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紅葉も見頃の山口旅!
山口県下関市にあります唐戸市場は、地元の方はもちろん、北九州の食のプロも仕入れに通う、活気にあふれた地方卸売市場です。一般のお客様への小売りも積極的に行っており、新鮮な魚介を安く手に入れられる「市民の台所」としても親しまれています。関門海峡のすぐそばという恵まれた立地で、観光客の方にも人気のスポットです。
この唐戸の地は、古代より交通の要衝であり、明治時代に入ってからは海外貿易の拠点として大変栄えました。 人が集まるにつれて物も集まるようになり、明治42年(1909年)に路上での野菜や果物の販売が公に許されたのが、市場の始まりと言われています。その後、大正13年(1924年)に魚市場が移転し、昭和8年(1933年)には現在の唐戸市場の基となる「下関市唐戸魚菜市場」が開設されました。 この頃から、業者向けの卸売機能と、私たち市民向けの小売機能が共存する、全国でも珍しい市場の形ができていたそうです。 施設の老朽化や手狭になったことを受け、平成13年(2001年)4月に現在の斬新なデザインの建物へ新しく移転し、さらに多くの人に開かれた賑わいの場となっています。
唐戸市場の最大の魅力は、毎週金曜日、土曜日、日曜日、そして祝日に開催される海鮮屋台イベント、その名も「活きいき馬関街(ばかんがい)」です。 まるでお祭りや屋台村のような雰囲気で、その日に水揚げされたばかりの新鮮な魚介をネタにした握り寿司や、ボリュームたっぷりの海鮮丼などがずらりと並びます。 各店舗が創意工夫を凝らしたメニューを販売するため、「寿司バトル」とも呼ばれ、お客様は好きなネタを好きなだけ選んで購入できるスタイルが人気です。 購入したお寿司や海鮮は、市場の目の前に広がる海峡ボードウォークや、建物の屋上にある芝生広場などで、関門海峡の雄大な景色を眺めながら楽しめます。潮風を感じながらいただくお寿司は、格別のおいしさですよ。
また、下関市はふぐの取扱量が全国一位を誇る「ふぐの本場」としても知られています。 唐戸市場でも、ふぐは欠かせない名産品の一つです。特に「活きいき馬関街」では、高級魚であるふぐを使ったふぐの握りが気軽に味わえると大好評です。 ふぐの握りの他にも、タイやハマチなども市場を代表する魚として有名で、新鮮な魚介が豊富に並んでいます。 さらに、地元の漁師の奥様方が、下関沿岸の海で獲れたばかりの魚や貝類、海産物を直接販売する直売コーナーがあるのも、この市場ならではの特徴です。
市場には、海鮮屋台だけでなく、海産物や青果を扱う店舗、食堂なども軒を連ねています。海鮮丼や握り寿司と並んで人気のグルメに、寒い季節に体を温めてくれるふく汁(ふぐのお味噌汁)があります。 また、下関はふぐと並んでくじらも名産品ですので、お食事エリアやお土産エリアではくじらを使った様々なお料理や加工品も見つけることができます。 さらに、下関の代表的な食材であるウニ、特に粒が大きく甘みが強いと言われるアカウニや、萩沖で獲れる「瀬付きアジ」など、季節ごとの旬の魚介を市場の方との会話を楽しみながら購入できるのも、市場を訪れる醍醐味と言えるでしょう。 新鮮な海の幸を堪能したあとは、隣接する水族館「海響館」や、関門海峡を望む商業施設「カモンワーフ」など、周辺の観光スポットと合わせて一日中楽しむことができます。
| 住所 | 山口県下関市唐戸町5−50 |
|---|---|
| 電話 | 083-231-0001 |
唐戸市場 | 会話が楽しめる魚市場・唐戸市場のウェブサイトです。
karatoichiba.com…

唐戸市場のおすすめ店・グルメ5選!絶品寿司やふぐを食べ歩きで楽しもう!<2024・山口> |じゃらんニュース
下関観光といえば外せないスポット、唐戸市場! 下関の台所「唐戸市場」では、金・土・日・祝に開催される「活きいき馬関街」が大盛況!市場内が海鮮屋台街となり、鮮魚の握り寿司や、ウニなどの海鮮丼ぶり、ふぐの……
山口県下関市にある角島大橋は、コバルトブルーの美しい海の上をまっすぐに伸びる絶景の橋です。全長1,780メートルという長さは、無料で通行できる離島への一般道路としては、日本屈指の長さを誇ります。かつて角島と本土との間は、一日に数便の町営渡船のみが唯一の交通手段でした。しかし、日本海特有の厳しい冬の荒波のせいで欠航することも多く、島の医療や教育、産業など、日常生活の大きな課題となっていました。この問題を解決し、島の将来の発展を願う島民の強い要望と熱意から、この「夢の架け橋」の建設が始まりました。1993年(平成5年)に着工され、2000年(平成12年)11月3日に開通し、島は念願の陸路で結ばれることとなったのです。
角島大橋の大きな魅力は、その建設に至るまでの景観への細やかな配慮です。橋が架けられている一帯は、北長門海岸国定公園に指定された豊かな自然が残る場所です。景観を損なわないように、橋脚の高さを可能な限り低く設計されました。さらに、本土と角島の中間にある小さな島、鳩島(はとしま)は自然保護のため迂回するルートが採用されたことで、緩やかなカーブを描く優美な姿が生まれました。この環境と見事な調和を果たした姿は高く評価され、2003年には「土木学会デザイン賞」優秀賞を受賞しました。澄みきったコバルトブルーやエメラルドグリーンに輝く海士ヶ瀬戸(あまがせと)と呼ばれる海の色が、橋の白い姿を一層際立たせ、その非日常的な美しさから、数多くのテレビCMや映画、ドラマのロケ地としても選ばれています。
絶景を堪能するための人気スポットとして、本土側のたもとにある海士ヶ瀬公園が有名です。無料の駐車場やトイレも完備されているこの公園には展望台があり、ここからは、青い海と白い砂浜、そして鳩島を抱くように角島大橋が伸びていく全景を最も美しく一望できます。観光ガイドや雑誌などで紹介される写真の多くは、この高台からのアングルで撮影されています。また、開通後、この橋の開通を祝し、橋の上を駆け抜ける市民参加型の「つのしま夕やけマラソン」など、橋を活かしたイベントも開催され、観光客数も大幅に増え、山口県を代表する観光スポットになりました。
角島大橋は、車でのドライブはもちろん、海風を感じながら自転車や徒歩で渡るのもおすすめです。ただし、角島へ渡る道はこの橋一本しかないため、特に夏の海水浴シーズンや土日祝日は、時間帯によって大変混雑することがあります。渋滞を避けるためには、早朝や夕方など、観光客が集中する時間をずらして訪れるのがおすすめです。また、橋の上は駐車や駐停車が禁止されていますので、写真撮影をされる場合は必ず橋の両端にある展望スペースや駐車場をご利用ください。橋を渡りきった先にある角島には、本州最西端の灯台として知られる角島灯台があり、上まで登って360度の雄大な景色を楽しむことができます。周辺には新鮮な海の幸を味わえる飲食店や、地元の食材を使ったスイーツが楽しめるカフェもあり、橋を渡った後も魅力的な島旅を存分にお楽しみいただけます。
| 住所 | 山口県下関市豊北町大字神田 |
|---|---|
| 電話 | 083-786-0234 |

www.yamaguchi-tourism.jp…
山口県の西端、エメラルドグリーンの美しい海に囲まれた角島の最西端に、ひときわ優雅にそびえ立つ白亜の角島灯台は、この島を象徴する存在です。地元に長年愛され、航海の安全を照らし続けているこの灯台は、明治8年(1875年)12月に竣工し、翌明治9年(1876年)3月に日本海側で初めて点灯した洋式灯台として知られています。その歴史的、文化的価値が認められ、2020年12月には国の重要文化財に指定されました。
角島灯台の築造は、「日本の灯台の父」と呼ばれたイギリス人技師リチャード・ヘンリー・ブラントンが指導監督にあたりました。彼の設計による灯台の中でも最後期にあたるこの灯台は、当時としては石造りで最も高い総高29.6メートルを誇りました。地上から上部へ向かって整然と積み上げられた荒磨きの花崗岩、つまり御影石の切石積みが美しく、特に上部には装飾的な細工が施されていて、重厚な歴史を感じさせながらも優しい表情を見せています。石材は地元山口県産のものが使われており、細部にまでこだわった精巧な造りは、明治前期における石造建築技術の粋を集めたものと言えます。
現在も現役で活躍する角島灯台は、全国でもわずか16基しかない「のぼれる灯台」の一つとして一般に公開されています。灯塔内部には、花崗岩で組まれた105段の螺旋階段があり、これを登りきると、海面から約45メートルの高さにある展望台へ出られます。そこからは、目の前に広がる日本海の雄大なパノラマを360度見渡すことができ、息をのむような絶景を満喫できます。また、灯室内に納められているレンズは、初点灯当時から使用されている第一等八面フレネル式レンズが現役であり、今なお現役で海を照らしていることは、大変貴重な特筆すべき点です。
灯台の隣には、建設と同時期に建てられた旧官舎があり、こちらは復元整備を経て、現在灯台記念館として公開されています。ここでは、初代の外国人灯明番の暮らしぶりや、灯台がどのようにして建設され、守られてきたのかがわかる貴重な資料が展示されています。特に、かつてレンズを回転させる動力として使用されていた分銅を巻き上げるための旧回転装置巻上機なども見ることができ、灯台の歴史を深く知る良い機会になります。灯台の周辺は角島灯台公園として整備され、憩いの場となっており、例年1月下旬から2月中旬にかけてはスイセンの花が一面に咲き誇り、青空の下、白い灯台とのコントラストがたいへん見事です。お車やバスで訪れることができる角島ですが、急な螺旋階段を登る際は、足元に十分注意し、歴史ある造りをじっくりとお楽しみください。
| 住所 | 山口県下関市豊北町大字角島1 |
|---|---|
| 電話 | 083-786-0108 |
航路標識事業の発達を助成し、航路標識に関する知識の普及を図る…

【角島灯台/角島灯台公園】アクセス・営業時間・料金情報 – じゃらんnet
角島灯台/角島灯台公園の観光情報 営業期間:その他:営業時間: 角島灯台公園角島展望ギャラリー 10:00?16:00 角島灯台参観 3?9月 9:00?17:00、10?2月 9:00?16:30 ……
山口県下関市豊北町にあるグランビスタ角島は、息をのむような美しい日本海の景色を堪能できるレストランと宿泊施設を兼ね備えた複合スポットです。角島は、エメラルドグリーンの海に架かる角島大橋を渡った先にあり、まるで南の島を訪れたかのような白い砂浜とコバルトブルーの海が広がる絶景で知られています。グランビスタ角島は、この島でも数少ない宿泊ができる場所として、旅の拠点にもなっています。目の前に広がる日本海に沈む夕日が何よりも自慢で、美しい景色を眺めながらゆったりとした島の時間を過ごすことができます。
こちらの宿泊施設は、旅館やホテルのようなサービスとは異なり、住宅宿泊事業、いわゆる民泊として運営されています。キッチンや調理器具が備わっていますので、近隣の道の駅などで新鮮な海の幸や食材を調達し、ご自身で料理を楽しむことができます。テラス席からはオーシャンビューが広がり、波の音をBGMに食事をしたり、時間を気にせずリゾートライフを満喫できます。また、グランビスタ角島では、島内観光をさらに楽しくする新感覚の乗り物「トゥクトゥク」のレンタカー事業も展開しており、爽快な海風を感じながら島内を巡る体験も魅力の一つです。レストランのテラス席はペット同伴も可能で、愛する家族と一緒に絶景を楽しめるのも嬉しい特徴です。
レストランでは、新鮮な海鮮を使った和食からピザまで、幅広い年代の方に喜ばれる多彩なメニューが用意されています。看板メニューとして特に人気を集めているのが、厳選された13種類のネタを贅沢に盛り付けた特製のぶっかけ贅沢海鮮丼です。新鮮な海の恵みを存分に味わえる一品で、多くのお客様にご好評をいただいています。さらに、山口県を代表する名物料理である瓦そばと海鮮丼を組み合わせた和風の瓦そばと海鮮丼の満足セットや、下関名物の瓦そばとうなぎのひつまぶしを贅沢に味わえる瓦そばとうなぎのひつまぶしの贅沢セットも人気です。また、濃厚な蟹の旨味が詰まったパスタとスペアリブがセットになった蟹と蟹みそのトマトクリームパスタとスペアリブセットなど、洋食メニューも充実しています。
長州焼鯖のせ瓦そばは、ただの瓦そばではなく、脂の乗った大きな焼き鯖が豪快に乗せられた一品で、お店のイチオシメニューのひとつとなっています。熱した瓦の上に、茶そばと錦糸卵、甘辛く煮た牛肉といった定番の具材に加えて、存在感のある焼き鯖がトッピングされているのが大きな特徴です。パリパリに焼かれたそばの香ばしさと、長州地方の美味しい食材が一度に楽しめる、贅沢な瓦そばとして親しまれています。
角島自体にもたくさんの魅力的なスポットがあります。島の名前は、牧崎と夢崎という二つの岬が牛の角のように突き出ている様子から名付けられたと伝えられています。歴史を紐解くと、奈良時代の木簡に記されていることから、古くから特産品のワカメが天皇に献上されていた記録が残っています。島のシンボルでもある角島灯台は、明治9年(1876年)に初点灯した日本海側で初めての洋式灯台で、英国人技師リチャード・ヘンリー・ブラントンが設計した美しい石造りの灯台です。この灯台は登ることができ、105段の螺旋階段を上がると、眼下に広がる絶景を一望できます。灯台は2020年12月に国の重要文化財に指定されました。島の最北端に位置する牧崎風の公園には、ダルマギクの群生地があり、遊歩道からは壮大な日本海を見渡せます。また、角島大橋を角島側から眺める絶好の場所、瀬崎陽の公園も立ち寄りたいスポットです。角島は北長門海岸国定公園に指定されているため、ドライブや散策の際には、美しい自然環境の保全に特にご協力をお願いいたします。
| 住所 | 山口県下関市豊北町角島2899-1 |
|---|---|
| 電話 | 050-5456-6423 |
グランビスタ角島 | 新鮮な海の幸と絶景の夕日が見えるレストラン&宿泊
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国宝瑠璃光寺五重塔(るりこうじごじゅうのとう)の門前に店を構える西の京やまぐち物産館 長州苑は、山口県を代表する観光地として訪れる方々を温かく迎えてくれる、お食事とお土産、体験が一体となった複合施設です。もとは常栄寺(じょうえいじ)・雪舟庭(せっしゅうてい)の前に店舗がありましたが、2014年に現在の瑠璃光寺五重塔前を本館として統合し、さらに2023年9月にはリニューアルオープンを果たしました。ただ単にお土産を販売するだけでなく、「山口の魅力を発信し続ける拠点」として、山口を訪れる皆さまに「心地よい時間・場所・空間」を提供することを使命にしています。
この長州苑ならではの大きな特徴は、「地元コラボ」の精神を大切にしている点です。リニューアルでは、地元のさまざまな事業所と連携し、山口の「いいもの」を発信するためのアンテナショップを目指しています。たとえば、テイクアウトカフェの5縁CAFE(ごえんカフェ)は、五重塔の「5(ご)」と人との繋がりを意味する「縁(えん)」を合わせて名付けられました。こちらでは、地元のコーヒー店と共同開発したオリジナルブレンドのコーヒーや、地元の牧場牛乳を使った秋川牧園の牛乳ソフトクリーム、そして山口市民のソウルフードとも呼ばれる昭ちゃんコロッケなど、地元の美味しいものが気軽に味わえます。さらに、食事やお土産といった「モノ消費」だけでなく、山口の文化に触れる「コト消費」にも力を入れており、地域の文化産業である伝統工芸体験サービスも提供しています。美しい漆塗りの人形として知られる大内人形の絵付け体験や、徳地和紙の折染め体験など、旅の思い出に残る手作り体験が人気を集めています。
お食事処の香山(こうざん)では、広々とした席で山口の郷土料理を楽しむことができます。中でも一番のおすすめは、山口名物として知られる瓦そばです。熱した本物の瓦の上で、鮮やかな緑色の茶そばと錦糸卵、甘辛く煮た牛肉などの具材を香ばしく焼き上げ、特製の温かいつゆにつけていただく山口を代表する一品です。これは、西南戦争の際に薩摩軍の兵士が瓦で野戦料理を作ったという故事にならって開発されたもので、風味豊かなお茶の香りと、瓦で焼かれた麺のパリッとした食感がたまりません。
そのほかにも、鴨肉とネギのうま味がギュッと詰まった特製のお出汁が自慢の鴨南蛮そばや、特製ダシの効いたうどん・おそばの定番メニューも充実しています。お土産処では、山口銘菓の山口外郎(ういろう)が人気です。一般的なういろうとは異なり、わらび粉を主原料としているため、プルプルとしたもちもち食感が特徴で、幅広い世代の方に愛されています。また、かつて京を恋しがった花嫁のために作られたという謂れを持つ大内人形は、夫婦円満の守り神としても親しまれており、お土産や贈答品としても喜ばれています。
| 住所 | 山口県山口市木町1-6 |
|---|---|
| 電話 | 083-925-5850 |

長州苑は山口県山口市の代表的観光地「瑠璃光寺五重塔」の門前の物産館です。 おみやげが豊富な・長州おみや、ご休憩もできるテイクアウトカフェ【5縁cafe】、本格的な瓦そばが召し上がれるお食事処【香山(こ……
山口市香山町にある瑠璃光寺は、国宝の五重塔を中心に、豊かな自然と歴史に囲まれた香山公園に立つ曹洞宗のお寺です。
室町時代、京都にならって栄えた大内文化を今に伝える「西の京・山口」のシンボルとして知られています。
この地にはもともと、室町時代にこの山口を治めていた大内氏25代の大内義弘公が建立した香積寺というお寺がありましたが、義弘公が戦死したため、その弟の盛見公が兄の菩提を弔うため、嘉吉2年(1442年)頃に五重塔を建てたと伝わっています。
江戸時代に入り香積寺が萩へ移った後、元禄3年(1690年)に仁保から移ってきた瑠璃光寺がこの場所に入ったことから、塔は「瑠璃光寺五重塔」と呼ばれるようになりました。
現在のお寺の始まりは文明3年(1471年)に、武将・陶弘房公の奥さまが夫の冥福を祈って創建した安養寺であり、後に瑠璃光寺と改名された歴史があります。
瑠璃光寺の境内にある五重塔は、高さ31.2メートル、屋根は日本古来の伝統的な檜皮葺きで作られた、室町時代中期を代表する美しい建築物です。
その優美な姿から、奈良の法隆寺、京都の醍醐寺の五重塔と並んで日本三名塔の一つに数えられ、もちろん国宝にも指定されています。
上に行くにつれて屋根の大きさが小さくなり、胴部が細く見えるすっきりとした安定感のある設計が特徴的です。
内部には心柱が通り、その心柱を囲うように配置された円形の須弥壇は、塔の建築では大変珍しい独自の様式で、当時の建築技術の高さと文化的な豊かさを感じさせてくれます。
瑠璃光寺の周囲一帯は香山公園となっていて、他にも歴史を感じられるスポットがたくさんあります。
幕末の志士たちが密談を重ねたという「枕流亭」や「露山堂」といった、明治維新にゆかりの深い史跡が点在し、歴史ファンには見逃せません。
また、境内には、歩くと「うぐいす張り」のような美しい音が響く「うぐいす張りの石畳」もあり、音の響きを楽しむことができます。
さらに、公園内には萩藩主毛利家のお墓所の一部である香山墓所もあり、国の史跡として大切に守られています。
瑠璃光寺五重塔は、およそ70年ぶりとなる檜皮葺き屋根の全面葺き替えを行う「令和の大改修」が、令和5年2月から令和7年12月までの予定で実施中です。
工事期間中であっても、公園内への立ち入りは可能ですが、工事車両の出入りに伴う段差などが生じることもあるので、足元には十分にご注意ください。
改修工事が行われている期間は、五重塔内部に安置されていた「大内義弘公入道座像」と「阿弥陀如来坐像」という大変貴重な秘仏が、本堂内の御御堂へ特別にご遷座されており、この機会でしか見られないお姿を間近で拝観できるのも魅力です。
夜には日没から22時まで五重塔がライトアップされ、水面に映る幻想的な姿は多くのカメラマンを惹きつけます。
境内は梅や桜、紅葉の名所でもあり、特に春の桜と秋の紅葉の時期は、国宝の五重塔を鮮やかに彩る四季折々の風景が訪れる人々の心を和ませています。
| 住所 | 山口県山口市香山町7−1 |
|---|---|
| 電話 | 083-924-9139 |

1690年以来、曹洞宗保寧山瑠璃光寺は山口市香山公園の心落ち着く名刹として、皆様に参拝いただいております。歴史的な本堂や貴重な仏像が安置されている当寺院では、檀信徒や参拝者の方々に曹洞宗の教えをお伝え……
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