上高地帝国ホテルは、長野県松本市安曇上高地に位置する、日本初の本格的な山岳リゾートホテル
1933年（昭和8年）に開業し、以来90年以上にわたり、国内外の賓客をもてなしてきた老舗ホテルとして知られている。
スイス・アルプスの山小屋を思わせる赤い三角屋根と丸太小屋風の外観は、上高地の自然と調和し、訪れる人々に温かい印象を与え
館内は木をふんだんに使用した落ち着いた雰囲気で、上質なサービスと伝統的なおもてなしで、旅の疲れを癒してくれる。
設計は高橋貞太郎。川奈ホテル（静岡県）、帝国ホテル東京（千代田区）など、日本各地のホテルを手がけた敏腕建築家
建物は、幾度の改修工事を経て、現在の客室数は74、地下１階、地上４階の鉄筋コンクリート造。
館内は、木製の柱と梁に囲まれたクラシカルな空間に統一された雰囲気となっている。
客室も柱や梁のダークブラウンと白壁で統一され、さらにベランダに出れば、上高地の美しい自然が目の前に広がり、
「穂高連峰」「焼岳」を一望できるロケーションが贅沢の極み。