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静謐な時を刻み、訪れる人々の心に深く響く古刹です。
開山は仁治2年(1241年)と伝えられ、約800年もの長きにわたりこの地の歴史を見守り続けてきました。普門寺は単なる寺院に留まらず、数々の文化財と、東日本大震災からの復興を象徴する新たな祈りの形が共存する、他に類を見ない場所です。
普門寺の最大の魅力の一つは、境内に点在する歴史的価値の高い文化財の数々です。
中でも、文化6年(1809年)に建立された高さ12.5mの三重塔は、岩手県指定有形文化財に指定されており、その優美な姿は訪れる人々を魅了します。
この塔は、各層の軒に異なる意匠が凝らされており、陸前高田が発祥の地とされる名工「気仙大工(けせんざいく)」の繊細で優れた建築技術を今に伝えています。
天正19年(1591年)と慶応3年(1867年)の二度にわたる火災で多くの伽藍が焼失した中でも、三重塔は奇跡的に被害を免れたと伝えられており、その存在自体が歴史の重みと奇跡を物語っています。
また、本尊である木造伝聖観音坐像や、室町時代の作とされる絹本著色愛染明王画像も岩手県指定文化財であり、寺院が守り続けてきた信仰の歴史の深さを感じさせます。
これらの文化財は、永禄2年(1559年)に米ヶ崎城主の千葉宗綱が両親の追善供養のために寄進した木造伝聖観音坐像の墨書銘からも、当時の人々の信仰と、この寺院が果たしてきた役割の大きさがうかがえます。
普門寺は、歴史的建造物だけでなく、豊かな自然も魅力の一つです。境内には推定樹齢約300年、樹高約6mのサルスベリがあり、岩手県指定天然記念物に指定されています。
毎年8月頃には美しい紅色の花が満開になり、訪れる人々の目を楽しませます。
境内には震災で倒れた高田松原の松を使用した「親子地蔵」が安置され、犠牲者の鎮魂と復興への願いが込められています。
| 住所 | 〒029-2206 岩手県陸前高田市米崎町地竹沢181 |
|---|---|
| TEL | 0192-55-2034 |
岩手県陸前高田市。曹洞宗海岸山普門寺の公式ホームページ。三重塔をはじめ、多くの岩手県重要文化財を護る古刹。…

普門寺の観光情報 交通アクセス:(1)一関IC 車 80分 陸前高田IC 車 10分。普門寺周辺情報も充実しています。岩手の観光情報ならじゃらんnet 曹洞宗の古刹。ツツジの咲く頃は見事。三重塔、大仏像あり。奥州33観音29番札所。 被災松…