河北町児童動物園
子どもたちが動物たちと身近に触れ合える、地域に愛され続けている小さな動物園です。
この動物園は、山形県内で唯一の存在でありながら、入場料無料という太っ腹な運営も大きな特徴です。
河北町児童動物園の歴史は、昭和28年(1953年)に始まります。
元々は傷ついた野生の鳥獣を保護することから始まったという、動物たちへの深い愛情に根差した設立経緯は、まさにこの動物園の精神そのもの。
現在も山形県の「野生鳥獣救護所」に指定されており、命を慈しむ活動が続けられています。
70年以上の長きにわたり、地域住民はもとより、町外からも多くの人々が訪れる憩いの場として親しまれてきたこの場所は、2022年の新庁舎建設に合わせて、総事業費約2億1千万円を投じた大規模なリニューアルを敢行しました。
このうち約6,700万円がクラウドファンディングによって全国から寄せられた寄付で賄われたという事実は、この動物園がどれほど多くの人々に支えられ、愛されているかを物語っています。
リニューアルによって誕生した新施設「かほくまなび館ずーいく」は、河北弁の「だず~」と英語の「ZOO」をかけた親しみやすい名称が特徴。
ここでは、東北地方では唯一となる「オニオオハシ」や、愛らしい「ハリネズミ」といった新たな仲間たちが加わり、訪れる人々の目を楽しませています。
館内には、モルモットやウサギと触れ合えるふれあいコーナー、小さな子どもたちが安心して遊べるキッズスペース、授乳室、多目的トイレといった充実した設備が整えられ、誰もが快適に過ごせるバリアフリー設計が施されています。
砂利道だった園路はアスファルト舗装され、スロープやエレベーターも新設されるなど、細部にわたる配慮がなされています。
また、「ふれあい広場」では、ヒツジやヤギがのびのびと過ごし、エサやり体験を通じて間近で動物たちとの触れ合いを楽しむことができます。
さらに「365日24時間開園」しているのも特徴的で、
夜間も無料で動物たちを観察できる「よるのどうぶつえん」というユニークな体験は、昼間とは異なる動物たちの表情を見ることができると評判です。
- 入場料 無料
| 住所 | 〒999-3511 山形県西村山郡河北町谷地戊81 |
|---|---|
| TEL | 0237-73-5162 |
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行く前に!見どころ&口コミをチェック
河北町児童動物園は、山形県内唯一の小さな動物園です。「かほくまなび館ずーいく」内では東北唯一のオニオオハシやハリネズミ、屋外ではポニー・さる・うさぎ・クジャク・たぬきなど30種類以上の動物がいつでも無料でご覧いただけます✨…
