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日本キジ
日本キジの仕入れなら日本キジ養殖センター小倉ISPフーズ店にお任せください。| 県が自然保護の為に実施していた「放鳥事業」を、昭和50年ごろから父が受託したのがきっかけで、一家で日本キジを育てるようになりました。日本キジの飼育はとても難しいです。ストレスを感じやすく、気性が激しい鳥なので、互いに喧嘩をして、死んでしまうこともあります。そのため、オスとメスを分けて広い小屋で平飼いで育てています。食べさせる餌も、鶏等とは違います。よく運動するキジには、たんぱく質が豊富なエサが必要です。このため、キジに適した餌を独自に研究したほか、さつまいも(鹿屋産紅はるか)や野菜などを与えています。
食材としてのキジは流通量が少なく、しかもそのほとんどは外国の品種。日本キジは成長に約ま10か月以上かかり、一羽(オス)からとれる肉は約400グラムと、本当に貴重な食材と言えます。食べ方は、基本的に鶏肉と同じ調理方法で食べられますが、刺身やしゃぶしゃぶなどにすると、口の中で脂が溶けて、濃厚な味を感じられます。卵は玉子焼きにすると巻くのが難しいぐらいにきめが細かいことと、肉と同様の濃厚な味わいが特徴です。
私たちの日本キジの希少性と品質を認めて頂き、観光寝台ななつ星列車や東京のホテル内レストランなどで使っていただけるようになりました。ですが食材としてはまだマイナーだと思います。これからも日本キジを守るとともに、日本キジの知名度を上げていきたいと思います。
(日本キジ養殖センター小倉 小倉直樹)…