出川哲朗の充電させてもらえませんか? 2025/12/13放送
絶景!奥京都の旅
私市円山古墳
京都府綾部市にたたずむ私市円山古墳は、古墳時代中期に築かれた、壮大な歴史を感じる場所です。地元の人々に親しまれている**私市円山古墳公園**として整備され、京都府内では最大規模を誇る円墳として知られています。今からおよそ1,500年から1,600年前、5世紀中頃に、由良川の中流域を治めていた強力な王の墓として造られたものと考えられています。小高い丘陵の上に築かれているため、麓の平野部からもその威容を仰ぎ見ることができ、当時の権力の大きさを想像させてくれます。
この私市円山古墳には、近代になってからの大変珍しいエピソードがあります。長年忘れ去られていた古墳の存在が明らかになったのは、1987年(昭和62年)から1988年(昭和63年)にかけて行われた舞鶴若狭自動車道の建設に伴う事前調査がきっかけでした。この貴重な遺跡を保存するため、高速道路のルートを変更するのではなく、なんと墳丘の直下を避けてトンネルを掘るという、大規模な工法変更が行われました。その結果、古墳は壊されることなく元の姿に近い形に復元整備され、現在は国の史跡として大切に守られています。高速道路の上に古代の王の墓がそのまま残されているという、全国的にも稀な光景は、訪れる人の心を捉えて離しません。
古墳の形は円形をしていますが、直径がおよそ70メートルから71メートルもあり、埋葬の祭礼を行うための「造り出し」と呼ばれる部分を含めると、全長は約80メートルから81メートルにも達する巨大さです。墳丘は三段に築かれており、斜面には由良川の河原から運んだ約6万個もの河原石「葺石」が敷き詰められていました。築造当時は、太陽の光を受けて墳丘が輝いて見えたことでしょう。また、一段目と二段目の平坦な場所には、約1,000体にもおよぶ円筒形の埴輪が巡らされ、当時の姿が再現されています。
墳丘の頂上からは、由良川がゆったりと流れる広々とした田園風景を一望でき、被葬者とされる王がかつて眺めていたであろう景色に思いを馳せることができます。墳頂には三つの埋葬施設が確認されており、豪華な副葬品が見つかりました。特に、帯金式甲冑や鉄刀などの武具、鏡、玉類とともに、当時としては非常に貴重な金銅を張った矢入れである胡簶(ころく)が出土したことで、この地の王が周辺地域と交易するほどの強い力を持っていたことがうかがえます。これらの出土品は、現在、車で10分ほどの場所にある綾部市資料館にて保管・展示されており、古墳と合わせて見学すれば、より深く古代のロマンを感じられます。**私市円山古墳公園**は無料で常時見学ができ、週末の夜には古墳が美しくライトアップされるなど、訪れる時間によって異なる表情を楽しむことができます。史跡の環境を保護しながら、歴史の息吹を感じる散策を楽しんでください。
| 住所 | 京都府綾部市私市町左古 |
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行く前に!見どころ&口コミをチェック
私市円山古墳公園 | 綾部市観光ガイドCopy link追加するサービスを今すぐ探す
私市円山古墳は大型の円墳で、墳丘の規模は全長で81m・高さ10mあり、京都府内では最大規模のものです。…
みたらし団子を味わう
高津駅「おおつき製菓舗」
JR山陰本線の高津駅から歩いて12分ほどの場所にあるおおつき製菓舗は、地元である京都丹波の綾部市で長きにわたり愛され続けている和菓子のお店です。昭和42年、1967年に綾部の豊里という地で創業してから、地元産の良質な食材を大切に使い、伝統的な製法でさまざまなお菓子を作り続けてきました。特に丹波栗や丹波黒豆、そして小豆といった丹波地方ならではの恵みをふんだんに取り入れ、素朴でやさしい味わいの和菓子を届けています。地元のスーパーマーケットなどにも和菓子を卸しており、地域に根差したお菓子屋さんとして、多くの人々に親しまれています。
おおつき製菓舗があるのは、小高い山に円山古墳がそびえる綾部の小里という場所です。この地は古代から悠久の歴史を刻んでおり、お店ではいにしえより受け継がれ、育まれてきた地域の食材に心から感謝し、郷土を代表する和菓子を大切に育ててきました。創業当時から変わらない伝統の味を守り続けている一方で、新しい発想を取り入れた創作和菓子にも積極的に取り組み、古き良きものと新しいものを融合させた「温故知新」のお菓子作りを続けています。一つひとつ職人さんが手塩にかけて作るお菓子は、時代が変わっても変わらない、ほっとするようなおいしさが詰まっています。
お店を代表する銘菓が、地元綾部の恵みをたっぷりと味わえるしらく焼です。このお菓子は、地元綾部の契約養鶏所から届く産みたての新鮮な卵と、地元農家で採れた蜂蜜を贅沢に使って、風味豊かでふわふわの生地を丁寧に焼き上げています。中の餡には、綾部産丹波大納言を100%使用しています。この大納言小豆を、大量生産せずに5kgずつ時間をかけてじっくりと炊き上げることで、粒がしっかり残り、奥深い丹波大納言の風味が口いっぱいに広がる贅沢な粒あんになります。定番の丹波大納言のほかにも、丹波黒豆、栗、杏子、クリームチーズの5種類が人気を集めています。
昔ながらの製法で作り続けられているどら焼きも、お店の変わらぬロングセラー商品です。綾部産丹波大納言小豆を使った餡が活きるように工夫されており、創業当時から守り続けている逸品として知られています。また、綾部市にゆかりの深い足利尊氏公の御紋を配した焼き菓子尊氏うぶゆの井も、お土産に人気の高いお菓子です。白餡に刻んだ栗を惜しみなく混ぜ込んで焼き上げており、素朴でやさしい味わいが特長です。このほかにも、饅頭や最中といった定番の和菓子から、季節の素材を使った大福、おはぎ、葛餅など、四季折々の和菓子が店頭に並び、訪れる人々の目を楽しませています。京都の夏の風物詩である水無月も、季節限定で登場する和菓子の一つです。和菓子の持つ豊かな風味と、地元の歴史や風土を感じられるおおつき製菓舗の和菓子をぜひお楽しみください。
- みたらし団子 120円
| 住所 | 京都府綾部市小貝町西田49 |
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| 電話 | 0773-47-0253 |
ホームページ
otsukiseika.com…
綾部市唯一のバラ園
綾部バラ園
京都府綾部市にある綾部バラ園は、市民の皆様の愛情と情熱で育まれた、手作りのあたたかいバラ園です。
市制施行60周年を記念し、2010年10月に、地域の都市交流拠点であるあやべグンゼスクエア内に開園しました。造成や苗木の植栽から、実に500名を越えるボランティアスタッフが力を合わせ、石並べや土壌づくりなども市民の手によって行われたという、大変珍しい成り立ちを持っています。現在も、綾部市を中心に福知山や舞鶴など、約170名のボランティアの方々によって、維持管理が続けられている、まさに「市民の宝」と呼べるスポットです。
この綾部バラ園の大きな特徴は、平和への願いが込められたシンボルアンネのバラが植えられていることです。『アンネの日記』の作者、アンネ・フランクのお父様であるオットー氏から日本へ贈られた苗木を、綾部に縁のある方が大切に根付かせ、株を増やしたという深い歴史があります。園内の中央にある世界連邦マークを囲むように、アンネのバラが植栽されていて、訪れる人々に平和と命の大切さを静かに伝えています。このバラは咲き進むにつれて花の色が変わっていくという性質があり、その移りゆく美しい色合いが、訪れる人々の心に深く響きます。
約2,000平方メートルの園内には、およそ170種1,200本のバラが咲き競い、春と秋の年2回、豪華な彩りと香りで人々を魅了します。バラが最も見頃となる5月下旬から6月中旬頃の「春のバラまつり」と、10月中旬から11月中旬頃の「秋のバラまつり」の期間中は、より多くの方がバラを楽しめるように開園しています。来園の際には、事前に公式情報で開花状況や「バラまつり」の開催日程を確認し、ベストなタイミングを狙うのがおすすめです。また、綾部バラ園は、入園が無料なのも嬉しいポイントです。
バラの観賞だけでなく、あやべグンゼスクエア全体を楽しむのもおすすめです。綾部バラ園は、「あやべ特産館」や「グンゼ博物苑」といった施設と一体になったエリアにあります。特に「グンゼ博物苑」は、絹織物で栄えた綾部の歴史と、創業から現在までのグンゼの歩みや最新技術を学べる産業技術史の資料館です。また、「あやべ特産館」では、綾部産の新鮮な野菜や特産品、工芸品などが販売されており、お土産探しにもぴったりです。綾部バラ園では、バラまつりの期間中にバラ苗の販売があるため、ご自宅でも美しいバラを育ててみたい方は、ぜひチェックしてみてください。JR綾部駅から徒歩約10分とアクセスも便利で、駐車場も完備されていますが、多くの方が訪れる時期は公共交通機関の利用や時間にゆとりを持っての訪問をおすすめします。ペットの入園はできませんので、その点もご注意ください。ボランティアの方々のあたたかな思いが咲かせた美しいバラを、どうぞ心ゆくまでお楽しみください。
| 住所 | 京都府綾部市青野町亀無 |
|---|---|
| 電話 | 0773-43-0811 |
ホームページ
www.ayabe-gunze-square.com…
行く前に!見どころ&口コミをチェック
綾部バラ園の観光情報 交通アクセス:(1)◆舞鶴若狭自動車道「綾部」ICから約5分◆JR山陰線「綾部」駅下車、北口から東へ徒歩10分。綾部バラ園周辺情報も充実しています。京都の観光情報ならじゃらんne……
ビーフカレーを堪能
和知駅「レイクサイドハウス虹」
京都府の中部に位置する南丹市美山町に、大野ダム湖の美しい水辺を眺めながらゆったりと過ごせる休憩スポット、それがレイクサイドハウス虹です。ここは、由良川上流に位置する南丹市立美山大野ダム公園の中にあり、公園を訪れる皆さんが一息つける憩いの場となっています。四季折々の自然の彩りが湖面に映る大野ダム湖は、その美しさから「ダム湖百選」にも選ばれていて、別名「虹の湖」とも呼ばれています。レイクサイドハウス虹は、この絶景を室内やテラス席から満喫できるよう大きな窓がしつらえてあるのが特徴です。
このレイクサイドハウス虹の最大の特徴は、全国各地から集められたご当地のインスタントラーメンを販売し、その場で調理して提供している点です。北は北海道から南は九州まで、旅先でしか出会えないような珍しい銘柄のラーメンがずらりと並んでいて、その中からお好きなものを選んで、ごはんも付いた地域限定ラーメンとして温かい一杯をいただけるのです。これは、ドライブやサイクリング、公園での散策で疲れた体を、手軽ながらもユニークな方法で癒やしてくれる、このお店ならではの特別なサービスです。訪れるたびに新しい味に出会える楽しさも、人気の秘密と言えるでしょう。
もちろん、軽食としてのコーヒーやジュースなどの飲み物も用意されていて、雄大な虹の湖を眺めながら静かなひとときを過ごせます。また、公園内で楽しむ遊びのひとつとして、パターゴルフ場が併設されていますが、レイクサイドハウス虹は、このゴルフ場やダム公園の総合案内としての役割も担っています。家族連れや仲間とのグループ利用に嬉しいカラオケルームも用意されていて、自然の中でのびのびとリフレッシュする多様な方法を提供しています。
レイクサイドハウス虹のある大野ダム公園は、京都府内で有数の桜と紅葉の名所としても知られており、春には地元の人々が大切に育てた約1000本もの桜が咲き誇り「さくら祭り」が、秋には500本を超える紅葉が山々を鮮やかに染める「もみじ祭り」が開催されます。この施設は、そうした季節のイベント時にも、多くの方々をおもてなしする中心的な役割を果たしています。湖畔には天然芝の広場や、木製の複合アスレチック遊具、ターザンロープなど、子どもたちが喜ぶ設備も充実していますので、ダムの壮大な景色を眺めながら、一日中楽しく過ごせます。JR和知駅から南丹市営バスでアクセスでき、自然の中で身も心もリフレッシュできる、とっておきの場所です。
- ビーフカレー 780円
| 住所 | 京都府南丹市美山町樫原中野山41-2 |
|---|---|
| 電話 | 0771-75-1900 |
生ゆば食べ比べ
「Beans cafe .miyama(ビーンズ カフェ ミヤマ)」
京都の豊かな自然が息づく南丹市美山町にたたずむ、古民家を改装した素敵なカフェです。Beans cafe .miyamaは、山々に囲まれたのどかな風景のなかで、ゆったりとした時間を過ごしてほしいという想いから、2022年4月27日にオープンしました。このお店は、全国の料亭や有名ホテルにゆばを卸している「株式会社京・美山ゆば ゆう豆」が運営しており、ゆばの製造工場や野菜づくりを体験できる貸し農園も併設した複合施設となっています。美山の魅力を食を通して伝えていきたい、子どもたちの食育にも役立てたいという、運営元の熱い願いが込められているお店です。昔ながらの古民家の良さを残した店内は、窓の外に広がる田園の景色を眺めながら、心安らぐひとときを過ごせます。
お店の大きな特徴は、なんといっても運営元である「ゆう豆」で製造した、新鮮で濃厚なゆばや豆乳をふんだんに使ったメニューが楽しめることです。自家製のゆばや豆乳に加えて、美山で育まれた有機野菜も積極的に取り入れており、地元の恵みをまるごと味わっていただけます。カフェに併設された工場を利用して、本格的なゆば作り体験(予約制)も行われており、出来立てのあたたかいゆばをその場でお召し上がりいただくこともできます。美山産の美味しい大豆から、ご自身の手でゆばを作れる特別な体験は、旅の思い出をより一層深いものにしてくれるでしょう。また、Beans cafe .miyamaでは、ただ食事をするだけでなく、美山の自然の中でスローライフを体感し、食への感謝を深める場所として多くの方に親しまれています。
ランチタイムに人気を集めているのは、自家製のゆばと地元産の食材を堪能できるビーンズランチセットです。セットには、ゆばと豆乳の旨味が溶け込んだ優しい味わいのスープや、季節によって内容が変わる月替わりのビーンズプレートが添えられています。なかでも美山産の平飼い卵を使用し、とろとろのゆばと合わせた名物のゆばめしは、訪れる多くのお客様から愛されている一品です。ゆばの豊かな風味と卵のまろやかさが絶妙に調和し、美山でしか味わえない格別な美味しさとなっています。
もちろん、食事だけでなくドリンクメニューも充実しています。コーヒー豆は、Beans cafe .miyamaオリジナルの「美山ブレンド」を使用しており、こだわりのエスプレッソマシーンで淹れる本格的な一杯は、濃厚なゆば料理にもぴったりです。また、美山牛乳を使った「ミルクラッテ」や、併設工場から直送された濃厚な豆乳を使った「ソイラッテ」も、牛乳や豆乳の自然な甘みが感じられる、お店自慢のドリンクです。さらに、ランチメニューには、ゆばを贅沢に使った湯葉うどんセットや湯葉丼セットもあり、美山の恵みをお腹いっぱい満喫していただけます。かやぶき屋根の里をはじめ、美しい日本の原風景が残る美山町を訪れた際には、地元の愛情が詰まったゆば料理と心温まるおもてなしを堪能しに、ぜひ足を運んでみてください。
- 生ゆば食べ比べ 500円
- ゆばティラミス650円
| 住所 | 京都府南丹市美山町又林道中10 |
|---|---|
| 電話 | 050-5593-9031 |
ホームページ
Beans Cafe 厳選されたコーヒーと美山産大豆を使ったスイーツ コーヒー豆には、Beans Caféオリジナルの「美山ブレンド」を使用。こだわりのエスプレッソマシーンでつくるLATTEや新生姜を……
今晩のお宿 松茸も味わえる!
美山町自然文化村 河鹿荘
京都府美山町の豊かな自然に囲まれた場所にある、宿泊と食事が楽しめる総合観光施設が美山町自然文化村 河鹿荘です。清流・由良川のほとりに佇み、春は山菜、夏は清流の鮎、秋は紅葉、冬は雪景色と、四季折々の美しい里山の景色を満喫できる拠点として親しまれています。この施設は、旧美山町が都市と農山村の交流を深めるために、平成元年(1989年)に開設したもので、宿泊棟のほかにもキャンプ場やグラウンド、レストランなどを備えています。美山町産の杉材をふんだんに使ったログハウス調の本館は、あたたかな木のぬくもりを感じられる空間で、特に吹き抜けのロビーは開放感があり、冬になると暖炉に火が入り、訪れる人を優しい雰囲気で迎えてくれます。また、露天風呂付きの大浴場があり、旅の疲れをゆっくり癒やすことができます。
河鹿荘ならではの特徴は、施設の規模や立地を活かした体験プログラムと、地元食材への深いこだわりです。周辺には「かやぶきの里」のような人気観光地があり、ウォーキングやサイクリングで訪れる拠点としても便利です。さらに、由良川の源流に近い京都大学芦生研究林内で開催される「芦生の森ネイチャーガイドトレッキング」など、美山の秘境ともいえる自然を安全に体験できるプログラムを実施しています。冬には雪景色を楽しむためのスノーシュートレッキングや、地域の伝統的なイベントである「かやぶきの里雪灯廊」への送迎付きツアーなども企画されており、季節ごとに異なる美山の魅力を発見できる場所です。
レストラン河鹿荘では、地産地消にこだわり、美山産の新鮮で味わい深い食材を使ったお料理をいただけます。地元で平飼いにより十六週間以上かけてじっくり育てられたブランド地鶏の「京地どり」は、脂肪が少なく旨味と歯ごたえが特徴で、人気のメニューには京地どり唐揚げ御膳があります。また、熟練の猟師さんが仕入れた美山産の鹿肉や猪肉といった「和のジビエ」も名物です。低脂肪で高タンパク、高鉄分という、女性にも嬉しいジビエ肉を、手軽に美味しく味わえるチーズin鹿ハンバーグ定食も大変評判を集めています。
その他の美山らしいお料理として、鹿肉をすき焼き風に甘辛く煮込んだ鹿すき焼き丼や、鹿肉のローストとくわ焼きがセットになった美山鹿カツ御膳など、鹿肉を気軽に楽しめる定食や丼物が豊富にそろいます。猪肉を使った滋味深いぼたん味噌煮込みうどんは、寒い季節に身も心も温まる一品です。また、川のほとりにあるため、夏の清流で育った鮎を使った季節限定の「鮎会席」も人気で、美山の旬の味を存分にご堪能いただけます。レストランで使用するご飯は、自社生産の美山産コシヒカリを100パーセント使っていて、平飼い卵も黄身の色が濃く濃厚な味わいで、食材ひとつひとつに美山の恵みを感じられます。
- 松茸御膳 4500円
- 素泊まり(1名利用) 9350円~
| 住所 | 京都府南丹市美山町中下向56 |
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| 電話 | 0771-77-0014 |
ホームページ
美山町自然文化村河鹿荘は京都北部「かやぶきの里」など伝統文化が残る美山町の観光複合施設です。 宿泊・キャンプ場・レストラン・石窯ピザ屋があり、芦生の森トレッキングツアーやイベントも楽しめます。…
行く前に!見どころ&口コミをチェック
美山町自然文化村 河鹿荘の宿泊・予約情報・2名税込19800円~。日本の原風景との出会いの宿/じゃらんならお得な期間限定プランや直前割引情報が満載。当日/直前のオンライン予約もOK。美山町自然文化村 ……
美山かやぶきの里
京都の奥座敷と呼ばれる南丹市美山町にある美山かやぶきの里・北村は、まるで時が止まったような日本の原風景を残す静かな山村集落です。中世には丹波国に属し、古くから林業を主産業としながらも、若狭と京都を結ぶ「鯖街道」の一つとして旅人が行き交う要衝でもありました。集落に現存する茅葺き屋根の家屋の多くは江戸時代中期から末期にかけて建てられたもので、一番古いものは約230年前の歴史を刻んでいます。また、この集落の家屋の戸数は江戸時代からほとんど変わっていないと言われており、自給自足で生活できる最低限の戸数が脈々と受け継がれてきました。この貴重な歴史的景観が評価され、1993年(平成5年)には集落全体が国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。
美山かやぶきの里・北村は、約50戸の集落のうち39棟もの家屋が茅葺き屋根で覆われている、国内でも大変珍しい集落です。美山に残る茅葺き民家は、雪の重みに耐えるための急な勾配や、丈の高い入母屋造の屋根に、神社の千木を思わせる飾りを持つ「北山型民家」という独自の建築様式が特徴です。この集落の美しい景観が今日まで保たれてきた背景には、住民の方々の長年にわたる並々ならぬ努力があります。住民の方々が出資して「有限会社かやぶきの里」を設立し、歴史的景観の保存と、そこに住む人々の生活との両立を図るための組織的な活動を続けていらっしゃいます。数十年ごとに行われる屋根の葺き替えには多大な労力と費用がかかりますが、日本の伝統文化を守り抜こうという熱意が、この美しい風景を支えているのです。
集落をゆっくりと散策すると、茅葺き屋根と周辺の田んぼや山々が見事に調和した、のどかな風景に心が癒やされます。一年を通して四季折々の表情を見せる自然も魅力の一つで、特に青々とした夏の緑、秋の深紅に染まる紅葉、そして雪に覆われる冬景色は格別です。美山かやぶきの里・北村を訪れる際には、ぜひ美山民俗資料館へお立ち寄りください。資料館は茅葺き屋根の古民家を利用しており、約200年前から実際に使われていた農具や生活用品などが展示され、昔の山村での暮らしぶりを身近に感じることができます。また、集落内には、地元産のそば粉を使ったお食事が楽しめるお食事処きたむらや、お土産物や軽食などが並ぶかやの里といった施設もあります。
美山かやぶきの里・北村は観光地であると同時に、今も人々の暮らしが息づいている生活の場ですので、ご来訪の際には、静かに散策するなど観光マナーを大切にしていただき、地元の方々の生活の邪魔にならないよう、ご配慮をお願いいたします。集落を流れる由良川と、それに沿うように建つ茅葺き民家の景色は、日本の里山が持つ美しさを教えてくれます。特に秋には集落の外れにある知井八幡宮の周辺が紅葉で彩られ、茅葺き屋根と見事なコントラストを描き出します。日本の伝統的な建築と文化、そして自然が一体となったこの場所で、日々の忙しさを忘れて、ゆったりとしたひとときをお過ごしください。ごみは必ずお持ち帰りになり、美しい景観の維持にご協力をお願いいたします。
| 住所 | 京都府南丹市美山町北下牧 |
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| 電話 | 0771-77-0660 |
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kayabukinosato.jp…
京都オカルト遊園地
京都府の里山に、新感覚の恐怖体験と懐かしさが融合したテーマパーク、京都オカルト遊園地があります。
ここは、かつて地域の子供たちの声が響いた旧五ヶ荘小学校の廃校跡地を舞台に、「怖い×おもろい×エモい!」をスローガンとして2025年7月19日にオープンしました。
本物の廃校を利用しているため、昭和レトロの懐かしい校舎の雰囲気がそのまま活かされており、そのリアルな空間が恐怖体験を一層引き立てます。
運営は「ホラーの総合商社・京都オカルト商会」が手がけており、ホラー要素だけでなく、ユーモアやノスタルジーを感じられる工夫が施され、子供から大人まで幅広い世代が楽しめるように設計されています。
このテーマパークの最大の特徴は、廃校というリアルな舞台設定を最大限に活かしたアトラクションの数々です。
ウォークスルー型お化け屋敷のよしおちゃんとかくれんぼでは、参加者が転校生として昭和の田舎の小学校にやってきたよしおちゃんの行方を追いかけるというストーリーが展開します。
校舎の静寂の中、かくれんぼをしていた少女を探し回るミッションは、恐怖と共にどこか懐かしいノスタルジーを感じさせてくれます。
また、制限時間内に謎を解きながら脱出を目指すホラー脱出ゲーム、理科室のやばいやつもスリル満点です。
暗い理科室で与えられた謎を解き、死体のパーツを集めて人体模型を復活させるという、緊張感あふれるシナリオに挑戦できます。
夜の旧校舎を探検する特別なイベントも開催され、さらなる恐怖体験を求める人に人気です。
夏休み期間中の金曜日と土曜日には、夜の肝試しイベントが実施され、ランタンの灯だけを頼りに真っ暗な廃校内を散策するという、リアルな環境での肝試しが楽しめます。
また、新しい体験ができるアトラクションとして、謎を解いて神社から脱出する異世界神社2.0や、次々とロッカーの鍵を開けていく開けたらアカンロッカー、そして真っ暗な迷路を進む闇の異次元教室など、タイプの異なる多様なホラーコンテンツが用意されています。
恐怖体験の合間には、休憩できるスペースも用意されているので安心です。
都市伝説をモチーフにしたカフェ八尺様が夏休み限定でオープンし、ユニークなメニューを提供しています。
ホラーが苦手な方への配慮として、「怖くないトイレ」も用意されているため、どなたでも安心して訪れることができます。
京都オカルト遊園地は、JR京都駅から公共交通機関を利用してアクセスしやすい場所にあり、車での来場者向けには無料駐車場も完備されています。
周辺には、美山かやぶきの里やスプリングスひよしといった観光スポットもあり、一日では遊び尽くせないほど魅力が詰まった南丹エリアの新しいお出かけスポットです。
懐かしい校舎で、友達や家族と「怖い、おもろい、エモい!」が詰まった特別な夏の思い出を作ってみてはいかがでしょうか。
| 住所 | 京都府南丹市日吉町四ツ谷柏木14 旧五ヶ荘小学校 |
|---|---|
| 電話 | 070-3850-3020 |
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京都オカルト遊園地 | よしおちゃんとかくれんぼ | Japan, 京都府南丹市
京都オカルト遊園地:よしおちゃんとかくれんぼ:京都府南丹市:リアル廃校が恐怖のテーマパークに大変身。“怖い×おもろい×エモい!”がスローガン!昭和レトロの懐かしい校舎が残る廃校を使ったウォークスルー型お化け屋敷やホラー脱出ゲーム。夏休み期間中の金・土曜日には夜のマジ怖肝試しイベントも開催。…
特盛海鮮とそばのセットを堪能
園部駅「吉勝」
京都府南丹市のJR園部駅近く、古い町並みが残る宮町に、長年地元の方に愛されてきた歴史を持つ町家割烹 吉勝があります。初代の吉田勝次郎氏が昭和3年に鮮魚店として創業したのがお店の始まりです。代々受け継がれてきた魚を見抜く確かな目利きと、新鮮な素材を活かす技が、このお店の料理の土台となっています。二代目はこの確かな鮮魚の仕入れを背景に、高級鮮魚や仕出し料理へと業態を広げました。その後、現在の三代目が京都の祇園にある有名料理店で本格的な懐石料理の技術を深く学び、その技を地元園部へ持ち帰り、京懐石 吉勝として継承したのです。伝統的な町家を改装し、リニューアルを経て、現在の上品で洗練された町家割烹 吉勝として、訪れる人々をもてなしています。
吉勝の大きな特徴は、その歴史と佇まいにあります。古くからの街並みが残る宮町通りに位置し、風情ある町家を改装した建物は、訪れるだけで心が安らぐ落ち着いた雰囲気を持っています。店内には美しい日本庭園も備えられており、席によってはその景色を眺めながら食事を楽しめます。料理はすべて「美味しい」の追求をテーマに掲げ、三代目が培った京懐石の繊細な技術と、鮮魚店時代から受け継ぐ素材へのこだわりが融合しています。料理の味はもちろんのこと、料理を盛り付ける器や、部屋のしつらえにも心を配り、目でも舌でも四季の移ろいを深く感じられるように工夫されている点も、魅力の一つです。別館として吉勝庵も構え、より特別で落ち着いた空間で京懐石の味を堪能できるように配慮されています。
昼の時間帯には、気軽に楽しめるカウンター席やテーブル席向けのお料理も用意されています。例えば、お店の味を凝縮したグルメランチは、様々なお料理を少しずつ味わえる人気のメニューです。また、天ぷらや、ミニ海鮮丼、ミニうな丼と蕎麦がセットになったお料理もあり、少し軽めのランチを楽しみたい方にも親しまれています。特に天ぷら・蕎麦セットは、揚げたての天ぷらと上品な味わいの蕎麦が同時に楽しめると好評です。夜の営業は完全予約制となっており、手間を惜しまず作られた本格的な懐石料理のコースが提供されています。特別な日のお食事や大切な方との会食にふさわしい、季節感あふれるお料理をじっくりと味わえます。
数あるメニューの中でも、吉勝の歴史とこだわりを感じられる品がいくつかあります。昼のお座敷で予約していただく料理の一つ、松花堂弁当は、京懐石の技術を盛り込んだ色鮮やかなお料理が四つに区切られたお弁当箱に詰められ、目にも華やかな一品です。また、ミニ懐石も、懐石料理の要素を凝縮した贅沢な構成で人気を集めています。そして、創業が鮮魚店である吉勝ならではの名代メニューとして知られるのが特盛海鮮丼です。その日の朝に仕入れた新鮮で質の良い旬の海鮮を惜しみなく盛り込んでおり、鮮魚店から始まったお店の確かな目利きを感じていただける逸品です。お蕎麦をプラスしていただくこともでき、多彩なメニューの中から気分や用途に合わせて選べるのがうれしいところです。
- 特盛海鮮丼+蕎麦付き 2800円
| 住所 | 京都府南丹市園部町宮町60 |
|---|---|
| 電話 | 0771-62-0232 |
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カツカレー
西大路駅「西大路9curry byかまん」
JR西大路駅から南口を出て歩いて6分ほどの場所にある西大路9curry byかまんは、夜に営業する人気の居酒屋「鯛だしおでんとお酒 かまん」が、週に3日のお昼だけ看板を変えて開く、特別なトンカツカレーの専門店です。通常は木のぬくもりが心地よいアットホームな居酒屋として、地元の方々に親しまれていますが、水曜日から金曜日のランチタイム(11時30分から14時)限定で、カレーの香りが漂う空間へと姿を変えます。お店を訪れる際は、この営業日と時間を確認しておくと安心です。
このお店の最大の特徴は、夜の居酒屋としてのこだわりが、そのまま昼のカレーに活かされている点です。コンセプトとして「トンカツのためのカレー!」を掲げており、揚げたてのカツと、そのカツに負けない深い味わいのルーの組み合わせに並々ならぬ情熱を注いでいます。ルーは、コリアンダーやクローブホールなどさまざまなスパイスを使いながらも、数多くの野菜をじっくりと煮込むことで、どなたにも馴染みやすいまろやかなコクと、奥深い旨みを両立させているのが魅力です。口の中に広がるスパイスの風味と、素材の優しい甘さが絶妙なバランスで溶け合っています。
専門店として提供されるトンカツカレーは、そのコンセプトをまさに体現した一皿です。カレーの味に合うように選び抜かれたカツは、サクサクとした食感の衣と、良質な脂の旨みが詰まっており、濃厚なカレーソースと絡み合っても、その存在感がしっかりと感じられます。ルーとご飯とカツが三位一体となり、最後まで飽きさせない美味しさです。
夜の居酒屋「かまん」の暖簾をくぐれば、お店の味のルーツとも言える多彩な名物料理に出会えます。まず味わっていただきたいのが、看板メニューの鯛だしおでんです。丁寧に引かれた鯛の出汁で煮込まれたおでんは、上品な旨みが染みわたる優しい味わいで、年中を通して提供されている自慢の一品です。また、ホッと落ち着く美味しさが嬉しい手作りのおばんざい各種も人気で、仕事帰りの一杯や、ちょっとしたお食事にもぴったりです。〆の食事には、居酒屋メニューとしてラインナップされている牛すじカレーも用意されており、これが昼のカレーにも通じるルーツを想像させてくれます。さらに、特別な日や宴会などには、自慢のおでん出汁を贅沢に使った鯛しゃぶ鍋セットもおすすめです。昼はガッツリとカレーを、夜は心温まる出汁料理を楽しむことができる、西大路駅エリアの魅力あふれるお店です。
- 豚カツカレー(おばんざいサラダ付き) 1200円
- 豚カツ定食 1300円
| 住所 | 京都府京都市南区吉祥院九条町23 |
|---|---|
| 電話 | 075-693-7015 |
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ゴール
東寺
真言宗の総本山として知られる東寺は、正式には教王護国寺という、京都の歴史を語る上で欠かせないお寺です。
平安京の造営に伴って、都の南の玄関口、羅城門の東西に建てられた官立寺院のひとつとして、796年(延暦15年)に創建されました。当時、都を守るためのお寺として役割を担っていましたが、823年(弘仁14年)に嵯峨天皇より弘法大師空海に託されてからは、日本で初めての真言密教の道場となった特別な場所です。創建からおよそ1200年の時を経て、今なお平安京の面影を残す唯一の遺構として、1994年(平成6年)には「古都京都の文化財」として世界文化遺産に登録されました。京都の街を見守るようにそびえ立つ伽藍は、訪れる人々に静かな威厳を感じさせてくれます。
東寺といえば、やはり京都のランドマークとしても親しまれている五重塔が一番の特徴です。高さ約55メートルを誇るこの塔は、木造の建築物としては日本一の高さを誇り、新幹線からもその美しい姿を見ることができます。雷などによって四度焼失しているものの、そのたびに多くの人々の尽力により再建され、現在の塔は1644年(寛永21年)に徳川家光の寄進で建てられた五代目にあたります。塔の内部は通常非公開ですが、弘法大師空海が唐から持ち帰ったとされる仏舎利が納められており、心柱が大日如来に見立てられるなど、極彩色に彩られた密教の世界が広がっていると伝えられています。弘法大師空海は、この五重塔の大工事を自ら進めるために朝廷に協力を願う文書を提出するなど、その創建に大変な情熱を注いだというエピソードも残っています。
東寺の信仰の中心であり、最大の見どころとなっているのが、講堂に安置されている仏像群です。弘法大師空海が真言密教の教えを人々に視覚的に伝えるため、曼荼羅の世界を立体で表現しようと構想したもので、大日如来を中心とする五智如来や五大明王、五菩薩など、21体の仏像で構成される「立体曼荼羅」は、圧巻の一言です。空海は講堂の造営に最も力を注いだと言われていますが、その完成を見ることなく亡くなったため、弟子たちによって完成されました。この仏像群は、現存する密教彫刻としては最も古いものの一つとしても大変貴重です。
立体曼荼羅が安置されている講堂の南側には、壮麗な金堂が建ち、こちらは桃山時代に豊臣秀頼が再建した国宝の建物です。内部には、人々の安寧を願う本尊の薬師如来坐像と、脇侍の日光菩薩・月光菩薩が安置され、堂々としたお姿に静かに手を合わせる人も多くいらっしゃいます。また、境内には弘法大師空海が住居とされた御影堂(大師堂)があり、今もなお、弘法大師がいらした当時と同じように毎日朝食と昼食が供えられているという信仰の深さが感じられる場所です。さらに、東寺では毎月21日の弘法大師の月命日に、親しみを込めて「弘法さん」と呼ばれる縁日が開かれています。この日は、境内や周辺に多くの露店が立ち並び、賑やかな活気に包まれ、古くから庶民の信仰を集めてきたお寺ならではの光景を楽しむことができます。東寺の境内は基本的に無料で参拝できますが、金堂や講堂、観智院などは拝観料が必要となるため、訪れる際は公式ウェブサイトなどで拝観時間や料金、特別公開の情報をご確認ください。また、毎月21日の弘法市の日は駐車場が使えないなど、混雑が予想されますので、公共交通機関の利用がおすすめです。京都の歴史と文化、そして真言密教の教えが凝縮された東寺は、一日かけてじっくりと巡りたい奥深い魅力にあふれた場所です。
| 住所 | 京都府京都市南区九条町1 |
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| 電話 | 075-691-3325 |
ホームページ
真言宗総本山 東寺〔教王護国寺〕の公式サイトです。境内・歴史の紹介、特別公開のお知らせ。法要や拝観のご案内。…
