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山梨県甲府市の高台に建つシャトー酒折ワイナリーは、甲府盆地を見渡す美しい景色とともに、日本ワインの魅力に触れられるワイナリーです。1991年5月、世界各国のワインを輸入する木下インターナショナル株式会社が、日本での本格的なワイン造りを目指して設立しました。海外のワインメーカーとの交流を通じて得た醸造技術や、各国から導入した設備を活用しながら、日本の風土に合ったワイン造りを続けています。レンガ造りの趣ある建物と、緑豊かな丘陵地に囲まれた穏やかな環境も魅力です。
シャトー酒折ワイナリーが大切にしているのは、ワインを特別な日の飲み物ではなく、毎日の食卓で気軽に楽しんでもらうことです。特に力を注いでいるのが、日本を代表するぶどう品種の「甲州」と「マスカット・ベリーA」を使ったワイン造り。地元のぶどう栽培農家と協力し、品質の高い原料ぶどうを確保するとともに、生産者とのつながりを大切にしています。日常の食事に合わせやすい親しみやすいワインから、ぶどうの個性を丁寧に引き出した上質なワインまで、幅広い銘柄を手がけています。
代表的な銘柄の甲州ドライは、山梨県産の甲州種を100%使用した辛口の白ワインです。県内の複数の産地で収穫されたぶどうを組み合わせ、甲州ならではの繊細な香りと味わいを引き出しています。熟した和柑橘やリンゴ、白い花を思わせる香りに、爽やかな酸味と穏やかな果実味が重なり、後味はすっきり。刺身や寿司、天ぷら、野菜の煮物など、和食との相性もよい1本です。果汁の搾り方や発酵に使用する酵母にも工夫を重ね、甲州特有のほろ苦さと果実の風味のバランスを整えています。
そのほか、秋の新酒として親しまれる甲州にごりも注目したい銘柄です。収穫したばかりのぶどうの瑞々しさを感じられるワインで、豊かな果実味とフレッシュな味わいが特徴。さらに、勝沼産の甲州種を使った勝沼甲州は、醸造家の藤本広美さんが手がけるオレンジワインです。白ぶどうを果皮とともに発酵させることで、和柑橘やスパイスを思わせる香り、ほどよい渋みを引き出しています。日本固有のぶどうから生まれる多彩な味わいを知ることができるのも、このワイナリーの楽しさです。
ワインだけでなく、梅酒や柚子酒などのリキュール造りにも取り組んでいます。梅酒造りの歴史は戦前の東京都青梅市にまでさかのぼり、大川はなさんが始めた梅酒の製造事業を1987年に引き継ぎました。その後、2002年に製造拠点を甲府市のワイナリーへ統合し、受け継いだ技術を生かしてリキュールを製造しています。
ワイナリーでは、醸造の工程や設備を間近に見られる見学コースも設けられています。予約不要の自由見学では、館内の案内を参考にしながら自分のペースで見学でき、所要時間は約15分。さらに、専門知識を持つスタッフやソムリエが案内するツアーでは、醸造設備や地下セラーを巡り、ワインの製法や特徴について詳しく学べます。テイスティングを組み合わせたコースも用意されているため、ワインに詳しくない方でも楽しみながら知識を深められます。ツアーの開催日時や予約方法は、訪問前に確認しておくと安心です。
併設の直営ショップには、自社製造のワインをはじめ、グループ会社が輸入する世界各国のワイン、山梨県の特産品などが並びます。ワイナリーのワインを使ったオリジナルのワインケーキやワインジャムも販売されており、甲府旅行のお土産選びにもぴったり。テラスからは甲府の街並みを一望でき、開放的な景色を眺めながらワインの試飲を楽しめます。JR甲府駅や石和温泉駅から車で約10分とアクセスもよく、甲府観光や石和温泉への旅と組み合わせて立ち寄りたいスポットです。ワイン造りの奥深さに触れながら、山梨ならではの風景と味わいをゆっくり満喫できます。
| 住所 | 山梨県甲府市酒折町1338-203 シャトー酒折ワイナリー |
|---|---|
| 電話 | 055-227-0511 |

【シャトー酒折ワイナリー】アクセス・営業時間・料金情報 – じゃらんnet
シャトー酒折ワイナリーの観光情報 営業期間:営業時間:9:00~16:00、交通アクセス:(1)中央自動車道「一宮御坂IC」より車で約20分。 中央自動車道「甲府昭和IC」より車で約25分。。シャトー……