710年に藤原京から遷都された平城京の中心であり、古代日本の政治・文化の中心地として栄えた壮大な宮殿跡
東西約1.3km、南北約1kmという広大な敷地には、かつて天武天皇や聖武天皇など数々の天皇が政治を行った大極殿をはじめ、朱雀門、朝堂院など、当時の栄華を偲ばせる遺構が点在している。

奈良を代表する寺院
その圧倒的なスケールの大仏殿は、訪れる人を圧倒し、古都奈良の歴史と文化を物語っている。
シンボルといえば、なんといっても大仏殿
その大きさは、世界最大級の木造建築としてギネスブックにも認定されており、そのスケール感はまさに圧巻。
大仏殿の中心に鎮座する盧舎那仏は、その穏やかな表情と慈悲深い眼差しで、見る者の心を安らぐ。
大仏殿の内部は、広々とした空間が広がっており、大仏の大きさをより一層際立たせている。
東大寺の大仏は、聖武天皇の時代に国力をあげて造立された。
当時の日本は、天災や疫病が流行し、人々の不安が募っていた。
聖武天皇は、国泰民安を願い、大仏を造立することで人々の心を一つにし、国家の安泰を図ろうとした。
大仏の造立には、全国から人々が集まり、その技術と力を結集。
大仏造立は、単なる宗教的な行事ではなく、当時の日本社会全体を巻き込んだ壮大な国家事業であったと言える。

古くから続く靴下工場「SOUKI」が運営する、靴下をテーマにした体験型施設
自転車を漕ぐと靴下が出来上がるというユニークな体験ができる

日本三大弁財天の筆頭とされ、古くから人々の信仰を集めてきた霊山・大峰山の麓に位置する神社
神仏習合の名残を色濃く残し、水の神様である弁財天を主祭神として祀り、芸能の神様としても知られている。
深い緑に包まれた山道を辿り着く本殿は、まるで世俗から切り離された別世界のような静寂に包まれている。
特に、夕暮れ時に境内を照らす無数の灯火は幻想的で、訪れる人の心を深く揺さぶる。
この荘厳な雰囲気は、古来より修験道の人々が修行を重ねてきた聖地としての歴史を感じさせる。