スペイン・バスク地方のビルバオからビルバオ川を約13キロ下ったビスケー湾に面した場所
ネルビオン川 に架かっている世界で最も古い運搬橋
設計したのはビルバオ出身のアルベルト・デ・パラシオ
橋の高さは63メートル、長さは160メートル　８分間隔で往復し、約２分で対岸に到着
利用者数は毎日１万人越える

一番の特徴は高さ50メートルの場所からワイヤーで吊るしたゴンドラで川を渡るというところ
さらに橋の軸である鉄橋上の歩道を歩いて渡ることも可能

ビルバオは港を中心に貿易で栄えた街
かつては多くの輸送船が港とこの川を行き来していた
船の往来の際、跳ね橋や通常の橋ではコストも時間もかかるということで吊り橋が採用された

19世紀から20世紀にかけてヨーロッパ各地で同様の橋がいくつも作られたが
現在稼働しているものはビスカイア橋を含む４橋のみとなった