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秋葉原駅の近くに店を構える季節料理 赤津加は、どこか懐かしい昭和の面影が漂うお食事処です。昭和29年(1954年)4月に創業し、終戦後の秋葉原が復興していく中で歴史を重ねてきました。かつては「やっちゃ場」と呼ばれた青果市場の仲買人の方々や、神田明神へのお参りに訪れる方々に親しまれてきたお店です。創業からしばらくして、急に亡くなった創業者の妹さんから、その姉にあたる赤塚順子さんがお店を引き継ぎ、二代目として長年お客様を温かく迎え入れてきました。現在は、そのお孫さんである寺谷光雄さんが三代目として、このお店の大切な歴史と味を守り続けています。秋葉原の街が電気街として発展し、近年ではアニメやゲームといった文化の発信地として大きく姿を変える中で、赤津加は変わらない雰囲気で多くの人々を受け入れています。2018年には、厨房やお手洗い、2階のお座敷席などをきれいに改装し、新しい時代に合わせた心地よさも取り入れています。
赤津加の大きな魅力は、秋葉原の賑やかな街並みから一歩足を踏み入れると、まるで時間が止まったかのような落ち着いた空間が広がっているところです。黒塀に囲まれた外観は、昔ながらの日本の趣を感じさせてくれます。店内にはコの字型のカウンター席があり、お客様がそれを囲むように座って、目の前で温められた熱燗が手際よく振る舞われる光景は、昔ながらの居酒屋文化を感じさせてくれます。二代目の女将である赤塚順子さんは、92歳になるまでお店に立ち、お客様との心のこもった交流を何よりも大切にされていました。長年にわたりお店に通うお客様の中には、赤津加をきっかけに結婚された方もいるなど、お客様の人生に寄り添う温かいエピソードが残っています。現在の三代目も、創業当時から変わらない安心感を大切にしつつ、時代の変化に合わせた工夫を取り入れています。
赤津加で長年愛されている人気の料理といえば、まずは鶏もつ煮込みが挙げられます。30年以上も前から多くの人々に親しまれてきた一品で、レバーや皮など、鶏の様々な部位が丁寧に煮込まれています。味噌仕立ての優しい味わいは、鶏もつならではの美味しさを引き出し、豚のもつ煮が苦手な方にも食べやすいと評判です。また、豊洲市場から三代目が自ら仕入れる新鮮な魚介を使った刺身盛り合わせ(七種)も多くのお客様から支持されています。季節ごとの旬の魚が味わえるので、訪れるたびに新しい美味しさに出会えます。
赤津加には、そのほかにもお客様を惹きつける魅力的な料理がたくさんあります。じっくりと煮込まれた豚角煮は、口の中でとろけるような柔らかさが特徴で、ご飯やお酒との相性も抜群です。また、上品な香りと身の旨みが楽しめる穴子白焼きもぜひ味わっていただきたい一品です。さらに、さわら西京焼きや笹かれいといった季節の焼き魚、彩り豊かな天ぷら盛り合わせ、ぷりぷりの川海老唐揚げなど、旬の素材を活かしたお料理が毎日十品ほど日替わりで提供されています。お昼の時間には、焼き魚や煮魚などの定食も用意されており、秋葉原の街でゆったりとしたランチを楽しみたい方にも喜ばれています。
| 住所 | 東京都千代田区外神田1-10-2 |
|---|---|
| 電話 | 03-3251-2585 |
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