創業約70年近くになる地域の食堂です。
3代目の店主が作る「だし巻き玉子」や、和食・洋食の枠を超えた絶品料理が評判を呼び、今や県外はもとより海外からも客が訪れる超人気店へと進化を遂げました。
昼は家庭的な定食屋、夜は和食の腕が光る居酒屋として、老若男女の舌と心を満たし続けています。
「世界一のだし巻き玉子」を目指して開発したこの一品は、地元の新鮮な「黄輝卵」を4個も贅沢に使用し、出汁をたっぷり含ませてふっくらと焼き上げられます。
そのこだわりは並大抵のものではなく、だし巻き玉子を切り分けるための専用の包丁までオーダーメイドで作ってしまう徹底ぶりです。
刃の厚みを極限まで薄くすることで、切った際に断面から出汁が流れ出るのを防ぎ、たっぷりの出汁と美しい断面を両立させています。
口に入れた瞬間にジュワッと広がる出汁の風味と、文字通り「ふわふわ」な食感は、訪れる人のほとんどが注文するというのも納得の味わいです。