【中国】世界遺産「中国南部カルスト」

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South China Karst

中国南部の貴州省、雲南省、重慶市にまたがる、石灰岩が雨水や地下水に溶かされ、侵食や風化によって形成された、ユニークな地形
2007年に世界遺産に登録され、その自然美と生態系が世界から高く評価されている
主に石灰岩からなる地層が、長い年月の間に雨水や地下水によって溶かされ、侵食や風化によって形成された地形で
その地形は、大きく分けて3つのタイプに分けられる
峰林：尖塔状や筍状などの奇岩が林立する地形。石林（雲南省）や武隆（重慶市）などに見られる。
峰叢：峰林よりもやや緩やかな地形。茘波（貴州省）や龍勝（広西チワン族自治区）などに見られる。
喀斯特台地：石灰岩でできた台地。貴州省や雲南省などに見られる。

代表的な観光スポットは、石林（雲南省）で尖塔状や筍状の奇岩が林立する峰林は、まさに絶景
茘波（貴州省）は、石林に次ぐ規模を誇る峰林。三角帽子のような奇岩が特徴
さらに武隆（重慶市）は、峰林、峰叢、喀斯特台地が一体となった複合的な地形が魅力で
中国のグランドキャニオンとも呼ばれる「天生三橋」は必見