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徳川将軍家唯一の別邸として300年以上の歴史を持つ庭園
海と繋がる潮入の池を中心とした回遊式庭園で、都会の喧騒を忘れさせてくれる緑豊かな空間が広がる
この地は、寛永年間(1624~1644年)までは、将軍家の鷹狩場で、一面の芦原だった。
ここに初めて屋敷を建てたのは、四代将軍家綱の弟で甲府宰相の松平綱重。
承応3年(1654年)、綱重は将軍から海を埋め立てて甲府浜屋敷と呼ばれる別邸を建てる許しを得、
その後、綱重の子供の綱豊(家宣) が六代将軍になったのを契機に、この屋敷は将軍家の別邸となり、名称も浜御殿と改められた
歴代将軍によって幾度かの造園、改修工事が行なわれ、十一代将軍家斉のときにほぼ現在の姿の庭園が完成
明治維新ののちは皇室の離宮となり、名前も浜離宮となった。
海水を引き込んだ潮入の池は、潮の満ち引きによって表情を変える美しい景観を楽しめ
池にはボラやスズキなどの魚が生息しており、都会とは思えない自然の息吹を感じられる
園内には中之島、松の島、中島という三つの島があり、それぞれ異なる趣を楽しめる
中之島には江戸時代から残る茶屋「漪園亭」があり、抹茶を味わいながら庭園を眺めることができるのも魅力
園内には、江戸時代から残る御茶屋や旧芝離宮恩賜庭園の一部など、歴史を感じられる建造物が点在
また、園内には約170種類もの植物が生育しており、春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色と、どの季節に訪れても魅力的な庭園となっている
住所 | 〒104-0046 東京都中央区浜離宮庭園1−1 |
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TEL | 03-3541-0200 |
浜離宮恩賜庭園の見どころや歴史、最新の営業情報まで徹底取材!【2021年版】
徳川将軍家や皇室の離宮(別邸)として愛された東京・中央区にある浜離宮。現在は浜離宮恩賜庭園として一般に公開されている、都心にあるとは思えない自然豊かな都会のオアシス。今回は浜離宮恩賜庭園の見どころや歴史、最新の営業情報まで紹介。その魅力をご紹介します。…