長瀞の自然と歴史に抱かれた老舗旅館「花のおもてなし 長生館」で、夏の風物詩となっているのが、「流しそうめん」です。
長生館は、国指定名勝「長瀞渓谷」と「岩畳」を眼下に望む絶好のロケーションに位置し、その全ての客室から100年変わらない雄大な景色を楽しめます。大正元年（1912年）に創業して以来、長瀞観光の歴史と共に歩んできたこの旅館は、日本の近代経済の父とも称される渋沢栄一が名付け親であり、昭和天皇・皇后両陛下や今上天皇・皇后両陛下もご宿泊されたという格式高い歴史を誇ります。
長生館の流しそうめんは、ただの食事ではありません。
奥秩父の山々から流れ出る澄みきった天然水を使用し、地元秩父の製麺所から取り寄せたこだわりの太麺を、手作りの竹レーンで流します。
美しい渓谷の景色を眺めながら、流れてくるそうめんをすくい上げる体験は、まるでアトラクションのよう。
夏の暑さを忘れさせてくれる清涼感と、つるりとしたのど越しが格別です