至るところから湯けむりが立ち上る別府ならではの光景の中で、ひときわユニークなスイーツが味わえるお店です。

店主は、異色の経歴を持つ人物です。京都大学ナノテクノロジーハブ拠点で化学分野の研究開発および分析に携わっていたという元技術職員。
科学への深い知識と探求心を活かし、別府ならではの温泉の恵みを取り入れた、独創的なスイーツを生み出しています。
元々科学者であった店主のスイーツ作りは、実験室での精密な作業と分析に基づいています。
別府の温泉水や温泉熱といった地域特有の資源を、科学的な視点から捉え、その特性を最大限に活かす製法を研究。
温泉水に含まれるミネラルが生地に与える影響や、温泉熱を利用した低温調理による素材の旨味の引き出し方など、独自のアイデアが詰まっています。
スイーツの材料には、地元大分の豊かな食材がふんだんに使用されています。
新鮮なフルーツ、地元の牛乳や卵など、厳選された素材本来の味を活かすことを大切にしています。
科学的な知識を持つ店主ならではの、素材への深い理解と丁寧な仕事が、素材の持つポテンシャルを最大限に引き出します。

看板メニューの、店主が「湯けむりスコーン」と名付けたハワイアンスコーンは、定番のスコーンとは一線を画す、独自の魅力を持っています。
一般的なスコーンのパサパサとした食感とは異なり、生地に練り込まれたクリームチーズが生み出す、
しっとりとした食感で、口の中でほろりと崩れるような、優しい口当たりが特徴です。
さらに、バナナ、いちご、ブルーベリー、パイナップルなど、常時9種類ほどのフレーバーがあり、
季節のフルーツも取り入れられるため、いつ訪れても新しい味に出会えるのも魅力の一つです。