【#新美の巨人たち】京都嵐山ふたつの名庭園『曹源池庭園/大河内山荘庭園』2025/8/23放送

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曹源池庭園

臨済宗天龍寺派の大本山である天龍寺の中心的庭園です。
約700年前に夢窓疎石(むそうそせき)によって作庭され、国の史跡・特別名勝に指定されているだけでなく、1994年にはユネスコ世界文化遺産にも登録された、日本を代表する名庭園です。
「曹源池庭園」の歴史は、室町時代にまで遡ります。足利尊氏が、政敵であった後醍醐天皇の菩提を弔うために、夢窓疎石を開山(初代住職)として天龍寺を創建しました。
この庭園は、その天龍寺の景観の中心をなすもので、夢窓疎石の作庭当時の面影を今に伝えているとされています。
庭園は、池を中心とした「池泉回遊式庭園」の形式で、中心にある曹源池を巡りながら鑑賞する様式です。
この庭園の最大の特徴は、背後にそびえる嵐山と亀山**を借景として取り入れている点にあります。
借景とは、庭園の外部にある景色を背景として取り込み、庭園と一体化させる作庭技法のことです。
嵐山の雄大な自然を巧みに取り込むことで、庭園は広大なスケール感を持ち、鑑賞者はまるで自然の中に溶け込んでいるかのような感覚を覚えます。

曹源池の名称は、作庭の際に池の中から「曹源一滴」と記された石碑が見つかったことに由来すると伝えられています。
池の北側には、鯉が滝を登って龍になるという中国の故事「登龍門」になぞらえた「龍門瀑」の石組みがあり、これも庭園の大きな見どころの一つです。
この石組みは、夢窓疎石が考案したとも、中国から来た僧侶が造ったともいわれており、力強くも繊細な禅の思想が表現されています。

住所 〒616-8385 京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町68
TEL 075-881-1235

ホームページ

世界遺産|京都 嵯峨嵐山 臨済宗大本山 天龍寺 公式ホームページ

臨済宗大本山「天龍寺」の公式ホームページです。天龍寺の参拝・交通案内、境内・山内案内、行事案内などを掲載しています。天龍寺は京都屈指の観光地、嵯峨嵐山に建つ臨済宗の禅刹。曹源池庭園は、国の史跡・特別名勝第一号に指定され、1994年世界文化遺産に登録されてます。…

大河内山荘庭園

京都・嵐山の有名な竹林の道を抜けた先に、ひっそりと佇む壮大な庭園、それが「大河内山荘庭園」です。
日本の銀幕スターとして一世を風靡した俳優、大河内傳次郎(1898-1962)が、自らの手で30年もの歳月をかけて築き上げた別荘です。
彼は、一過性の芸術である映画に対し、永遠に変わることのない美を追求したいという想いを抱き、映画で得た収益のほとんどをこの庭園造営に費やしたと言われています。
約2万平方メートルにも及ぶ広大な敷地は、雄大な自然を巧みに取り入れた回遊式庭園となっており、その最大の特徴は、壮大な「借景」の美しさにあります。
庭園の東には大文字山を含む東山連峰、西には保津川と比叡山、そして北には百人一首で有名な小倉山を借景として取り込み、どの角度から眺めても絵画のような景色が広がります。
庭園内には四季折々の木々や草花が植えられ、春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色と、一年を通して異なる表情を見せてくれます。
特に紅葉の時期には、燃えるような赤や黄色に彩られた景色が、傳次郎が追い求めた「消えることのない美」を体現しているかのように、訪れる人々を圧倒します。

庭園内には、「大乗閣」や「持仏堂」「滴水庵」など、国の登録有形文化財に指定された複数の建物が点在しています。
これらの建物もまた、傳次郎が自ら設計に関わったとされ、寝殿造、書院造、数寄屋造といった伝統的な建築様式を融合させた、彼の美意識が感じられる独自の意匠が施されています。
特に、「大乗閣」は傳次郎が晩年を過ごした中心施設であり、庭園の景色を最も美しく眺められるように設計されています。

住所 〒616-8394 京都府京都市右京区嵯峨小倉山田淵山町8
TEL 075-872-2233

行く前に!見どころ&口コミをチェック

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大河内山荘庭園 | スポット一覧 | 京都府観光連盟公式サイト検索

百人一首で有名な小倉山の南面に、映画俳優大河内伝次郎(1898~1962)が、自ら一木一草にも丹精込めて創作した庭園である。庭園には数多くの松、桜、楓が興を添え、朝な夕な、七色に変化する比叡の峰々が望め、徒然草にゆかりの双ヶ丘に連なる洛西の風光が楽しめ、数多い京の庭園のなかでも屈指の名園といえる。また、大河内伝次郎の時代劇俳優としての活躍ぶりを写真やパネル等で解説する資料館も有る。この資料館を通して大河内伝次郎の生涯だけでなく、戦前から戦後間もなくにかけての日本映画の歴史も知ることができる。…

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