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かつて企業の社宅だった建物が、「人と人、人とまち、人と自然がつながる場所」として生まれ変わり、多くの人で賑わっています。
その中心にあるのが、カフェとコインランドリーを一体化した「喫茶ランドリー ホシノタニ団地」です。
暮らしの中の「家事」を、新しい交流や活動へと繋げる特別な”私設の公共空間”として、地域の人に愛されています。
昭和40年代に建てられた小田急電鉄の社宅を再生するプロジェクト「ホシノタニ団地」。
老朽化した団地の活かし方が問われる中、事業主の小田急電鉄と企画・設計監修を手がけたブルースタジオは、単なる住居の刷新にとどまらず、地域全体に開かれたコミュニティを創出することを目指しました。この先進的な取り組みは、2016年にグッドデザイン金賞を受賞するほど高く評価されています。
プロジェクトの核となる「人々の交流拠点」として、2018年10月31日にグランドオープンしたのが「喫茶ランドリー」です。オ
ーナーの田中元子氏が、コペンハーゲンのランドリー付きカフェで「多様な人々が同じ空間に自然に共存している」という衝撃を受けたことがきっかけでした。
そして、「特定の属性を持たない、誰もが自由でいられる空間」を追求した結果、このユニークな場所が生まれました。
店内には、カフェスペースと隣り合わせに、高性能な洗濯機や乾燥機、ミシンやアイロンまで備え付けられた「まちの家事室」が広がります。
洗濯機を回している間に、コーヒーを片手に読書をしたり、パソコンで仕事をしたり、友人とおしゃべりを楽しんだりできます。
家事という時間が、退屈な作業から、リラックスしたり、自分を見つめ直したり、誰かと繋がったりする豊かな時間へと変わるのです。それは団地の住民だけでなく、地域の人々、そして遠方から訪れる人々も等しく享受できる、新しいライフスタイルです。
「喫茶ランドリー」は、ただのカフェではなく、様々なイベントやワークショップの開催場所としても活用されています。地域に根ざしたコミュニティの拠点として、人と人との自然な交流を生み出す場所でありながら、決して交流を強制するようなことはありません。誰もが自由に自分の時間を過ごせる、心地よい距離感が保たれているのが最大の魅力です。
| 住所 | 神奈川県座間市入谷東3-59-3 ホシノタニ団地3号棟 1F |
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喫茶ランドリー ホシノタニ団地 - コーヒー、くつろぎ、ランドリー、家事、手作業 –
神奈川県座間駅前のホシノタニ団地1階にある「喫茶ランドリー★ホシノタニ団地」は、洗濯機・乾燥機、ミシンや・アイロンを備えた「まちの家事室」付き現代版喫茶店。コーヒー、紅茶、クラフトビールに、ケーキやカレーライスなどフードはすべて手作り。イベントや撮影ごとにも人気のレンタルスペースにもどうぞ。“どんなひとにも自由なくつろぎ”をお楽しみください。…