【新美の巨人たち】和のステンドグラス「四季花木障子」『旧家・宮越家』2024/4/27放送

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 2024.04.27  2024.04.26
イメージ ステンドグラス アート
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宮越家離れ(詩夢庵)

江戸時代初期から続く津軽の名門商家
約400年もの歴史を持つこの屋敷は、主屋、文庫蔵、米蔵、離れなどの建造物と、大小2つの庭園から構成されており、国の重要文化財に指定されている
主屋は、江戸時代後期に建てられた入母屋造りの建物で、当時の建築様式を色濃く残している
また、文庫蔵には、江戸時代から明治時代の古文書や書籍などが数多く収蔵されており、貴重な歴史資料として研究されている
大庭園の「静川園」は、枯山水と池泉庭園が融合した美しい庭園で、国の名勝に指定
一方、小庭園の「詩夢庵」は、大正時代に造られた洋風庭園で、ステンドグラスや洋風の家具などが調度されている
その中でも特に名高いのが、ステンドグラス作家・小川三知氏によって制作された「四季花木障子」
小川三知氏は、大正時代に活躍したステンドグラス作家で、その作品は国内外で高く評価されている
障子4枚組に配された花木によって早春・初夏・初秋、余白を初冬に見立てて季節の移ろいを表すとともに、背面の庭木を借景としている。
・春の訪れを告げる木蓮をモチーフにした障子は、淡いピンク色の花弁と緑の葉が鮮やかに表現されており、
 光が差し込むと、まるで本物の木蓮が部屋の中にいるような錯覚を覚えるほど。
・夏の涼しさを演出する紫陽花をモチーフにした障子は、青と紫の色合いが美しく、梅雨のじめじめした気分を和らげてくれる
 雨粒が滴る紫陽花の様子もリアルに表現されており、まるで本物の紫陽花を見ているような気分になる。
・秋の彩りを表現する紅葉をモチーフにした障子は、赤、黄、オレンジなど様々な色の葉が重なり合い、秋の豊かな自然を表現
 光が差し込むと、葉がキラキラと輝き、まるで本物の紅葉を見ているよう。
・冬の静寂を表現する雪景色をモチーフにした障子は、白と青の色合いが静寂を表現
 雪化粧をした木々や山々が描かれており、冬の厳しさを感じながらも、どこか温かみを感じさせてくれる
「四季花木障子」は、春夏秋冬それぞれの季節の美しさを巧みに表現しており、見る人の心を魅了している。

住所 〒037-0304 青森県北津軽郡中泊町尾別玉の井

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