日本海の荒波によって削られた断崖絶壁が約1kmにわたって続く、国の名勝および天然記念物に指定されている景勝地。
地質学的にも貴重な柱状節理は、世界的にも珍しい景観として知られている。
柱状節理と呼ばれる、柱状の割れ目が入った岩が積み重なってできた断崖は、高さ約25メートルにも達し、間近で見るとその迫力に圧倒される。
これは、約1200万年から1300万年前の火山活動によってできた凝灰岩が、長年の波の浸食によって削られた結果生まれたもの。
そばには、東尋坊タワーがあり、海抜100m、地上55mの高さから、東尋坊はもちろん、雄島、越前海岸、天候によっては白山連峰まで見渡せる大パノラマが魅力。

越前海岸で最大の島であり、「神の島」として古くから人々に崇められてきた神秘的な場所
約1200万年前の火山活動によって形成されたこの島は、独特の景観と豊かな自然、そして歴史と伝説が融合し、訪れる人々を魅了しています。越前加賀海岸国定公園の一部にも指定されている。

雄島（おしま）の絶景を最大限に活かした、他に類を見ないユニークな美術館
アートディレクター・アーティストの戸田正寿氏がプロデュースし、「最高の美」と考える自然、特に故郷である三国町の象徴ともいえる雄島をモチーフに、
時間と光の移ろいを感じられる空間を創り出している。
壁に設けられた大きな窓（4m×1.5m）がまるで額縁のように、雄島の風景を切り取り、一枚の絵画のように鑑賞できるように設計されている。
時間とともに変化する光や雲、海の表情が、刻々と変化する風景画として目の前に広がる。
晴れた日には、戸田氏が考案した「Seijuカット」と呼ばれる特殊なクリスタルに太陽の光が反射し、虹色の光が空間を照らし出す。
この虹は、時間帯や天候によって様々な表情を見せ、空間に幻想的な雰囲気を加える。
特に7月から9月にかけては、この虹の光がより強く現れるそう。

店主が世界中を旅して集めた珍しい民族楽器の数々に出会えるお店。
単に楽器を販売するだけでなく、それぞれの楽器が持つ歴史や文化、音色を通して、訪れる人の心を豊かにする、そんな魅力に溢れている。

景勝地である東尋坊にほど近く、越前加賀海岸国定公園内に位置する、自然豊かな環境に囲まれた水族館
「みて、ふれて、楽しく学べる」をコンセプトに、イルカショーやペンギンの散歩といったエンターテイメント性の高いイベントに加え、
サメやエイ、タコなどに触れることができる体験コーナーなど、五感を使って海の生き物たちと触れ合えるのが最大の魅力。
地味目の魚が多いが、魚との距離がゼロというふれあい体験が大人気。

「芝政ワールド」内に、2024年3月にオープンした「恐竜の森」は、国内最大級のスケールを誇る恐竜アトラクション
約26,000平方メートルもの広大な森の中に、60体以上もの恐竜たちが生息しており、
まるでジュラシックパークの世界に迷い込んだかのような体験ができる。
ティラノサウルスやトリケラトプスなど、おなじみの恐竜はもちろん、様々な種類の恐竜たちが、リアルな造形で再現されている。

現存する12天守の一つであり、その中でも特に古い様式を伝える貴重な城
天守の屋根を覆う石瓦や、急勾配の階段など、他のお城では見られない独特の特徴を持ち、訪れる人々を歴史ロマンの世界へと誘う。
丸岡城の天守は、江戸時代以前に建てられた天守が現代まで残る「現存天守」の一つ

短い手紙に込められた想いをテーマにしたユニークな博物館
徳川家康の家臣、本多作左衛門重次が陣中から妻に宛てたわずか40文字の手紙
「一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ」が、この館のテーマとなっている。
この短い手紙に込められた家族への愛情や心配りが、現代においても多くの人々の心を捉え、共感を呼んでいる。

子供たちが遊びを通して科学や宇宙の不思議を体験できる大型文化施設
宇宙飛行士の毛利衛氏が名誉館長を務めていることでも知られており、2016年10月には展示エリアがリニューアルオープンし、より魅力的な施設へと進化。
例えば、「力」のコーナーでは、滑り台を滑ることで重力や摩擦を体感したり、「宇宙」のコーナーでは、
宇宙服を着て記念撮影をしたりと、五感をフル活用して学ぶことができる。

寛政三年（1791年）創業という230年以上の歴史を持つ、全国でも数少ない一貫製造の提灯工房。
提灯自体は戦後から。その前は、雑貨屋さんだったという。
提灯は、三国祭や三国花火といった地元のイベントに欠かせない三国提灯を作り続けており、その伝統の技は今も職人たちによって受け継がれている。