【世界遺産 インド/ジャイプルの天体観測施設・ジャイプル旧市街】2つの世界遺産を作ったマハラジャ2024/6/23放送

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 2024.06.23  2024.06.21
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ジャイプルの天体観測施設「ジャンタル・マンタル」

インド北西部ラジャスタン州の州都ジャイプール。その活気に満ちたピンク色の街並みに、
ひときわ異彩を放つ巨石のモニュメント群がそびえ立っている。
それが、18世紀前半に建造された天体観測施設「ジャンタル・マンタル」
ジャンタル・マンタルは、単なる天文台ではなく、高さ27メートルもの巨大な日時計をはじめ、
大小様々な形状の石造りの観測装置が19基も点在する、まさに巨石のシンフォニーのような空間。
これらの観測装置は、当時の最先端科学技術を駆使して造られており、
太陽の位置や高度、星座、惑星の動きなどを驚くべき精度で測定することができた。
その革新的な技術と芸術的な美しさから、ジャンタル・マンタルは2010年にユネスコ世界遺産に登録された。
インド科学史における金字塔として、世界中から注目を集める存在となっている。

  • シンボルとも言える巨大な日時計「サムラート・ヤントラ」は巨石の日時計が刻む、2秒単位の精度
  • ジャンタル・マンタルを建造したマハーラジャ、ジャイ・シン2世の情熱が込められたのが「ミサン・ヤントラ」
    南北方向に設置された巨大な階段状の構造物は、太陽の位置や高度を測定するために使用
  • 天体の運行を立体的に表現したユニークな装置が「チャクラ・ヤントラ」
    円盤状の石板に刻まれた溝は、惑星の軌道や星座の位置を表しており、当時の天文学の知識の深さをうかがえる
  • 12の星座に対応した12基の観測装置が並ぶ「ラシ・ヴァラヤ・ヤントラ」
    星座の位置を瞬時に測定するために使用
  • 真北を指す石柱が特徴的な「ディグ・アンシュ・ヤントラ」
    方角を正確に測定するために使用。当時のインドにおける測量技術の進歩を象徴する装置
  • 太陽の動きを立体的に表現した装置が「カラン・ヤントラ」
    階段状の構造物は、太陽の高度や赤緯を測定するために使用された。
  • 季節の変化を知らせる装置が「シグナトゥーラ・ヤントラ」
    円盤状の石板に刻まれた目盛は、季節によって変化する太陽の位置を示しており、当時のインドにおける暦の重要性を示している
  • 天体の位置を計算するために使用されたのが「ナーディヴァラヤ・ヤントラ」
    複雑な幾何学模様が刻まれた石板は、当時のインドにおける数学の発展を物語っている。
  • 月の運行を立体的に表現した装置が「チャンドラ・ヤントラ」
    円盤状の石板と、それを支える階段状の構造物で構成され、円盤状の石板には、月の満ち欠けや軌道などを表す様々な目盛りが刻まれ、
    階段状の構造物は、石板を様々な角度から観察できるようにするために設けられている
  • 惑星の動きを予測するために使用されたのが「ヨシャントラ」
    円盤状の石板に刻まれた目盛は、惑星の位置や軌道などを示しており、当時のインドにおける天文学の発展を象徴する装置
住所 Gangori Bazaar, J.D.A. マーケット Pink City, Jaipur, ジャイプル Rajasthan 302002 インド

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