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恵比寿駅からほど近い場所にあるチャモロは、1973年(昭和48年)にオープンした、創業50年を超える歴史を持つ洋食店です。華やかな飲食店が多く集まる恵比寿で、半世紀もの間、地元の方はもちろん、多くの食通に愛され続けてきました。お店はビルの地下一階にありながらも、2023年に改装された店内は明るく清潔感のある、温かい雰囲気で迎えてくれます。昔ながらの洋食店の安心感と、新しい息吹を感じられる空間で、ゆったりとした食事の時間を楽しむことができます。
このお店の名物であり、多くの方のお目当てとなっているのが、なんと言っても「オムライスと牛タンシチューを一緒に食べたい」という常連客の声から生まれたというやわらか厚切り牛タンオムライスです。この一皿には、長年受け継がれてきた味を守るための、手間暇を惜しまない調理の工夫が詰まっています。牛タンは丁寧に下処理をした後、7〜8時間もの長時間煮込み、さらに一度冷凍するという工程を経て、自家製のデミグラスソースで再びじっくりと煮込まれています。これほどの手間をかけることで、牛タンはフォークやスプーンでもホロッと崩れるほどの驚くべき柔らかさになり、濃厚なソースの味わいが芯までしっかり染み込むのです。
看板メニューのやわらか厚切り牛タンオムライスは、半熟でとろりとした卵に、大きな厚切りの牛タンが豪快に乗せられた、見た目の迫力も抜群の一品です。卵には、黄身のコクと甘みが特徴の「ひたち農園奥久慈卵」が使用されています。オムライスの中のライスは、ケチャップライスではなく、具材が入っていないシンプルなバターライスで、ブラックペッパーがアクセントとして効かせてあります。このシンプルなバターライスが、牛タンの旨味と濃厚でさらりとしたデミグラスソースのコクを際立たせる、絶妙なバランスを生み出しています。
実はチャモロは、創業者のご主人が体調を崩されたことにより、一時閉店の危機を迎えていました。しかし、この伝統の味を絶やしたくないという思いから、同じビルの一階にあるイタリアンレストランの方が、創業者の伊藤光二郎さんから手書きのレシピを譲り受け、お店を継承するというエピソードがありました。半世紀にわたり愛されてきた洋食の味を、恵比寿の街で守り続けるという、心温まる物語も、このお店の魅力の一つと言えるでしょう。この看板メニュー以外にも、ジャンルとして洋食の定番であるハンバーグや、大きく食べ応えのある大海老フライオムライスなど、洋食の魅力が詰まったメニューが並んでいます。丁寧に作られた洋食は、世代を超えて楽しめる懐かしくも奥深い味わいです。
| 住所 | 東京都渋谷区恵比寿南1-2-8 雨宮ビル B1F |
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