【出川哲朗の充電させてもらえませんか?】北海道充電旅 松前⇒函館 スポットリスト

日本最北の城として知られ、その歴史と美しい景観は多くの観光客を魅了している。
江戸時代、松前氏は蝦夷地を治め、この城を拠点として独自の文化を築き上げた。
天守閣からは津軽海峡を一望でき、雄大な自然と歴史が融合した絶景が広がる。
城内には、松前藩の歴史を物語る貴重な資料や品々が展示されており、当時の生活様式や文化に触れることができる。
また、城周辺には武家屋敷や史跡が点在し、歴史散策を楽しむことができる。

地元出身の二大横綱、千代の山雅信と千代の富士貢の偉業を称え、その生涯と相撲に対する情熱を後世に伝えるために建てられた記念館。
館内には、両横綱の貴重な写真や化粧回し、優勝杯などが展示され、まるで時空を超えて、生きた歴史に触れるような感動が味わえる。
記念館を訪れると、まず目に飛び込んでくるのは、土俵上で力強く組み合う両横綱の銅像。
その姿は、まさに力と美の融合であり、来館者を圧倒する。
館内に入ると、そこはまるでタイムスリップしたかのような空間が広がり、黒木目調の落ち着いた雰囲気の中で、
ガラスケースに収められた貴重な品々が、静かに来館者を迎えてくれる。
特に目を引くのは、千代の富士が使用した化粧回し。鮮やかな色彩と精緻な刺繍が、力士の気迫を物語っている。
また、館内には、九重部屋の稽古場が再現されており、実際に力士たちが稽古を行っていた空間を体感することができるのも魅力。

日本の近代化を象徴する蒸気船「咸臨丸」がその生涯を終えた地として知られている。
咸臨丸は、幕末にオランダから購入された軍艦で、勝海舟らが太平洋を横断し、日本の近代化に大きな役割を果たした。
しかし、明治維新後、北海道開拓の最前線で活躍した咸臨丸は、この地でその役目を終え、歴史の舞台から姿を消した。
咸臨丸は、1857年にオランダで建造された木造スクリュー蒸気艦。
全長約49メートル、幅約8メートルという当時としては大型の船だった。
咸臨丸は、日本が西洋の技術を取り入れようとしていた時代を象徴する存在であり、勝海舟らがアメリカへ渡航し、
日米修好通商条約の批准書を持ち帰ったことでも知られている。
明治4年（1871年）、北海道開拓のため、多くの開拓民を乗せた咸臨丸は、小樽を目指して航海していたが、
荒れた天候に見舞われ、サラキ岬沖の岩礁に乗り上げてしまった。
乗組員や開拓民は全員救助されたが、咸臨丸はそのまま沈没してしまったという。
太平洋横断という偉業を成し遂げたことは、日本人の自信を高め、近代化への道を切り開いた。
また、咸臨丸の沈没は、当時の日本の技術力の限界を浮き彫りにし、さらなる発展を促すきっかけとなった。

厳かな雰囲気が漂うカトリックの修道院
正式名称は「厳律シトー会燈台の聖母大修道院」
1896年（明治29年）、フランスなどから9人の修道士たちがこの地を訪れ、日本最初の男子トラピスト修道院を創設。
大修道院は、広大な敷地内に教会、修道士の住居、酪農施設などが立ち並び、静寂と自然に包まれた空間が広がっている。
敷地内には美しい庭園があり、四季折々の花々を楽しむことができる。
トラピスト修道士たちは、祈りと労働を両立させて生活している。
敷地内の酪農場では、牛乳やチーズなどの乳製品を生産しており、その中でもトラピストバターは、濃厚な味わいで人気がある。
修道院で作られるこれらの製品は、修道院の収入源となるだけでなく、地域の人々にも親しまれている。

歴史と文化が融合した魅力的な観光スポット
明治時代に建てられた赤レンガ倉庫群は、函館のシンボルとして多くの人々に愛されている。
金森赤レンガ倉庫の歴史は古く、明治20年（1887年）に初代・渡邉熊四郎氏によって建てられた。
当時は、函館港で活躍した商船の倉庫として利用されていた。
その後、大火により一度は焼失したが、昭和63年（1988年）に現在の姿に復元され、
ショッピングモールやレストランなどが集まる複合施設として生まれ変わった。
倉庫内には、函館の歴史や文化を紹介する展示スペースや、地元の工芸品や海産物を扱うショップ、
おしゃれなカフェやレストランなどが立ち並び、一日中楽しむことができる。

函館のシンボルの一つとして知られる美しい坂道
石畳が続く坂道は、函館港や市街地を一望できる絶景スポットとして、多くの観光客を魅了している。
坂の上からは、函館港に停泊する船や、カラフルな建物が並ぶ市街地を一望することができ、
。特に、夕暮れ時の景色は、 まるで絵画のような美しさで、訪れる人を感動させる。

日本三大夜景の一つとして知られ、その美しい夜景は「百万ドルの夜景」とも呼ばれている。
函館山の夜景は、その特徴的な地形と都市の配置によって生み出される独特の美しさを持っている。
夜景の見どころは、函館湾に浮かぶ無数の漁火と、市街地の灯りが織りなすコントラスト