都会の喧騒から離れ、日本の原風景の中で心ゆくまでリフレッシュできる、まさに隠れ家のような一棟貸切の宿です。
オーナーである東條氏は、サラリーマン時代に「さとやま農学校」で自然農を学び、2019年にここ南房総市へ移住。長年放置されていた古民家を、地元の職人の手を借りながら、そして自らもDIYで手直しを加え、「おばあちゃんの家」をコンセプトに民泊として再生させました。
未完成を楽しみながら進化し続けるこの宿は、訪れる人々を温かく迎え入れ、まるで実家に帰ってきたかのような懐かしさを感じさせます。
魅力は、単なる宿泊に留まらない「里山体験」にあります。東條ナチュラルファームが手掛けるお米や大豆を使った味噌や醤油作り、季節ごとの野菜や果物の収穫体験など、豊かな自然と共生する暮らしを肌で感じることができます。
朝食は、地元産の米や卵、納豆、季節の野菜などが届けられ、宿泊者自身が調理するスタイルで、田舎の朝食の温かみと滋味深さを味わえます。
周辺には、美しい自然が広がり、アクアラインや高速道路を使えば都心から約1時間半というアクセスでありながら、緑豊かな里山と美しい海がすぐそばにあります。ただ泊まるだけでなく、その土地の暮らし、文化、そして人との触れ合いを通して、五感を満たす特別な体験を提供してくれる唯一無二の場所と言えるでしょう。