962年9月に本田技研工業によって、日本で初めて全面舗装と観客席を兼ね備えた本格的なレーシングコースとして誕生しました。開場には、創業者である本田宗一郎氏の「安全な高速走行ができるレース場をつくるのはメーカーの義務」という信念が込められていたと言われています。コース設計は、オランダ人建築家のジョン・ヒューゲンホルツ氏が担当し、当初はホンダのテストコースとしての役割も担っていました。2022年には、長年親しまれてきた遊園地「モートピア」が「鈴鹿サーキットパーク」に名称を変え、子どもから大人までモビリティの楽しさを体験できる施設として、さらに進化を続けています。

鈴鹿サーキットパーク最大の魅力は、世界に誇るレーシングコースと一体となった、体験型のテーマパークという点です。国際自動車レースの最高峰であるF1日本グランプリや、真夏の祭典として有名な鈴鹿8時間耐久ロードレース鈴鹿8耐)といったビッグレースが開催されるこの場所は、モータースポーツファンにとって特別な場所です。特に、レーシングコースは世界でも珍しいコースが立体交差する「8の字」のユニークなレイアウトが特徴的で、最大52mの高低差や途中で右回りから左回りへ変化する設計を持つ、国際的にも難易度の高いテクニカルコースとして有名です。この聖地の隣にある鈴鹿サーキットパークには、3歳頃のお子さんから自分でクルマやバイクを操縦できるアトラクションが豊富にあり、モビリティを「操る楽しさ」を小さなうちから体感できるのが、ほかの遊園地にはない特徴です。アトラクションの多くは、ホンダの安全運転教育のノウハウが生かされており、楽しみながら交通ルールや安全意識も学べるように工夫されています。パークの人気者コチラファミリーをはじめとした仲間たちが、訪れる人々を迎えてくれます。

レース観戦やアトラクションでたっぷり遊んだ後は、施設内のグルメも楽しみのひとつです。パークや周辺にはいくつものレストランやフードコートがあり、様々なメニューが用意されています。三重県らしいご当地グルメを味わうなら、「伊勢うどん」がおすすめです。また、三重県名物の豚肉料理「鈴鹿トンテキ」を提供するお店もあり、ボリューム満点のメニューでエネルギーをチャージできます。アトラクションゾーンには、手軽に楽しめる麺類や点心、お子様メニューが豊富なレストランなど、旅の目的に合わせて選べる飲食店が揃っています。

さらに、鈴鹿サーキットには、レース観戦の合間やパークで遊んだ後に利用できる施設も充実しています。広大な敷地には、宿泊施設として快適な「鈴鹿サーキットホテル」や、天然温泉「THE SPA」が併設されているため、一日中遊び疲れた体をゆっくりと癒やせます。夏期限定で営業する「アクア・アドベンチャー」では、広大な敷地に冒険や発見をテーマにしたプールとスライダーがあり、水着のままパークに遊びに行くこともできるなど、リゾートとしての機能も兼ね備えています。訪れる際は、レース開催日にはパークの入場券とレース観戦券がセット販売になる場合があるため、事前に公式ウェブサイトでイベントカレンダーやチケット情報を確認するのが大切です。また、アトラクションは天候や整備点検によって急遽運休になる場合もあるため、合わせて営業案内もチェックしておくと安心です。

住所 三重県鈴鹿市稲生町7992
電話 059-378-1111

ホームページ

公式サイト

鈴鹿サーキット

モビリティ文化の原点、それが鈴鹿サーキット。子どもから大人までが楽しめる一大アミューズメントステージ。…

⑥店長が3年かけてDIY!電車でたこ焼きが届く「たこの駅」

鈴鹿サーキット稲生駅「たこの駅 稲生店」

三重県鈴鹿市、伊勢鉄道の鈴鹿サーキット稲生駅からほど近い場所にある、たこ焼き専門店です。地元の方々から長年にわたり愛されてきたこのお店は、「たこ焼きの生地と電車」にこだわっているのが大きな特徴です。ユニークな店構えは、まるで駅舎のような楽しいデザインで、地域でも人気のスポットとなっています。

お店のコンセプトは、店内に足を踏み入れた瞬間に強く感じることができます。イートインスペースには、本物の電車のようなつり革が飾られていて、電車に乗った経験がないお子様でも喜んでいただけるような空間が広がっています。このお店ならではの、特に楽しいサービスは、注文したたこ焼きをミニチュアの電車が客席まで運んでくれるというユニークな演出です。近鉄特急をイメージしたというデザインのミニチュア電車がたこ焼きを乗せて運ぶ光景は、お子様はもちろん、大人の方でも思わずカメラを向けてしまうほど魅力的です。店内には本格的なジオラマも設置されていて、幻想的な夜景モードに切り替わる時間帯もあり、食事をしながら特別な雰囲気を楽しむことができます。鉄道ファンの方にもきっと喜んでいただける、遊び心あふれるお店です。また、鈴鹿サーキットから近い場所にあり、レジャーの合間に立ち寄るのに便利で、お急ぎの方のためにドライブスルーも完備されています。

たこの駅 稲生店のメニューは種類豊富で、何度訪れても新しい味に出会える楽しさがあります。数あるメニューの中で特に人気ナンバー1として親しまれているのが、王道のソースマヨです。特製ソースとマヨネーズの組み合わせは、大人から子どもまで幅広い層のお客様に愛される定番の美味しさです。ソース以外の味付けとして、人気ナンバー2にランクインしているのがネギ塩マヨです。こちらは、たっぷりのネギに塩だれとマヨネーズを合わせた、さっぱりとした味わいの中にも旨味が感じられる一品で、あっさりしたものを好むお客様に好評です。

さらに、人気ナンバー3に名を連ねるのがお伊勢たこ焼きです。この地方ならではの地名が入った特別な名前からも、その味わいへの期待が高まります。お店が特にこだわっているというたこ焼きの「生地」は、外側は香ばしくカリッとしていて、中はとろりとした食感が特徴です。中には大粒のタコが入っていて、食べ応えも十分です。たこ焼き以外には、たこ焼きと並んで人気を集めるサイドメニューの甘だれ唐揚げもおすすめです。そのほかにも、辛いものがお好きな方にはネギ塩マヨ一味や、ネギ塩マヨラー油、そして和の風味を効かせた黒七味マヨといった個性的なメニューも用意されています。豊富なトッピングやソースのバリエーションから、その日の気分に合わせてお好みの味を探せるのが魅力の一つです。

  • すっぴん大玉 6個入 550円
住所 三重県鈴鹿市稲生町5552
電話 090-4193-8262

⑦ローソクシェア日本一のカメヤマローソクで好物キャンドルをゲット!

カメヤマローソク タウンストア

三重県亀山は、古くから東海道の宿場町として栄え、現代においては「ローソクのまち」として知られています。そのシンボルとも言えるのが、国内シェアトップクラスを誇るカメヤマローソクです。地元・亀山に長年根付くこの企業は、1927年(昭和2年)に「谷川蝋燭製造所」として産声をあげました。初代の谷川兵三郎氏は、もともと信心深い伊勢の宮大工の頭領でしたが、高齢で引退した後も神に仕える仕事がしたいと、神仏用ローソクの製造を始めたのがきっかけと言われています。創業の背景には、当時、三重・滋賀・奈良の三県にローソクメーカーがなかったこともあり、亀山の地で着実にその灯を守り育ててきました。そして2027年には、まもなく創業100周年を迎えます。

カメヤマローソクの歩みは、日本の「灯(あかり)」の文化そのものの歴史と言えます。創業以来、同社が掲げてきたのは、「流れず、曲がらず、くすぶらず」という、ローソクの品質に対する揺るぎないこだわりでした。この高い技術力と品質への信頼が、現代まで続くカメヤマローソクの土台となっています。戦後間もない頃には、神仏用だけでなく、芸術性の高い美術ローソクの製造にも力を入れ、生産量の多くを欧米へ輸出していました。実は、くるくると螺旋状にねじれたデザインでおなじみの「スパイラル型キャンドル」も、1938年(昭和13年)に同社が開発し、米国向けに輸出したのが元祖と言われています。また、結婚式で新郎新婦からゲストへ、灯火を繋いでいくロマンチックな演出「キャンドルリレー」など、現代のライフスタイルに合わせたキャンドル文化を創り出し、大切な人生の節目を彩る存在としても知られています。

亀山本社の敷地内には、2024年(令和6年)5月に総合エンターテイメント施設「カメヤマローソクタウン」がグランドオープンし、新たな観光スポットとして注目を集めています。ここでは、国内では珍しいローソクの製造工程を見学できるのはもちろん、自分でオリジナルのキャンドルを作るワークショップなども楽しめます。併設の「灯MUSEUM(あかりミュージアム)」では、灯りの歴史や魅力に触れることができ、キャンドルオブジェのライティングが神秘的な空間を演出しています。また、同施設に先行してオープンした「カメヤマローソクタウンストア」は、国内最大級の品揃えで、国内外で活躍するデザイナーが手がけたスタイリッシュな内装も見どころの一つです。

商品ラインナップの幅広さもカメヤマローソクの魅力です。神仏用ローソクの定番は、昔ながらの製法を守り続けたスタンダードなタイプで、パッケージに描かれた3本のローソクのシンボルマークが目印です。長さや太さが細かく分かれており、燃焼時間も5分程度の短いものから、20時間以上灯り続けるものまで、約30種類以上が揃っています。また、環境に配慮した商品として人気なのが「菜シリーズ」です。植物性原料を使い、スス(油煙)がほとんど出ず、火を消した後のにおいも気になりにくいのが特徴です。供養の形を現代に合わせて提案する商品もあります。例えば、故人の好きだった食べ物などをモチーフにした「好物キャンドルシリーズ」は、本物そっくりに作られたキャンドルで、和菓子づくしギフトセットお供菓子落雁ローソクといったユニークな商品があり、供養の場を温かく和ませてくれます。さらに、アメリカのブランドと提携した、自然の木芯からパチパチという焚き火のような心地よい音が出る「WoodWick(ウッドウィック)」など、癒しのキャンドルやインテリア雑貨も充実しており、様々な形で人々の暮らしに「灯」の安らぎを届けています。

  • 手酎ローソク 825円
  • ミニジョッキ 825円
  • らーめん横丁キャンドル 825円
  • ホットコーヒー 825円
  • アイスコーヒー 825円
  • カメヤマロックTシャツ 1980円
住所 三重県亀山市栄町1504−1
電話 0595-82-6009

ホームページ

行く前に!見どころ&口コミをチェック

⑧亀山サンシャインパークで地球一周チャレンジ!

亀山サンシャインパーク

三重県亀山市にある亀山サンシャインパークは、東名阪自動車道の亀山パーキングエリアと都市公園が一体となった、水と緑あふれるハイウェイオアシスです。
高速道路を利用される方はもちろん、一般道からも気軽に立ち寄れるのが大きな魅力で、ドライブの疲れを癒したい方や、地元の方々の憩いの場として親しまれています。
公園の中央には「高塚池」が広がり、その周囲に芝生広場や遊び場、散策路が整備されていて、四季折々の美しい風景を楽しみながらゆったりとした時間を過ごすことができます。
この公園は、高速道路利用者と地域住民が交流し、自然を体験できる場所として構想され、安心安全な公園を目指して、地域のボランティアも交えた様々なイベントも開催されています。

亀山サンシャインパークならではの大きな特徴は、その施設の充実ぶりです。
高塚池に架かる「サンシャインブリッジ」は、まるで吊り橋のようにゆらゆらと揺れる感覚が味わえるスポットで、公園全体の景色を見渡せる絶好のビュースポットになっています。
お子様連れの家族に大人気の「キッズランド」には、お城のような形をした大型のアスレチック遊具があり、クライミングやネット渡り、長い滑り台などで、子どもたちが思い切り体を動かして遊ぶことができます。
また、広々とした「芝生広場」は、ボール遊びをしたり、シートを広げてピクニックをしたりと、自由に使える空間です。
さらに、夏季限定(7月から9月前半まで)で開放される「水の遊び場」では、浅瀬で水遊びが楽しめるため、夏の暑い日には特に子どもたちに喜ばれています。
自然の地形を活かした公園の中を散策すれば、春の河津桜や緋寒桜といった季節の花々も鑑賞でき、自然の中でリフレッシュできます。

公園内には、事前予約制で無料で利用できる「バーベキューランド」も整備されています。
かまどや水道設備、木製テーブルセットが完備されているので、食材や炭、網を持ち込むだけで、豊かな自然の中で本格的なバーベキューを楽しめます。
そして、旅の休憩やお土産選びに欠かせないのが、隣接する亀山パーキングエリアの商業施設です。
こちらには、地元三重県の名物料理を味わえる食堂や軽食コーナー、そして地域特産品を扱う売店が揃っています。

特筆すべきは、亀山市に本社工場を持つ老舗カメヤマローソクの直営店があることです。
ここでは、日常使いのローソクはもちろん、アロマキャンドルや可愛らしいデザインのキャンドルなど、さまざまな製品が豊富に並びます。
なかには、粉状のロウと色付け用のカラースティック、芯糸がセットになった手作りキャンドルキットなど、旅の記念やお土産にぴったりの商品もあります。
まるでゼリーのような不思議な感触のキャンドルや、火を灯さずに飾っても楽しめる甘い香りのドルチェキャンドルなど、キャンドル作り体験ができるワークショップも開催されることがあるので、訪れる前に情報を確認してみるのもおすすめです。
高速道路を利用した際の立ち寄りだけでなく、目的地として丸一日を家族で楽しく過ごせる要素が詰まった、魅力あふれる場所です。

住所 三重県亀山市布気町801−1
電話 0595-83-0339

ホームページ

行く前に!見どころ&口コミをチェック

【亀山サンシャインパーク】アクセス・営業時間・料金情報 – じゃらんnet

亀山サンシャインパークの観光情報 営業期間:開園時間:8:30~19:30(4月~10月)、8:30~18:30(11月~3月)、交通アクセス:(1)一般道、高速道路両方から来園できます。 ≪名古屋よ……

⑨ルーブル美術館 日本唯一の姉妹館で世界的名作を見まくろう!

ルーブル彫刻美術館

三重県の津市、緑豊かな白山町にあるルーブル彫刻美術館は、世界で最も有名な美術館の一つ、フランス・パリのルーブル美術館から公式に許可を得て運営されている、世界でただ一つの姉妹館です。

この美術館の創設は、真言宗の大僧正でもあった初代館長の竹川勇次郎氏が、昭和40年代にパリで目にしたミロのヴィーナスの荘厳な美しさに深く感動したことに始まります。この感動を日本の多くの方にも届けたいと願った竹川氏は、当時の日本で実際にルーブル美術館を訪れられる人が限られていた状況を動かしたいと熱望し、粘り強く交渉を続けました。大理石などの繊細な彫刻作品は、型を取ること自体が極めて困難で門外不出とされていましたが、竹川氏の熱意が通じ、なんと17回もの渡仏交渉の末、ついに姉妹館の建設が了承されたという歴史があります。

ルーブル彫刻美術館が誇る最大の魅力は、館内に展示されている約1300点もの彫刻作品の数々が、単なるレプリカではないという点です。これらの作品は、パリのルーブル美術館美術部の技術者たちが総力を結集し、門外不出だった実物の彫刻作品から直接型を取って制作された復刻作品です。そのため、大きさはもちろんのこと、本物の作品についた小さな傷ひとつに至るまで、実物と寸分たがわぬ姿が忠実に再現されているのが大きな特徴です。当時のルーブル美術館館長も、実物から型を取り館外へ持ち出すことを世界で初めて許可したという、歴史的な事業として評価しました。建物は著名な建築家である黒川紀章氏が設計を手がけ、1987年(昭和62年)に開館しました。

館内では、竹川氏が感動したミロのヴィーナスをはじめ、ダイナミックな姿が印象的な勝利の女神像サモトラケのニケ、エジプトの至宝ツタンカーメンのマスクなど、世界美術史上でも超一級とされる作品を間近で鑑賞できます。特に、古代ギリシャ美術の均整の取れた美しさを体現するアポロンの像や、ルネサンス期を代表する巨匠ミケランジェロ作の未完成の奴隷像抵抗する奴隷像、さらにはロダン作の考える人など、美術の教科書で目にする名作の数々に出会える贅沢な空間が広がっています。

この美術館は、ルーブル美術館の作品にとどまらず、フランス博物館協会を通じて大英博物館メトロポリタン美術館カイロ博物館ベルリン博物館など、欧米の有名美術館が所蔵する作品の復刻展示も一部行っているため、日本にいながらにして世界の貴重な彫刻美術に触れられる大変貴重な体験ができます。中でも、大英博物館ロゼッタストーンの復刻作品は、来館者の方にとても人気です。また、運営が真言宗別格本山・大観音寺の境内にあることから、巨大な十一面千手千眼観世音菩薩座像などの仏像彫刻も展示されており、東西の美術が融合したような独特の雰囲気を楽しめます。館内では写真撮影が許可されている作品が多く、また一部では彫刻に直接触れることができる体験展示もあるため、視覚だけでなく全身でアートを感じられるのも嬉しいポイントです。ただし、真夏は館内温度が28度に設定されているため、涼しい服装で訪れるなどの心遣いがあるとより快適に鑑賞できるでしょう。美しい彫刻作品と一対一で向き合い、心安らぐひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。

住所 三重県津市白山町佐田 東谷1957
電話 059-262-1111

ホームページ

公式サイト

ルーブル彫刻美術館 | 関西・東海の子連れで観光お出かけにおすすめの美術館

三重県津市にあるルーブル彫刻美術館公式サイト。パリ・ルーブル美術館をはじめ、大英博物館、メトロポリタン美術館、ローマ国立博物館などの彫刻作品から直接型を取り復刻された作品を展示しています。関西(大阪・……

行く前に!見どころ&口コミをチェック

【ルーブル彫刻美術館】アクセス・営業時間・料金情報 – じゃらんnet

ルーブル彫刻美術館の観光情報 営業期間:その他:公開 9:30?17:00 休業 年中無休、交通アクセス:(1)近鉄「榊原温泉口駅」から徒歩5分。ルーブル彫刻美術館周辺情報も充実しています。三重の観光……

⑩松阪牛の新名物!“松牛焼”を食べよう!

徳和駅「竹輝銅庵」

三重県松阪市にある竹輝銅庵は、竹ギャラリー工房と茶房を兼ね備えた、地域の皆さまに愛される憩いの空間です。徳和駅周辺に位置し、松阪の新名物として知られる松牛焼を味わえるお店として親しまれています。こちらは単なる甘味処にとどまらず、地元の方々の手作り作品が展示される交流の場や、オーナーが丹精込めて作り上げた竹細工が並ぶ「まちかど博物館」としての顔も持っています。

お店の大きな特徴は、その店名の通り、店内の内装のほとんどに竹が使われている点です。床はもちろん、テーブルや照明器具に至るまで竹材で統一されており、竹林に囲まれたような、優しく落ち着いた雰囲気の中でゆったりとしたひとときを過ごせます。また、竹輝銅庵は、お店を始めたオーナーの「松阪を盛り上げたい」という熱い想いが込められた場所でもあります。店内には、竹本館長が手作りした温かい光を灯す竹製のランプシェードや、三重県の伝統工芸品である伊勢型紙などが展示され、訪れる人に安らぎと感動を与えてくれます。さらに、十二単風の衣装を試着し、まるで物語の「かぐや姫」になったような気分で記念撮影ができる、遊び心あふれるコーナーも設けられています。

軽食やデザートメニューも充実しています。朝早くからモーニングセットを提供しており、一日を気持ちよくスタートできると好評です。お昼時にはミックスサンドホットサンドといったサンドウィッチ類の軽食も楽しめます。また、デザートとしては、バニラアイスにエスプレッソをかけたイタリア発祥のアフォガードに、お店オリジナルの松牛クッキーを添えた一品や、ほっこり温まるぜんざいなどもあり、食後の甘い時間にもぴったりです。

お店の看板メニューである松牛焼は、地元松阪の新名物として考案されたオリジナリティあふれるお菓子です。その名の通り松阪牛をイメージした牛の形をしており、「たいやき」とは一味違った存在感を放っています。この松牛焼は、生地が甘くてもちもちとした豊かな風味があり、中に詰まった粒餡は甘さを控えめにしてあり、あっさりとした上品な味わいが楽しめると評判です。特に、定番の松牛焼(あんバター)と、松阪牛のしぐれ煮が入った松牛焼(松阪牛しぐれ煮)は、国際的な品評会であるモンドセレクションで2年連続金賞を受賞した実績があります。この受賞は、その美味しさが世界にも認められた証しと言えます。松牛焼はテイクアウトもできるため、お土産としても大変喜ばれますし、季節ごとに変わる月替わりあんもファンが多く、訪れるたびに新しい味に出会える楽しみがあります。温かいコーヒーとの相性も抜群なため、竹の温もりに包まれた空間でゆっくりと味わってみてはいかがでしょうか。

  • 松牛焼(牛しぐれ)小 180円
  • 松牛焼(あんバター)小 100円
住所 三重県松阪市駅部田町1056-5
電話 0598-23-2340

ホームページ

⑪総工費2000万円以上!“ミニ姫路城”と写真を撮ろう!

円座町

三重県伊勢市の円座町にある「ミニチュア姫路城 白鷺苑」は、世界文化遺産に登録されている国宝の姫路城を、なんと個人の邸宅の庭に23分の1のスケールで再現した、驚くほど精巧な巨大模型です。城主である井村裕保さんが、中学生の時に雑誌の付録で見た城の立体図面に感動したことが、この壮大な夢の始まりでした。幼い頃に心に抱いた「自分の庭に姫路城を建てる」という夢を実現させるため、井村さんは縮小図面の制作から始め、1989年に現在の土地を見つけました。そして、そこから約18年の歳月をかけて、2007年4月にこの白鷺苑を完成させたのです。

この白鷺苑のユニークな点は、井村さんの妥協を許さない徹底したこだわりと、ご夫妻の深い愛情が詰まっているところです。城を建設するための土地探しでは、「近くに民家がないこと」「電信柱がないこと」「山が見えること」という三つの条件を不動産会社に提示されたといいます。これは、本物の姫路城が持つ雄大な景観を、ミニチュアであっても再現したいという熱い思いからくるものでした。完成した白鷺苑は、天守閣までの高さが4.5メートルもあり、基礎工事もコンクリートでしっかり行い、雨水が溜まらないように排水まで計算されています。屋根にはオリジナルの型枠で成形したFRP(繊維強化プラスチック)を使い、本物さながらの瓦の色や白壁の質感、そして石垣の風合いまで忠実に再現されている様子に、訪れた人は誰もが感嘆の声をあげます。

緻密な再現度だけでなく、その歴史的な価値も注目されています。井村さんは昔の文献などを細かく調べ、現在では残っていない姫路城の「西の丸-千姫御殿」や「本丸御殿」までも再現しているのです。特に「幻の千姫御殿」といわれていた西の丸は、資料探しに苦労する中で、運良く古文書が大分県で発見されたというエピソードがあり、まさに奇跡的な巡り合わせで完成したことが分かります。また、方位を意識せずに建築を進めたにもかかわらず、完成間際に磁石で確認したところ、本物とほぼ同じ方角で建っていたという、驚きのエピソードも残っています。

さらに、この白鷺苑を彩る小さな武士や馬の置物たちは、井村さんの奥様である郁子さんが一つひとつ心を込めて焼いた陶作品です。ご夫妻の熱い情熱と共同作業によって、この場所は単なる模型ではなく、生きた作品として完成しました。現在、このミニチュア姫路城 白鷺苑は、城主のご厚意で見学可能となっていますが、あくまで個人宅の私有地ですので、周囲の住民の方々のご迷惑にならないよう、マナーを守って静かに見学を楽しんでください。また、城主の方に一言声をかけると、建設にまつわる貴重なお話を聞かせていただけるかもしれません。火曜日、水曜日などが休苑日となっている場合がありますので、お出かけの際はご注意ください。この白鷺*は、夢を追い続けることの素晴らしさと、日本の城の美しさを静かに伝えてくれる、伊勢の隠れた名所です。

住所 三重県伊勢市円座町

⑫弥次さん・喜多さんもきっと泊まった創業200年以上の旅館

五十鈴川駅「麻吉旅館」

三重県伊勢市の麻吉旅館は、古くからの参宮街道の面影を残す古市(ふるいち)の地に、今も唯一当時の姿で建ち続ける歴史ある旅館です。江戸時代の中頃から隆盛を極めたこの古市は、京都の島原や江戸の吉原と並び称された五大遊郭の一つとして知られていました。伊勢神宮へのおかげ参りを無事に終えた旅人が、旅の疲れを癒し、精進の期間を終えて開放感を味わう「精進落とし」の場として栄えた歴史があります。その賑わいを今に伝える麻吉旅館は、200年以上の長きにわたり、旅人をもてなし続けてきました。当初は料理店として営業を始めた記録があり、屋号は「麻屋吉兵衛」から名付けられたといわれています。現在の本館を含む主要な建物は天保10年(1839年)頃に再建されたものが残っており、そのたたずまいからは、かつての賑わいが目に浮かぶようです。

この麻吉旅館の最大の魅力は、その独特な建築様式と歴史的な背景にあります。急な斜面に沿って建てられた建物は、京都の清水寺と同じ「懸崖造り(けんがいづくり)」という手法で、その壮麗さから「木造6階建ての楼閣」とも呼ばれました。建物の一番下から数えると5階建てになっており、その希少な建築美は、訪れる人々に強い印象を与えます。本館をはじめ、蔵や客室の一部は国の登録有形文化財にも指定されていて、日本の宿の歴史を静かに物語る場所です。館内に一歩足を踏み入れると、回廊や渡り廊下が迷路のように続いていて、まるで時代を遡ったような不思議な感覚に包まれます。玄関周辺には、明治から昭和初期にかけて内大臣や枢密院など、国の重要な役職にあった要人の宿泊記録が残されていて、麻吉旅館が当時いかに格式の高い宿であったかを今に伝えています。

おもてなしの根幹であるお食事では、歴史ある空間の中で、地元の旬の味覚を活かした料理を楽しめます。歴史的な木造建築の中でいただく食事は、旅の情緒をより一層深めてくれるでしょう。建物は、伊勢神宮の内宮と外宮のほぼ中間に位置しており、両宮への参拝に歩いて向かう拠点としてとても便利な立地です。館内には、当時の調度品などが展示されている麻吉歴史館(資料館)があり、この地域の歴史や、宿が歩んできた道のりを垣間見ることができます。また、客室は全6室のうち、一部には当時のクラシカルな雰囲気をそのまま残したお部屋があり、古き良き日本の旅館の情緒を体験したい人々に特に人気を集めています。急斜面に沿った造りのため、館内のどこにいても様々な景色が楽しめ、廊下からふと外に目をやると、古市の急坂の風景と相まって、タイムスリップしたような空間を感じられます。麻吉旅館は、伊勢の歴史と文化、そして建築美が凝縮された、類まれな体験を届けてくれる宿です。

住所 三重県伊勢市中之町109
TEL 0596-22-4101

ホームページ

行く前に!見どころ&口コミをチェック

じゃらん.net

麻吉旅館 – 宿泊予約は<じゃらんnet>

麻吉旅館の宿泊・予約情報・2名税込22000円~。~創業200年「登録有形文化財」お伊勢参りの宿~/じゃらんならお得な期間限定プランや直前割引情報が満載。当日/直前のオンライン予約もOK。麻吉旅館の宿……

⑬地元の酒屋で晩酌用のお酒を調達!

(有)もも屋

地元で愛される家族経営の酒屋さんです。

  • 神舞 1800円
  • ドライイチジク 490円
  • KINO 2500円
  • シントパクシュビ 506円
  • 伊勢角ベールエール 460円
住所 三重県伊勢市古市町183−4
電話 0596-23-5100

⑭これが三重のおふくろの味!地元の常連で賑わうお店

宇治山田駅「呑み処 ひとみ」

地元の常連さんで賑わう居酒屋さんです。

  • きぬかつぎ 350円
  • サメタレ 400円
  • ニラ玉子焼 500円
  • 伊勢うどん 500円
  • 茶碗蒸し 450円
住所 三重県伊勢市岩渕2-1-19
電話 090-5106-3597

三重2日目

⑮気分はアフリカ!日本唯一のマコンデ美術館

マコンデ美術館

三重県伊勢市の自然豊かな二見町にあるマコンデ美術館は、東アフリカのタンザニアとモザンビークの国境付近に暮らすマコンデ族の彫刻を専門に扱う、世界でも珍しい私設美術館です。館長の水野恒男氏が、1971年に名古屋の民芸品店でマコンデ彫刻に出会い、その生命感あふれる姿に魅了されたことがコレクションの始まりでした。長年の情熱的な収集活動を経て、1984年に名古屋で開館した後、1991年(平成3年)に現在の伊勢市二見の地へ移り、現在に至ります。伊勢志摩国立公園の玄関口にあたり、伊勢湾の池の浦を見下ろす高台に建っていて、周辺の美しい環境とともにアフリカの芸術を楽しめます。

このマコンデ美術館の最もユニークな特徴は、訪れた方が展示作品の3分の2以上に直接触れて鑑賞できる点にあります。作品を間近で見て、そして触れてその質感や力強さを全身で感じられる美術館として、視覚に障害がある方々からも高い評価を受けているそうです。マコンデ族には「最初の父親が木を彫って最初の母親を創った」という古い伝説があり、彼らにとって木は聖なる意味を持ちます。彫刻の素材となるのは、非常に硬いアフリカ黒檀が主で、彼らは電動工具を一切使わず、手作業で樹木や根の自然な形を生かした作品を生み出してきました。ノミやヤスリだけでなく、ガラス片まで使って仕上げられた作品は、機械では表現できない、どこか血の通ったような温かく柔らかい質感を持っています。白く塗られた展示室の壁に、黒檀の深い黒が映えるよう工夫され、館内にはタンザニアの音楽が流れ、作品だけでなく空間全体でアフリカの大地のエネルギーを感じられるように演出されています。

収蔵作品の中心であるマコンデ彫刻には、人間の姿を写した具象彫刻や、精霊を表現した抽象的なシェタニ彫刻、そしてマコンデ族独自の共同体社会を象徴するウジャマ彫刻など、さまざまなテーマがあります。特に数百年かけて独自の進化を遂げてきた、人間の内面や生活、精神世界が込められた彫刻の数々は圧巻です。

さらに、マコンデ美術館には、彫刻作品と並んでタンザニアを代表する現代絵画の**ティンガティンガ**のコレクションも豊富に展示されています。鮮やかな色彩で動物や人々の生活、サバンナの風景などを描いたティンガティンガの絵画は、観る人を明るい気持ちにしてくれます。また、マコンデ族のルーツや生活文化を知ることができる、民族楽器や生活用具などの民俗資料もあわせて600点以上が展示されています。伊勢湾を望むリゾート地としての顔を持つ二見町にあり、近くには二見浦伊勢神宮などの名所もありますので、伊勢志摩観光とあわせて、東アフリカの力強い芸術文化に触れる旅を体験してみてはいかがでしょうか。

住所 三重県伊勢市二見町松下1799
電話 0596-42-1192

ホームページ

行く前に!見どころ&口コミをチェック

【マコンデ美術館】予約・アクセス・割引クーポン – じゃらんnet

マコンデ美術館の予約ならじゃらん遊び・体験予約 営業期間:開館:9:00~17:00、交通アクセス:(1)鳥羽駅からバスで10分(「池の浦」バス停下車すぐ)。マコンデ美術館の周辺情報も充実しています。……

⑯浦島太郎と一緒に鳥羽湾クルーズ!

志摩マリンレジャー「鳥羽湾めぐりとイルカ島」

三重県の豊かな自然に抱かれた鳥羽市で、格別な海の旅を楽しめるのが志摩マリンレジャーが運航する鳥羽湾めぐりとイルカ島のクルーズです。地元の人々や観光客に長年親しまれてきたこのクルーズは、鳥羽湾の美しい景色を船上から堪能し、途中のイルカ島という自然豊かな離島に立ち寄る周遊コースで、約50分の船旅で鳥羽の魅力を満喫できます。志摩マリンレジャーは、近鉄グループに属する海運業者として、鳥羽市と志摩市で観光遊覧船や定期船を運航しており、この地域の観光振興を担う存在です。

このクルーズの大きな特徴は、なんといってもユニークで楽しい遊覧船です。一隻は、おとぎ話の竜宮城をイメージしたデザインの龍宮城で、船体には浦島太郎や乙姫様、亀や鯛、ヒラメなどの立体装飾が施されています。船内は浦島太郎の世界観が広がる造りになっており、乗船するだけでまるで物語の中へ迷い込んだような気分になります。また、別の遊覧船であるフラワーマーメイドは、人魚たちがお出迎えしてくれる優雅な船内が特徴で、船名の通り、船体全体に人魚や花などの装飾が施された、華やかで開放的な船です。どちらも開放感あふれるオープンデッキを備えているため、潮風を感じながら、リアス海岸の美しい鳥羽湾の景色を心ゆくまで眺めることができます。

クルーズのコースに含まれるイルカ島は、正式には日向島という周囲2キロメートルの島全体がレジャー施設になっている離島で、入園料はクルーズの乗船券に含まれており無料です。ここでは、愛らしい海の生きものたちと触れ合える楽しいプログラムが豊富に用意されています。例えば、イルカのトレーニングや健康管理について紹介する「イルカにごあいさつ」では、間近でイルカの体表に触れられる機会があるかもしれません。また、運動神経抜群なアシカが元気いっぱいに遊ぶ様子を観察できる「アシカのあそびの時間」や、好奇心旺盛なカワウソの姉妹「りん」と「らん」に会い、おやつをとる時の手の感触を体験できる「カワウソのあそびの時間」も人気です。

このクルーズの周遊ルートでは、鳥羽の名勝として知られる三ツ島をはじめ、鳥羽市内の街並みや城跡の石垣など、歴史と現代が重なり合う洋上からの眺めを楽しめるのが魅力です。また、イルカ島には、鳥羽湾のパノラマを一望できる展望広場へ行ける一人乗りの展望リフト(有料)があり、知多半島や渥美半島、伊勢湾まで見渡せる絶景スポットとして、訪れる人々に感動を与えています。さらに、イルカ島では、毎日欠かせない日課である健康チェックの一環として、飼育員から魚を与える方法を学ぶ「イルカ飼育員体験(おやつの時間)」や、イルカの体のしくみを観察しながら体表に触れて肌の状態を確認する「イルカ飼育員体験(体表チェック)」といった、貴重な体験プログラムも実施されています。これらの体験を通して、海の生きものたちへの理解を深めることができるのも、鳥羽湾めぐりとイルカ島のクルーズの大きな魅力です。

  • 焼きそば 600円
住所 三重県鳥羽市鳥羽1丁目7−7

ホームページ

⑰島全体がレジャーランド!“イルカ島”に上陸

日向島

三重県鳥羽市にある「イルカ島」は、鳥羽湾に浮かぶ離島を利用した自然豊かなレジャー施設で、鳥羽湾めぐりの遊覧船に乗って訪れることができます。正式な島の名前は「日向島(ひなたじま)」と言いますが、島全体がレジャー施設として親しまれているため、今では通称のイルカ島という呼び名の方が定着しています。かつては集落があり、ボラ漁を監視する「魚見小屋」もあったという歴史を持ち、戦後の1959年(昭和34年)に遊園地として開園しました。現在も志摩マリンレジャー株式会社が運営しており、美しいリアス海岸を望む鳥羽湾の景色と共に、海の生き物たちとのふれあいを楽しめる人気のスポットです。入園は無料で、船の運賃のみで楽しめますが、一部有料のアクティビティもあります。

このイルカ島の最大の魅力は、やはりイルカたちとのふれあい体験です。島内にあるイルカ池やフリッパープールでは、かわいらしいイルカたちが泳ぐ様子を無料で見学できる「イルカのあそびの時間」が開催されています。ここでは、イルカたちの生態や行動について、飼育員さんが楽しく紹介してくれます。また、より深くイルカたちと関わりたい方には、イルカに直接おやつをあげたり、体に触れたりできる「イルカのおやつ」や「イルカタッチ」といった有料のふれあい体験も用意されています。これらの体験は、各回で参加人数に限りがあるため、島に到着したらすぐにチケットを購入するのがおすすめです。特に週末や祝日などは早めに売り切れてしまう場合もあるので、ご注意ください。

イルカだけでなく、アシカのショーもイルカ島の名物の一つです。かもめ劇場で繰り広げられるアシカたちのコミカルで愛嬌たっぷりのパフォーマンスは、子どもから大人まで笑顔にしてくれる楽しい時間です。また、鳥羽マリンターミナルからイルカ島へ向かう遊覧船の船上では、カモメの餌やりを楽しむこともできます。船の後方デッキで餌を投げると、たくさんのカモメたちが船に近づいてくる様子は、鳥羽湾クルージングならではの醍醐味です。ただし、カモメの餌は行きは船内でも購入できますが、帰りにはあまり寄ってこないことが多いので、行きの船で楽しむことをおすすめします。

島内には、自然を満喫できる展望台や遊歩道も整備されています。山頂にある展望台までは、片道10分ほどの道のりを歩いて登ることもできますが、一人乗りのリフトを使って爽快な空中散歩を楽しむこともできます。リフトを降りた先にある展望台からは、360度パノラマで広がる鳥羽湾の絶景を眺めることができ、その眺めは訪れる人々の心を癒してくれます。リフトは4歳未満のお子さんは安全上の理由から利用できないため、その場合は抱っこせずに徒歩で登ることになりますが、頂上まで比較的短時間でたどり着けます。また、展望台は風を遮るものがないため、風の強い日にはご注意ください。さらに、島内にはトンネルを抜けた先に日向浜という穏やかなビーチもあります。ここでは遊泳はできませんが、波打ち際で水遊びや砂遊びを楽しむことができ、テントも設置されているため、日差しを気にせず海を感じられるのも嬉しいポイントです。

イルカ島へは、JR・近鉄鳥羽駅から徒歩数分の場所にある鳥羽マリンターミナル、または真珠島・水族館前乗り場から遊覧船に乗ってアクセスします。運航状況や休業日、時刻表などは季節や天候によって変動しますので、お出かけ前には必ず公式ウェブサイトで確認してください。特に冬季には施設点検のため長期休業する期間が設けられていることがあります。遊覧船は荒天時には欠航することもありますので、天気予報もチェックしておくと安心です。ペットを連れての乗船は、10kg以下の小動物に限り可能ですが、必ず動物用ケースに完全に収納し、他のお客さまに迷惑をかけないよう注意が必要です。

住所 三重県鳥羽市小浜町 日向島

ホームページ

⑱ストーンハンター伊勢志摩で幻の宝をゲットしよう!

ストーンハンター伊勢志摩

三重県鳥羽市にあるストーンハンター伊勢志摩は、西日本で初となる宝石探し体験ができるアドベンチャー施設です。近鉄やJRの鳥羽駅から歩いてわずか1分という大変便利な場所にあり、2022年3月19日のオープン以来、お子さまから大人まで幅広い世代に人気のスポットになっています。鳥羽湾をめぐる観光船の乗り場からも近く、伊勢志摩旅行の立ち寄り先として、特にファミリー層から大きな注目を集めています。施設は屋内にあり、雨が降っても天候を気にせず楽しめる点も魅力のひとつです。

この施設ならではの大きな特徴は、宝石探しのワクワク感に加えて、地球の歴史や神秘に触れることができる多彩な体験メニューが用意されているところです。ただ石を探すだけではなく、太古のロマンを感じられる展示や体験が併設されているのが、ストーンハンター伊勢志摩のユニークな点といえるでしょう。施設内には恐竜Miniミュージアムが設けられており、1996年に鳥羽市で発見された「トバリュウ」に関する化石や資料が展示されています。さらに、迫力満点の動く巨大なティラノサウルスに出会えるコーナーもあり、子どもたちの興奮が止まらない空間となっています。また、本物のアンモナイトの化石を自分でクリーニングする体験もあり、化石をきれいに磨き上げて持ち帰ることができるため、貴重な旅の記念になります。

数ある体験の中でも、薄暗い鉱山の中で宝石を探す鉱山で発掘は、まさにアドベンチャーそのものです。探検気分を味わいながら、アクアマリンやアメジストなど40種類以上もある天然石やパワーストーンを見つけ出す、夢中になれるアクティビティです。採掘時間が決まっており、事前予約が必要となる場合があるため、確実に体験したい方はお出かけ前に確認されることをおすすめします。そして、ここで見つけ出した宝石は、量にかかわらずすべて持ち帰ることができますので、発見の喜びをそのままお土産にできるのも嬉しいポイントです。

もうひとつの人気の採掘体験は、水が流れる全長約40メートルの川で発掘です。こちらは予約なしで当日受付ができます。水の流れの中で砂をふるいにかけながら、きらめく石を探す昔ながらの宝探しのような体験で、こちらでも40種類を超える様々な宝石と出会えます。川の中には宝石のほかに2種類の「王冠」が隠されており、見つけることができたら景品と交換できるという、さらに遊び心をくすぐる仕掛けも用意されています。また、地球の神秘を感じられるジオード割り体験も大変興味深いものです。ジオードとは、丸い石の内部に水晶などの結晶が成長した晶洞のことで、「大地に似た」というギリシャ語が名前の由来といわれています。この見た目では想像できない内部の美しさを、自分で石を割って確かめる体験は、大人も思わず感動してしまうでしょう。そして、採掘した天然石は、施設内のストーンワークショップで、世界に一つだけのオリジナルアクセサリーに加工することもできます。旅の素敵な思い出として、自分で見つけた石を使ったペンダントやキーホルダーを作ってみてはいかがでしょうか。

住所 三重県鳥羽市鳥羽1丁目12−308−1
電話 0599-37-7298

ホームページ

公式サイト

ストーンハンター伊勢志摩 宝石探し体験&恐竜ミニミュージアム

西日本初!?の宝石探し体験アドベンチャー施設。「鉱山」・「リバー」2種類の採掘体験、見つけた宝石をアクセサリーにできる「ストーン工房」、地球の神秘を感じる「ジオード割り体験」などの体験ができます。恐竜……

行く前に!見どころ&口コミをチェック

【ストーンハンター 伊勢志摩】予約チケット・割引クーポン・アクセス – じゃらんnet

ストーンハンター 伊勢志摩のチケット予約・割引クーポンならじゃらん遊び・体験予約 営業期間:その他:※ただいま、施設内のリニューアル工事を冬期期間中の12月~4月末頃(未定)行っております。営業日、営……

⑲江戸川乱歩館で怪人二十面相を探せ!

江戸川乱歩館

三重県鳥羽市にある江戸川乱歩館は、日本のミステリー小説の父とも呼ばれる作家、江戸川乱歩の足跡と作品世界に触れられる文学館です。元々は、乱歩と交流のあった画家で風俗研究家の岩田準一の旧宅を利用し、「鳥羽みなとまち文学館」として2002年に開館しましたが、2021年10月の火災により本館などが焼失してしまいました。しかし、地元の熱意と関係者の尽力により、焼け残った資料や別の場所に保管されていた貴重な品々を修復・整理し、2023年4月に古民家をリノベーションしてリニューアルオープンを果たしました。新しく生まれ変わったこの施設は、「江戸川乱歩と鳥羽」をテーマに、探偵作家としてデビューする前の青年期に乱歩が鳥羽で過ごした日々や、鳥羽の人々との出会い、そしてその後の作品に与えた影響などを深く掘り下げて紹介しています。

この文学館の大きな特徴は、乱歩の生涯の伴侶となる妻・隆(りゅう)との出会いや、友人である岩田準一との交流など、鳥羽という土地が乱歩の人生と創作活動にとって重要な原点であったことを実感できる展示内容です。特に、岩田準一の生家の一部を活用した施設は、「岩田準一と乱歩・夢二館」と呼ばれ、乱歩や竹久夢二といった著名人と交わした書簡や、当時の生活道具などが並びます。乱歩は探偵作家デビューのおよそ5年前、大正6年末から約1年間にわたり鳥羽造船所に勤務しており、その際に後に妻となる隆と出会い、また向かいに住んでいた岩田準一とも親交を深めました。この約1年という短い期間の経験が、彼のその後の創作に大きなインスピレーションを与えたことが伝わってきます。

リニューアルされた館内の見どころの一つに、乱歩の作品世界を体感できる蔵の展示スペース「幻影城」があります。ここでは、彼の代表作である「屋根裏の散歩者」や「」、「パノラマ島奇談」といった作品をモチーフにした展示が行われています。「屋根裏の散歩者」では、作品のアイデアを鳥羽にいた頃に思いついたというエピソードとともに、アパートの屋根裏から他人の暮らしをのぞき見るシーンがリアルに再現されており、乱歩の持つ独創的な想像力に引き込まれます。また「虫」の展示では、和紙彫塑家による人形を用いて、自らの安住の場所である土蔵で女性の死体と向き合うワンシーンが美しく再現され、乱歩独特の怪奇的な世界観が表現されています。作品の書き出し部分とワンシーンを再現する人形などの展示を通じて、文学の世界を視覚的に楽しむことができます。

さらに、乱歩の愛用品の展示も、ファンにはたまらない魅力です。晩年のトレードマークとして知られるベレー帽をはじめ、眼鏡や万年筆など、彼が実際に使用していた品々を見ることができます。また、館内には乱歩自身が鳥羽で撮影し編集したという、ミキモト真珠島の海女の映像を上映する「乱歩シアター」も設けられています。そして、館の中庭や路地風の通路は、乱歩の作品にも登場しそうな、どこか懐かしい昭和30年代頃の鳥羽のまちなみが再現され、来館者を乱歩の世界へと誘います。作品に登場する「M県」は三重県、「I湾」は伊勢湾、「S郡」は鳥羽を含むかつての志摩郡であり、「パノラマ島奇談」のモデルは鳥羽の相島(現在のミキモト真珠島)ともいわれているなど、乱歩が鳥羽から受けた影響の大きさが感じられます。文学に詳しくない方でも、ミステリーの雰囲気や鳥羽の歴史を感じながら楽しめるスポットです。

訪れる際は、リニューアル後の開館時間や休館日が以前とは異なっているため、事前に公式情報を確認することをおすすめします。特に平日は予約制となっている時期もあるため注意が必要です。また、一部の資料は火災の被害を乗り越えて修復された貴重なものであるため、大切に見学してください。江戸川乱歩館はJR・近鉄鳥羽駅から徒歩約10分のアクセスしやすい場所にあります。

  • 入場料 500円
住所 三重県鳥羽市鳥羽2丁目5−11
電話 0599-26-3745

ホームページ

⑳伊勢忍者キングダムで江戸時代にタイムスリップ!

ともいきの国 伊勢忍者キングダム

三重県伊勢市にそびえる伊勢忍者キングダムは、安土桃山時代をまるごと再現したような、大人から子どもまで日本の歴史と文化を体感できる巨大テーマパークです。敷地面積は33.4ヘクタールにもおよび、園内に入れば、忍者や町娘が行き交う時代情緒あふれる城下街が広がっています。この地に立つシンボルは、戦国の覇者である織田信長が築いた安土城を、学術的な復元案をもとに原寸大で再現した天守閣です。かつて1993年(平成5年)に「伊勢戦国時代村」として開園して以来、名称変更を経て、2019年(平成31年)3月1日より現在の「ともいきの国 伊勢忍者キングダム」となりました。安土桃山時代の華やかな世界観をそのままに、独自の進化を続けているのが大きな特徴です。

このテーマパークをより深く楽しむための鍵は、「変身」です。通行手形(フリーパス)には、忍者や町娘のレンタル衣裳が含まれていて、服の上からサッと着替えるだけで、まるでタイムスリップした旅人になった気分を味わえます。また、本格的な甲冑や姫の姿に変身できる「変身写真館」もあり、本格的な衣装で村内を歩き回る特別な体験も人気を集めています。園内では、忍者修行に挑戦できるアトラクションが豊富にあり、天井裏を巡る「からくり迷路」や、山林を活かした全長1,000メートルのツリーアドベンチャー「忍者森のアドベンチャー」、そして2024年のリニューアルで登場した最新ARを使った謎解きゲームなど、心躍る仕掛けが満載です。特に、迫力満点の忍者アクションショー「大忍者劇場」や、笑いと涙で知られる人情劇「山田奉行所」など、ライブ感覚で楽しめる劇場公演は、その臨場感で多くの方を魅了しています。

一日中歩き回って疲れた体を癒す温浴施設「安土城下の湯」も充実しています。ここでは、三重の名湯として名高い榊原温泉の湯を露天風呂で楽しめるほか、高濃度の炭酸水素イオン泉、身体にやさしいバナナ葉風呂や泥炭素風呂など、健康と美容にこだわったお風呂が揃っています。女性用の露天風呂からは、園内のシンボルである安土城の荘厳な姿を眺めることができ、その特別な風景も楽しみの一つです。温泉施設や合戦大食事処などは、テーマパークの入場料がなくても立ち寄り利用ができますので、気軽に旅の疲れを癒せます。

住所 三重県伊勢市二見町三津1201−1
電話 0596-43-2300

ホームページ

㉑高さ6メートルの映えスポット!ガリバーすべり台

ガリバー滑り台

三重県鳥羽市にある鳥羽市民の森公園は、地元の人々はもちろん、観光で訪れるご家族連れにも人気の憩いの場所です。公園のシンボルとして一際大きな存在感を放っているのが、この「ガリバーすべり台」です。そのユニークな姿から、公園全体が「ガリバー公園」という愛称で親しまれています。

この巨大なガリバー遊具は、高さ約6m、幅約12mもある迫力満点の姿が特徴です。物語の主人公であるガリバーが、まるで大地に横たわっているかのようなユニークなデザインをしております。お子さんたちが登って遊ぶ遊具として、彼の右腕がそのまま滑り台になっているという、遊び心あふれる設計なのですね。子どもたちは、ガリバーの脇腹から滑り台の入口に入り、勢いよく滑って手のひらの部分に着地する仕組みになっています。

このガリバーには、鳥羽の歴史にまつわる興味深いエピソードがございます。実は、もともとは鳥羽港に係留されていた元移民船「鳥羽ぶらじる丸」の甲板に、「ガリバー広場」の遊具として昭和57年(1982年)にデビューしたものでした。その後、船が解体される前の昭和60年(1985年)3月に、子どもたちのためにとこの鳥羽市民の森公園に移設された経緯があります。長い年月を経て、その独特なビジュアルは多くの人々の記憶に残る存在となり、最近ではそのインパクトから「映える」スポットとして、大人の方々も写真を撮りに訪れる人気の場所となっています。ガリバーは、2019年に地元の方々のご協力により修復が行われ、色鮮やかで綺麗ないでたちとなりました。実はガリバーは、公式のソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)も開設していて、鳥羽のまちの魅力を発信しているという、なんともチャーミングな一面も持ち合わせているのです。

鳥羽市民の森公園には、ガリバーすべり台以外にも、広々とした芝生広場や複合遊具が整備されており、小さなお子さんからご家族まで一日中のびのびと過ごせます。また、無料で楽しめる「どうぶつひろば」が併設されており、ヤギやクジャク、インコ、ウサギなどの小動物たちと出会えるのも、この公園の大きな魅力です。人懐っこいヤギや、春から夏にかけて美しい羽を広げるクジャクの姿は、子どもたちにとって貴重なふれあいの機会となるでしょう。園内は自然豊かで、春には桜の名所として賑わい、秋には美しい紅葉が楽しめますので、四季折々の散策もおすすめです。

この公園は無料で、基本的に年中無休で楽しむことができますが、お出かけの際には最新の公式情報をご確認ください。駐車場は約50台分ございますが、公園内の鳥羽市立図書館の横にある駐車場をご利用いただけます。車でのアクセスは、伊勢自動車道の伊勢インターチェンジ(IC)から伊勢二見鳥羽ラインを経由して約20分ほどです。また、JR・近鉄の鳥羽駅からかもめバスに乗って約10分、「市民の森」停留所ですぐの場所ですので、公共交通機関でも気軽に訪れることができます。ガリバーすべり台は、その大きさから少し怖がってしまうお子さんもいらっしゃるかもしれませんが、ぜひ勇気を出して脇腹から登り、手のひらに向かって滑るユニークな体験を楽しんでくださいね。安全に、そして順番を守って楽しく遊んでいただきたいスポットです。

住所 517-0022三重県鳥羽市大明東町1 鳥羽市民の森公園

ホームページ

公式サイト

伊勢志摩観光ナビ – 伊勢志摩観光コンベンション機構公式サイト

伊勢志摩の旅行・観光ガイド。伊勢志摩ジャンボ!!伊勢神宮・昔風の町並み・海沿いの絶景・新鮮な魚介・レジャーランドなど、伊勢志摩エリアは人々を魅了するスポットの宝庫。観光名所やグルメ、モデルコース、イベ……


Instagramをチェック

㉒お待ちかねの松阪牛ランチ

志摩赤崎駅「カーナピーナ(khana pina )」

近鉄志摩線の志摩赤崎駅から少し歩いた鳥羽市大明東町にある、地元でも人気の高い洋風レストランがカーナーピーナです。2001年2月に開店して以来、肉料理と海の幸のどちらも楽しめるお店として親しまれています。洋風レストランと紹介されていますが、イタリアンの要素も取り入れたメニューが豊富に揃い、幅広い世代のお客様に愛されています。

このお店の最大の魅力は、隣接している高級肉料理の専門店肉料理まつむらの姉妹店だという点にあります。そのため、肉料理まつむらが厳選して仕入れている、上質な霜降り肉や松阪牛、黒毛和牛を贅沢に使ったお料理を楽しめるところが、他にはない大きな特徴です。特に自慢の一品として知られているのが、黒毛和牛または松阪牛を100パーセント使用したハンバーグです。チェーン店では味わえないような上質な肉の旨みが口の中いっぱいに広がり、遠方からこれを目当てに訪れるお客様もいるほどです。地元のお肉屋さんから仕入れているからこそ提供できる、こだわりの味が詰まっています。

人気のメニューとして、やはりまずは松阪牛100%ハンバーグをご紹介します。上質な牛肉ならではの肉汁があふれるジューシーな食感と、濃厚な肉の旨みが特徴です。また、伊勢志摩鳥羽という立地を活かし、地元の新鮮な魚介類をふんだんに使用したパスタも、お店のもうひとつの名物として人気を集めています。伊勢志摩の豊かな海の恵みを存分に感じられる一皿です。そして、黒毛和牛や地元の有名な食材を用いた**ピザ**も人気メニューの一つに数えられています。そのほかにも、新鮮な海の幸を使ったドリアやピラフといったメニューも揃い、肉好きの方も、海鮮好きの方も、誰もが満足できる品揃えとなっています。

さて、お店の最寄りの駅である志摩赤崎駅も、旅の途中で立ち寄ると面白い発見があるかもしれません。近畿日本鉄道の志摩線にある無人駅で、1949年(昭和24年)7月25日に開業しました。現在、志摩線では唯一の単線区間の途中にある行き違い可能な駅で、特急列車はホームに沿った駅舎側の線路を高速で通過する「一線スルー配線」という珍しい構造になっています。駅周辺は閑静な住宅街ですが、近くの高校の通学利用が多く、優等列車の通過駅としては利用客が多いという特徴があります。また、近鉄の駅では珍しく、待合室がホーム上ではなく改札の外に設けられている点も興味深いところです。旅の途中に、このユニークな駅に降り立ち、こだわりのハンバーグを味わいにカーナーピーナを訪れるのは、志摩の旅の良い思い出になるでしょう。カーナーピーナでは、黒毛和牛の炙りなどの一品料理も用意されており、地元の味覚を様々に楽しむことができます。肉料理の専門店が手がけるからこそ実現できる、上質な肉の味わいを堪能できる貴重な洋風レストランです。

  • ハンバーグカレー 1600円
  • ハンバーグパンミニサラダセット 1660円
住所 三重県鳥羽市大明東町20-4肉料理まつむら隣
電話 0599-25-5758

ホームページ

行く前に!見どころ&口コミをチェック

Retty

メニュー一覧:Khana Pina – Retty(レッティ) 日本最大級の実名型グルメサービス

こちらは『Khana Pina』(鳥羽/ハンバーグ)のメニュー一覧ページです。Khana Pinaに投稿されたメニュー関連の情報を掲載中です。Rettyで食が好きなグルメな人たちからお店を探そう!…

㉓日本で2番目に大きいおみくじで運試し!

神明神社

三重県の鳥羽市、古くから伊勢えびやアワビ漁で栄えた海女の町相差町(おうさつちょう)に、地元の方々の厚い信仰を集める神明神社はあります。ご本殿には天照大神をはじめとする二十六柱の神様がお祀りされていますが、なかでも特に全国から多くの参拝者が訪れるのは、参道の途中にある小さな社、石神さんです。石神さんは正式には石神社といい、ご祭神は神武天皇の母君にあたる玉依姫命(たまよりひめのみこと)でいらっしゃいます。海女さんたちが海での安全と大漁を祈って、古くから密かに願いを託し続けてきた場所として知られています。

この石神さんが広く知られるようになった最大の理由は、「女性の願いなら一つだけ必ず叶えてくれる」という言い伝えがあるためです。女性の守り神として、海女さんたちの間で代々信仰されてきたこの言い伝えが、今や日本全国の女性たちの間で語り継がれ、日々多くの方がお参りに訪れます。実際に、オリンピックのマラソンで金メダルを獲得した野口みずきさんが参拝されたというエピソードは特に有名で、そのご利益にあやかりたいと、さらに参拝客が増えるきっかけになったといわれています。願い事をする際には、社務所で授与される祈願紙に願いを一つだけ丁寧に書き、石神さんの前にある願い箱へ静かに納めるという古式ゆかしい作法が伝えられています。

神明神社のご本殿にまずお参りした後、石神さんへと向かうのが正式な参拝順路とされています。ご本殿正面には、日本で二番目に大きいとされる巨大な「おみくじ」が設置されており、その迫力に驚かれる方も多くいらっしゃいます。また、境内の社務所では、魔よけのお守りが特に人気を集めています。こちらのお守りには星と格子のマークが刺繍で施されており、星は一筆書きでできることから「海に潜っても必ず元の場所へ戻れる」ようにと海女さんの無事帰還への願いが込められ、格子は「魔物が入り込む隙間がない」という意味を持っています。漁での安全を願う海女さんたちの知恵と心が形になった、たいへん貴重な授与品です。

さらに、境内には神明神社と隣り合うようにお寺の「朝福寺薬師堂」があり、神社の敷地内にお寺が存在するという全国的にも珍しい光景をご覧になれます。お堂には室町時代の薬師如来立像や、平安時代の十一面観音菩薩立像が安置されており、地域の歴史の深さを感じさせてくれます。また、神明神社の神木として大切にされてきた楠の古木を、長寿の守りとして覆屋社にお祀りした「長寿の館」も必見です。この古木は、かつて源氏の武将が身を隠したという言い伝えが残るほど古いもので、生命力に満ちた楠の力にあやかろうと、こちらも多くの参拝客が訪れます。アクセスは、鳥羽バスセンターから「かもめバス」に乗り、相差バス停で降りてから歩いて7分ほどです。お車でお越しになる場合は、相差海女文化資料館の駐車場をご利用いただけます。静かな海女の町で、心を込めて願いを伝えてみてください。

住所 三重県鳥羽市相差町1238
電話 0599-33-7453

ホームページ

㉔櫻井思い出の味…三重の大あさりを食べよう!

「海の駅 黒潮 相差店」

海の駅 黒潮 相差店は、女性の願いを一つだけ叶えてくれると言われる神明神社(石神さん)で知られる三重県鳥羽市相差エリアに立つ海鮮料理のお店です。地元鳥羽の豊かな海で獲れた新鮮な魚介類を存分に味わえると、多くの観光客や地元の方に愛されています。このお店は、鳥羽市畔蛸町に本社を持つ株式会社松村が運営する直営店で、もとは水産物の卸売・加工を営む会社として1971年(昭和46年)に個人営業を始め、1985年(昭和60年)7月に「南鳥羽海産物センター 黒潮 南鳥羽相差本店」として開業しました。伊勢志摩の海産物を取り扱う総合水産会社として、新鮮で高品質な海の幸を提供し続けてきた歴史があります。2010年(平成22年)6月には現在の「海の駅 黒潮 南鳥羽相差本店」として新しく建て替えられ、より快適な空間で食事と買い物を楽しめるようになりました。

水産会社直営という強みを最大限に活かしているのが、このお店の大きな特徴です。鳥羽で水揚げされたばかりの旬の魚介類が毎日入荷されるため、鮮度には並々ならぬこだわりを持っています。敷地内には大きな生け簀も設けられており、調理の直前まで魚介類を生かした状態で管理しています。これにより、活きの良い新鮮な素材を最も美味しい状態で食卓に届けてくれるのです。特に、伊勢志摩の海で育まれたアワビや伊勢海老といった高級食材は、鮮度への強いこだわりを感じさせてくれます。お食事処では、約70種類ものメニューがあり、丼物から定食、一品料理まで豊富な海の幸の料理が揃っています。

お店を訪れたらぜひ味わいたいのが、豪快な盛り付けが自慢の海鮮丼です。あつあつご飯の上に、獲れたての海の幸をふんだんに乗せた海鮮丼は、海の香りと新鮮な魚介本来の旨みが口いっぱいに広がります。特に人気の高いメニューの一つにてんこ盛り海鮮丼があり、大きなエビをはじめ、マグロ、タイ、ブリ、イクラなど、十種類以上のネタが豪華に盛り付けられた一品です。また、伊勢海老と鮑の姿造りが贅沢に乗った金の究極の海鮮丼や、アジの姿造りが目を引く緑の究極の海鮮丼といった、伊勢志摩ならではの豪華な素材を使った丼も人気を集めています。

この相差店ならではの、南鳥羽の天然物をふんだんに使った定食も外せません。定食では、旬の獲れたて食材を、お刺身、煮魚、浜焼きなど、お好みの調理法で楽しめます。なかでも、活きの良いアワビを姿造りやバターステーキ、浜焼きといったお好きなスタイルで楽しめるメニューは、ぜいたくな海の幸を堪能できると好評です。また、新鮮な刺身をたっぷりと味わえるぶっちぎり刺身定食や、新鮮な活アジの姿造りが付く黒潮定食など、水産会社直営店ならではの鮮度とボリュームを兼ね備えた定食も人気です。さらに、濃厚なマヨネーズで焼き上げる伊勢海老マヨネーズ焼きは、黒潮の定番人気料理として多くの方に親しまれています。お食事処の隣には、伊勢志摩のお土産品を豊富に取り揃えたコーナーもありますので、旅の思い出の品を探すこともできます。

  • 大あさり750円
住所 三重県鳥羽市畔蛸町127-27
電話 0599-33-7108

ホームページ

公式サイト

黒潮 -鳥羽海鮮市場 海の駅-

三重県鳥羽市の水産会社・松村水産直営の海鮮市場「黒潮」。鳥羽市では、鮮魚や貝類が買える「海鮮館」、伊勢湾で水揚げされた新鮮な魚介を豪快に味わえる食事処「黒潮ダイニング」が併設された「黒潮パールロード店……

行く前に!見どころ&口コミをチェック

Retty

鳥羽海鮮市場 海の駅黒潮 相差店 お食事処 – Retty(レッティ)

[海鮮料理好き人気店] こちらは『鳥羽海鮮市場 海の駅黒潮 相差店 お食事処(鳥羽/魚介・海鮮料理)』のお店ページです。実名でのオススメが15件集まっています。Rettyで食が好きなグルメな人たちから……

㉕御年92歳!伝説の洋菓子職人が作る絶品アップルパイを食べよう!

鵜方駅「潮騒(シオサイ)」

近鉄鵜方駅からほど近い志摩市阿児町で、60年以上にわたり地元の方々から愛され続けている洋菓子店が潮騒です。
もともとは鵜方駅のそばで長らく営業されていましたが、2022年7月に同じ町内のご自宅を改装して移転オープンし、変わらぬ美味しさを提供し続けています。
店頭には、丁寧に作られた素朴でやさしい味わいの焼き菓子やケーキが並び、店内はアットホームな雰囲気で、地域の人々の生活にそっと寄り添ってきたお店の歴史を感じさせてくれます。

潮騒の最大の特徴は、御年92歳(2025年時点)の超ベテラン菓子職人である中島巨(なかしま たかし)さんが、今も現役でお菓子を作り続けているところです。
中島さんは、60年以上にわたって使い込んでいるオーブンを大切な「相棒」として、ご家族の協力を得ながら、毎朝7時には厨房に立っているそうです。
長年の経験に裏打ちされた変わらぬ技術と、「ぼちぼち頑張る」というモットーには、多くの方が感銘を受けています。
熟練の職人さんが手間ひまかけて作り上げるお菓子は、食べる人に温かい気持ちと元気を与えてくれるようです。
店内には、お客さんが描いたという中島さんと、今は亡き奥様の似顔絵が飾られており、お店とご夫婦が歩んできた温かな歴史が伝わってきます。

こちらの名物として特に人気なのが、サクサクのパイ生地が香ばしいアップルパイです。
りんご本来の持つ自然な甘味とほどよい酸味を大切に生かして作られたりんごジャムを、おしゃれなダイヤ形のパイ生地の上にのせて焼き上げています。
香ばしいパイと、りんごの風味豊かなジャムの組み合わせが絶妙で、開店後早い時間に売り切れてしまうこともあるほどの看板商品です。

アップルパイと並んでおすすめなのが、アーモンドの香りがふわりと広がるナッツバーです。
優しい甘さが特徴のアーモンドペーストを細長い香ばしい生地に閉じ込めた一品で、一口食べると幸せな気分になれる満足感の高いお菓子です。
銀色の包みも可愛らしく、お土産にも喜ばれています。
また、近年再び注目を集めているたぬきケーキも、旧店舗時代から人気があり、現在は月に2回程度の限定で登場しています。
そのほか、手作りのクッキー、フランスの伝統的な焼き菓子であるカヌレ、ナッツの食感が楽しいフロランタン、ふんわりとしたロールケーキなど、一つ一つ丁寧に作られた焼き菓子が店内に並んでいます。
どれも日持ちがするので、志摩観光のお土産や、大切な人への贈り物としてもぴったりです。

  • アップルパイ 250円
住所 三重県志摩市阿児町鵜方1912-3
電話 0599-43-0416


Instagramをチェック

㉖英虞湾の水面で仁王立ち写真を撮ろう!

英虞湾

三重県の志摩半島南部にある、自然の美しさと人々の営みが織りなす穏やかな英虞湾(あごわん)は、伊勢志摩国立公園の中心をなす景勝地です。複雑に入り組んだリアス式海岸が特徴で、大小60もの島々が浮かぶその姿は、まるで自然が描いたモザイク画のように見る人の心を惹きつけます。英虞湾の地形は、何億年も前の地殻変動と、約1万年前の氷期が終わり海面が上昇したことによって、かつての谷が海に沈んで形成された「溺れ谷」であり、その独特の景観を生み出しています。この湾は、奈良時代には朝廷や伊勢神宮に海産物を献上する「御食つ国(みけつくに)」と呼ばれた豊かな歴史を持っており、古くから人々の暮らしと深く結びついてきた沿岸地域「里海」の一例としても知られています。

英虞湾は、世界的な真珠養殖発祥の地として、その名が広く知られています。古くは奈良時代からアコヤ貝から真珠が採られていましたが、特に明治時代半ばに御木本幸吉氏らによって真円真珠の養殖技術が確立されると、真珠産業の一大拠点となりました。昭和初期には「真珠湾」とも呼ばれ、国際的な観光地としても発展しました。黒潮の恵みと、リアス式海岸特有の波穏やかな地形が、真珠の養殖に適しているのです。現在でも湾内の至るところに、真珠を育む養殖いかだが浮かぶ様子を見ることができ、自然の造形美と人々の生業が一体となった独特の風景を作り出しています。

この美しい英虞湾の雄大な景色を一望できる場所として、標高140メートルの山腹にある横山展望台エリアが非常に有名です。ここからは、複雑な海岸線と点在する島々、そして真珠の養殖いかだが作り出す美しいコントラストをパノラマで楽しむことができます。横山展望台には、景色をゆっくりと堪能できるカフェや、遊歩道が整備された木漏れ日テラスそよ風テラスなどがあり、多様な角度から湾の美しさを味わうことができます。また、伊勢志摩サミットの会場にもなった賢島は、橋で本州と繋がっていてアクセスしやすく、ここから出航する遊覧船に乗って海から湾内を巡る賢島エスパーニャクルーズも人気です。穏やかな海面をすべるように進む船上からは、真珠いかだの近くを通り、島々の間に沈む夕景を眺めることもできます。

また、英虞湾は真珠だけでなく、「アオサ」と呼ばれる青海苔の一種である「あおさのり」の養殖も盛んです。晩秋から春にかけては、海苔網が多く設置される様子も見られます。この地域を訪れる際は、湾の絶景を楽しむための展望台巡りも良いですが、遊歩道をハイキングする際は山道のため歩きやすい靴と服装でお出かけください。美しい里海の風景が広がる英虞湾の夕景は、特に言葉では言い表せないほどの美しさで、訪れる人々に感動を与えてくれます。この湾の静かで複雑な地形は、古代から現代まで、真珠や海の幸を育み続け、人々の暮らしを支えてきた大切な宝なのです。

  • ウォーターボール 1人 8000円
住所 英虞湾

㉗バイカー達の隠れ家カフェ

賢島駅「アルカイック(ARCHAIQUE)」

近畿日本鉄道志摩線の終点である賢島駅から車で南東へ少し向かった志摩市大王町波切エリアにありますのは、バイク愛好家が集う「Japan Vintage Bikers Cafe ARCHAIQUE(アルカイック)」です。こちらは、二輪車の愛好者たちが「気軽に楽しく」集える場所をコンセプトに、2017年7月に誕生したユニークなカフェで、志摩観光の拠点である賢島周辺を訪れるツーリング客の立ち寄りスポットとして人気を集めています。

お店の特徴は、その名の通り店内に飾られたこだわりのビンテージバイクやパーツ、雑貨の数々です。倉庫を改装したという空間には、古き良きバイクカルチャーへの愛情があふれており、ライダーならずともその雰囲気からワクワクした気持ちになれることでしょう。バイク約20台分、乗用車約5台分の広々とした駐車場も完備されており、グループでのツーリングでも利用しやすい配慮がされています。また、こちらのお店が通常のバイカーズカフェと一線を画しているのは、オーナーがフレンチ出身であるという経歴です。その経験が活かされた料理は、男性的でワイルドな印象とは異なり、ひと手間加えられた繊細で優しい味わいを持つのが特徴です。そのため、バイクに興味のない女性や家族連れのお客様にも愛されています。過去には、バイクの機種を限定したミーティングのほか、夜間イベント「夜会」なども不定期で開催されるなど、コミュニティの中心地として賑わっていました。

フレンチの技法と工夫が凝らされたメニューの中でも、特に人気を集めているのが、南国情緒あふれるARCHAIQUE特製タヒチアンカレーです。フルーツがたっぷり煮込まれており、スパイシーさの中にも深みのある甘さが感じられる、奥深い味わいです。程よいピリ辛さがやみつきになる一品で、カレー好きの方にぜひ味わっていただきたいメニューのひとつです。

さらに、お店の名物料理として知られるのは、季節限定で登場する渡り蟹ピラフ ARCHAIQUE風です。渡り蟹のほぐし身とフレッシュなトマトを使用しており、油っこさを抑えた優しい口当たりで、磯の香りとカニの旨みがふわりと広がる上品なピラフです。また、パスタ料理の特製ミートソースパスタ ARCHAIQUE風も、ひと工夫凝らした一皿です。トマトの風味を効かせたミートソースとクリームソースの2種類が使われており、これらを混ぜ合わせることでコクのあるクリーミーな味わいに変化し、一度で二度楽しめるユニークな構成になっています。地元の製パン店のバゲットが添えられているため、残ったソースを最後まで味わうことができます。食後には、季節のフルーツを使った手作りの自家製ソルべ盛り合わせもおすすめです。甘さ控えめで、素材の持つ自然な風味が感じられるさっぱりとしたソルベは、ツーリングの疲れを癒してくれるでしょう。料理のひとつひとつにオーナーのこだわりが感じられる、個性豊かなカフェです。

  • コーヒー
住所 三重県志摩市大王町波切2221-5
電話 0599-72-5500

ホームページ

公式サイト

【公式】都ホテル 尼崎|阪神尼崎駅より徒歩約6分のフルサービスホテル【都プラスで宿泊最安値】

【都プラスで宿泊最安値】都ホテル 尼崎は、大阪、神戸のアクセスポイントにそびえる阪神間のランドマークホテル。最寄りの阪神尼崎駅より、大阪梅田約7分、大阪なんば約15分、神戸三宮約23分。…

行く前に!見どころ&口コミをチェック

Retty

ARCHAIQUE – Retty(レッティ)

こちらは『ARCHAIQUE(アルカイック)(志摩/カフェ)』のお店ページです。実名でのオススメが3件集まっています。Rettyで食が好きなグルメな人たちからお店を探そう!…

㉘英虞湾に沈む夕陽の絶景!

登茂山展望台

三重県志摩市にある登茂山展望台は、伊勢志摩国立公園の中央部に位置する、リアス海岸の美しい英虞湾の景観を一望できる名所です。ここは、三方を海に囲まれた自然豊かなともやま公園の中の、最も標高が高い場所に設けられた展望台です。山というよりは緩やかな丘陵にあり、標高はおよそ46メートルから48メートルほどで、気軽に立ち寄って絶景を堪能できます。展望台からは、英虞湾に浮かぶ多くの島々や、真珠の養殖いかだが織りなす幻想的な風景が、まるで絵画のように目の前に広がります。

この登茂山展望台が、特に多くの人々を魅了するのは夕暮れ時です。展望台の正面に日が沈む立地となっており、茜色に染まる空と海、そして点在する島々が作り出すドラマチックな光景は格別です。そのあまりの美しさから、「慕情が丘展望台」という別名でも呼ばれ、プロのカメラマンをはじめ、多くの方が感動的な瞬間をカメラに収めようと訪れる、伊勢志摩屈指のサンセットスポットとして知られています。夕日によって黄金色に輝く英虞湾の景色は、訪れる人々の心に深く刻まれる思い出となるでしょう。展望台からは、御座の黒森や浜島の岬の間にある英虞湾口を通じて、はるか太平洋をわずかに望むことができるのも、リアス海岸の地形ならではの特徴です。

周辺のともやま公園全体が、自然と親しむためのリゾート地として整備されている点も大きな魅力です。園内には、伊勢志摩の自然について映像などで紹介するともやまビジターセンターや、広大な芝生広場、お子さまが遊べるこども広場などの施設が整っています。また、園内の桐垣展望台からも英虞湾の素晴らしい眺めを楽しめます。季節や主催者によって、ウミホタル観察会やシーカヤック体験といった、海と自然を身近に感じるための多様なプログラムが提供されており、ご家族やグループでの滞在にもぴったりです。かつては、日本プロ野球球団が秋季練習に使用したこともあり、自然体験からスポーツまで、様々な楽しみ方ができる場所として親しまれてきました。

展望台からの眺めをじっくり楽しむと、右手には賢島、目の前には間崎島、そして左手からは前島半島がのびているのがご覧いただけます。それぞれの島影と地形が織りなす複雑な海岸線は、まさに自然の芸術です。登茂山展望台は常時開放されており、入場料はかかりません。お車でのアクセスも便利で、近鉄鵜方駅から約20分から30分で到着できます。また、お子さま連れのご家族のために、スロープが整備されていたり、周辺施設には授乳室やおむつ交換室がある情報もあり、安心して訪問できる点も嬉しいところです。ただし、展望台は屋外にあり、特に夕暮れ時は海風が冷たくなることがありますので、季節や時間帯に応じた上着をご用意ください。この素晴らしい景色は、志摩の旅のハイライトとなることでしょう。

住所 三重県志摩市大王町船越
電話 0599-72-4636

ホームページ

公式サイト

観光三重(かんこうみえ) – 三重県の観光・旅行情報はここ!

観光三重(かんこうみえ) – 三重県の観光・旅行情報はここ!…

行く前に!見どころ&口コミをチェック

【登茂山展望台】アクセス・営業時間・料金情報 – じゃらんnet

登茂山展望台の観光情報 交通アクセス:(1)第二伊勢道路「白木IC」 車 35分 鵜方駅 車 25分 自家用車及びタクシー。登茂山展望台周辺情報も充実しています。三重の観光情報ならじゃらんnet 英虞……

村上信五さん 関連記事

お肉 食事 和食

【滋賀】近江八幡「近江かね安」

【#櫻井信五の鬼スケ旅】全国の肉屋がこぞって食べにくる近江牛肉専門店『近江かね安』滋賀の名所を巡る旅 2025/11/7放送

滋賀 琵琶湖

【櫻井信五の鬼スケ旅】滋賀の名所を巡る旅 スポットリスト

【#櫻井信五の鬼スケ旅】滋賀の名所を巡る旅 スポットリスト 2025/10/31〜11/14放送

櫻井翔さん 関連記事

焼肉 食事 お肉 和食

【東京】渋谷「吟味焼肉 じゃんか」

【嵐にしやがれ じゃんか】岡田将生&志尊淳焼き肉デスマッチ 志尊淳が食べた本生わさびカルビのお店は?2020/12/5放送

お肉 お米 中華 和食 丼もの 食事

【大阪】九条「吉林菜館」

【嵐にしやがれ 吉林菜館】デヴィ夫人&出川哲朗と絶品町中華デスマッチ 嵐・櫻井が食べたXO丼のお店は?2019/11/2放送

最新記事